競艇の勝ち方と必勝法!これを押さえておけば回収率アップ!
競艇を楽しんでいる人のうち、「ただ単にレースを観戦するのが好きだ」という人はごく少数でしょう。
大部分の人たちは、自分たちでどの艇が上位になるのかを予想し、舟券を買って的中させる、「ギャンブル」として楽しんでいるのではないでしょうか。
ギャンブルとして楽しむのであれば、やはり1円でも多く勝ちたいと思うのが心情です。
本記事では、競艇で勝つためにおさえておきたい必勝法を解説します。
解説したことを心がけて舟券を買い続ければ、回収率アップにつながることでしょう。
勝ちたいなら3連単に限定する
舟券には「単勝」「複勝」をはじめいろいろな買い方がありますが、勝ちたいのであれば、「3連単」を中心に舟券を買い続けるのがおすすめです。
例えば「単勝」は6艇のうち、1着の艇を的中させれば当たりになるので、的中率は6分の1です。
数字だけを見れば的中させやすそうですし、運が良ければその場の勘だけで的中させることができます。
確かに初心者にはおすすめの買い方なのですが、単勝は当てやすい代わりにオッズがあまり高くありません。
5回的中させても1回外してしまうだけで、利益がなくなってしまうということも十分あります。
また、勘ばかり的中させてしまうと、いつまでたっても自分自身の「予想する力」というものが身に付きません。
長く競艇を楽しみ続けたいのであれば、いずれは自分で予想する力を身につけていく必要があります。
3連単は、1着から3着までを予想しなければいけないので、予想する実力がつかないうちはなかなか勝つことができないでしょう。
しかし、何度も3連単を買い続けることで、予想する実力は必ず身についていきます。
そして3連単は単勝とは比べ物にならないほどオッズが高いので、負けたレース数より勝ったレース数のほうが少なくても、買い方によっては十分利益を出せる買い方です。
買い目点数を厳選しよう
競艇で勝ち続けるためには、「買い目」を出来るだけ絞っていく必要があります。
どうしても的中させたいと考えて、気になる着順の舟券をすべて買ってしまう人もいますが、そういった買い方をすると、せっかく的中させても、投資したお金のほうが多い、いわゆる「トリガミ」になってしまいやすいです。
競艇では、すべてのレースで舟券を的中させる必要はありません。
それよりも負けるレースがあっても良いので、最終的に勝てるように考えて舟券を買うことが大切です。
理想は5点前後ですが、ここまで絞ることはべテランでもなかなか難しいので、10点前後を目標に買い目を絞っていきましょう。
たとえ的中させることができなくても、買い目を絞ることも予想の実力をアップさせるための立派な方法です。
買い目を具体的にどのように絞っていくかについては、出走表やデータなど、さまざまな情報を参考にする必要があります。
予想する際に4つの要素に注目!
予想をするときに、特に参考にしておきたいのが「選手の強さ」「モーターの気配」「コースの有利・不利」「展開」です。
この4つの情報を参考にして本命選手や実力選手を決めるようにすると、消去法で自然と買い目を絞っていくことができます。
本項目では4つの要素についてそれぞれ掘り下げて解説していきます。
選手の強さ
どのレースにおいても、ボートを操っている選手の実力がレースの着順を大きく左右することは間違いありません。
選手の実力は出走表に書いてあるデータのうち、「勝率」と「コース別成績」でチェックすることができます。
単純に勝率が高ければ高いほど、強い選手と考えて間違いありません。
しかし、出走表の勝率の欄にはさまざまな勝率が記載されています。
これだけあると、どこを中心に見ていけばよいのか初心者は迷ってしまいます。
結論をいってしまえば「最近勝率」にもっとも注目しておくことが選手の強さを推しはかる上で大切です。
最新勝率では、現在の選手の実力が分かるため、予想の際にはおおいに参考になるでしょう。
モーターの気配
選手の実力と同じくらい、レースの結果を大きく左右するのが「モーターの性能」です。
競艇は選手の実力だけでは、なかなか勝つことができない競技です。
モーターの性能や勝率を把握しておくことはレース予想に役立ちます。
各選手のモーターは抽選によって決められるので、実力は十分なのにモーターの性能があまりよくないため、思うようなレースができないということも多々あります。
モーターの調子は「出走表の「2連率」に注目しましょう。
2連率には、そのモーターが2着以内に入った確率が記載されており、これが40%以上であれば、高性能のモーターだと判断してよいです。
また、レース前におこなわれる「展示航走」では、実際のモーターの出足などがチェックできます。
ほかの艇より直線で伸びていたり、綺麗なターンができている艇は活躍が期待できます。
コースの有利・不利
コースの有利、不利はコース別の「1着率」で判断できます。
競艇場は全国に24ありますが、その全部の競艇場で、1コースの1着率がもっとも高くなっていて、平均すると55%程度が1コースの艇が1着となっています。
また、1号艇の1コース取得率は95%にもなるので、「1号艇=1コース」と考えておいて間違いありません。
