競艇の2号艇の勝率と2号艇を中心とした予想方法について解説

競艇における2号艇の勝率と2号艇を中心とした予想方法について解説

競艇の予想をするうえで中心となるのは1号艇です。
1号艇は勝敗の分かれ目となる第1ターンマークを最初に周回できるため、ほかの艇よりも圧倒的に有利な状況でレースを進めることができます。

その隣の2号艇ももちろんインコースでのスタートとなるため有利ではありますが、1号艇と比べると予想の際にそこまで注目されません。
しかしながら、競艇で的中率を高めるには2号艇をどう取り扱うかが非常に重要となってきます。

本記事では1号艇のおまけとしてとらえられがちな2号艇に注目し、2号艇の勝率と2号艇を中心とした予想方法について解説していきます。

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競艇は1号艇の1着率が平均50パーセント以上と圧倒的に高い

競艇は1号艇の1着率が平均50パーセント以上と圧倒的に高い

競艇は1号艇の勝率がほかの艇よりも高いことは競艇ファンからすれば常識中の常識です。
2022年4月1日〜2023年3月31日までの全24競艇場における1号艇(1コース)1着率は約56パーセントとなっており、高い数値をマークしています。

これはこの年が特別高いというわけではなく、1年間の1号艇1着率を集計していくと大抵はこの数値に落ち着きます。
もちろん競艇場によってこの確率は上下するものの、少なくとも全レースの半分以上は1号艇が1着になるという計算です。

これだけ高い確率で1着になる1号艇を一切考慮せずに予想するというのは無謀としか言いようがありません。

競艇は1号艇の勝率が圧倒的に高い!その理由と1号艇が危険なレースを紹介!競艇は1号艇の勝率が圧倒的に高い!その理由と1号艇が危険なレースを紹介!

各競艇場1コース勝率と2コース勝率について

各競艇場1コース勝率と2コース勝率について

では、2号艇の1着率は1号艇と比べてどれくらいの差があるのでしょうか。
全24競艇場における1コース1着率と2コース1着率を表にまとめることにしました。

1コースはたいてい1号艇が死守するので1号艇と1コースはほぼイコールと思ってもらって間違いありませんが、2コースは2号艇以外の艇も進入することがあるので、今回の2号艇中心の記事においてはあまり参考にならないかもしれません。
とはいえ一応比較対象として見てもらえればと思います。

競艇場 1コース勝率(%) 2コース勝率(%)
桐生 51.6 13.0
戸田 45.3 14.0
江戸川 45.8 19.0
平和島 47.1 16.9
多摩川 51.5 15.9
浜名湖 54.3 15.0
蒲郡 54.0 12.3
常滑 57.8 10.3
59.0 14.7
三国 55.6 16.2
びわこ 56.3 14.9
住之江 60.1 13.6
尼崎 58.8 11.7
鳴門 49.1 16.5
丸亀 57.7 13.4
児島 56.7 14.4
宮島 58.5 12.9
徳山 63.5 14.7
下関 62.1 12.6
若松 57.3 13.4
芦屋 64.3 10.7
福岡 57.0 15.7
唐津 55.7 14.2
大村 64.4 12.6

2コースの1着率が高い競艇場ベスト3は、「江戸川競艇場」「平和島競艇場」「なると競艇場」という結果でした。
この3競艇場はいずれも1コースの1着率が平均をかなり下回っており、1コースが勝ちづらい分2コースの勝率が上昇していると考えられます。

とはいえ、1コースと2コースの勝率の差は一目瞭然で、全競艇場を通して30〜50パーセント近く違っています。
世間一般的には2コースを走る可能性が高い2号艇は1号艇の次に有利だといわれていますが、この数字を見ると2号艇の優位性はそこまで大きくないのではと感じるのではないでしょうか。

実際に3コースの1着率と2コースの1着率を比較してみるとその差はたった数パーセントであり、戸田競艇場など3コースの勝率のほうが2コースの勝率よりも高くなっている競艇場のあるほどです。

結論から言えば、「1コースは圧倒的に有利だが2コースと3コースはほとんど互角の条件だ」と思っておいたほうがよいでしょう。

2号艇の勝ちパターンは「差し」か「まくり」

2号艇の勝ちパターンは「差し」か「まくり」

1号艇の勝ち方はどの艇よりも真っ先にターンマークを周回、以降も先頭をキープしたまま走り抜ける「逃げ」一本です。

では2号艇の勝ちパターンはどういった決まり手になるのでしょうか。
2号艇が勝利した時の決まり手で最も多いのは「差し」です。

1号艇がターンをした際に生じたスペースに加速