したがって、よほどの例外でもない限りは、1号艇を軸にしつつ、舟券を予想するとよいでしょう。
展開
競艇における「展開」とは、スタートから第1ターンマークで、どのような攻防がおこなわれ、そしてどの艇が上位に入るのかを自分の頭の中でシミュレーションすることです。
「選手の実力」「モーターの気配」「コースの有利・不利」が予想できるようになると、自然と自分なりにレース展開が思い浮かぶようになるでしょう。
展開の予想によって、上位に食い込むだろうと判断したコースの艇を基本的には購入することになります。
競艇場ごとの特徴を把握しよう
1コースの1着率が高いのは、データからでもわかりますが、すべての競艇場が同じ1着率、というわけではありません。
競艇場は各競艇場ごとに水質やコースの構造などに大きな違いがあり、コースごとの1着率もレース場によって大きく異なります。
まだ3連単の舟券を買い始めて間もないのであれば、1コースの1着率が高い競艇場に絞って舟券を購入するとよいでしょう。
1コースの1着率が特に高いのが「大村競艇場」「徳山競艇場」「芦屋競艇場」の各競艇場で、これらの競艇場では、1コースの1着率が6割を超えているので、より1コースの艇を軸にしたときの的中率が高くなるといえるでしょう。
以下に主に勝率が高い競艇場と1着率をまとめました。
順位 | 開催場 | 勝率 |
1位 | 大村競艇場 | 68.2% |
2位 | 徳山競艇場 | 64.5% |
3位 | 芦屋競艇場 | 61.1% |
4位 | 津競艇場 | 57.9% |
5位 | 下関競艇場 | 57.6% |
逆に「戸田競艇場」「江戸川競艇場」「平和島競艇場」の各競艇場では、1コースの1着率が5割以下となっており、この3つの競艇場に限っては、1コースを軸にする予想が必ずしも有効とは言えません。
予想が難しいかわりに、穴が出やすい競艇場なので、大きく勝ちたいときにレースをチェックするとよいでしょう。
直前情報で風向きや強さを確認
レース直前の情報も、予想をする際にはとても大事です。
特に「風」はレース展開に大きく影響し、場合によってはそれまでの予想を大幅に変更しなければならないこともあります。
特に「追い風」と「向かい風」の風速は必ず確認しておきたいデータです。
それぞれの風が与える影響は競艇場ごとに多少は異なりますが、基本的には追い風、向い風ともにあまり強くない場合は1コースが有利です。
しかし、追い風2メートル以上になると、1コースの艇がターンの時に膨らみやすくなるので、2コースの艇が有利になります。
追い風、向かい風ともに2メートルを超える強風の場合は、「まくり」や「まくり差し」が決まりやすくなるので外側の艇も上位に絡むチャンスが出てきます。
オッズを見ながら買い目を決めよう
常に勝とうとすると、実はなかなか勝てないことが多いです。
競艇で勝ち続けるためには、常に勝つのではなく、オッズを確認しながらトータルで勝てるような買い目を考えて買うようにしましょう。
鉄板レースは確かに勝ちやすくはなりますが、その分1レースごとの配当金も少ないので、たくさん勝たなければ利益が出ません。
いっぽう、オッズが高いレースは当てにくいですが、1回の的中でその後数レース的中できなくても十分勝てるくらいの配当になることもあります。
鉄板レースばかりを買うのではなく、自分で展開がしっかり予想できた自信があるなら、荒れそうなレースにチャレンジしてみるのも、勝ち続けるためには必要です。
予想が難航するレースは買わない
競艇には、必ず毎レース舟券を買わなければいけない、というルールはありません。
なかなか思うように展開が想定できなかったり、どのレースの舟券を買ってもあまり利益が出ないという場合もあるでしょう。
予想が難航したり、勝てる見込みがないなと判断したときは、思い切って「舟券を一切買わない」という選択肢をとるのも、競艇を長く楽しむためには必要です。
無理に買わずに、勝てるというレースにだけお金を投資したほうが節約になりますし、最終的には勝ちやすいです。
競艇は余剰資金でおこなう
これは競艇に限らず、ギャンブル全般にいえることですが、ギャンブルのお金は毎日の生活費などから差し引いて残ったお金、つまり余剰資金でのみ実施するようにしましょう。
ギャンブルに投資するお金は、「それが全部なくなっても生活にまったく支障がないお金」でなければいけません。
ギャンブルにはまってしまうと、ついつい生活費にも手を出してしまったり、挙句の果てには消費者金融から借り入れをしてしまったりする人もいます。
しかし、そういったお金で賭け事をすると、心に余裕がないので的確な予想ができず、外してしまって余計に苦しくなることが多いです。
余剰資金がないときには、舟券を買わないでおきましょう。
まとめ
レースの予想に必要な情報は、たいてい「出走表」に記載されています。
選手の強さや、モーターの性能、コースごとの勝率などをもとに、レース展開を想定できれば、回収率は少しずつアップしていくことでしょう。
そして、予想が難しいとき、または資金がないときは舟券を買うことをやめるのも、勝つためには必要です。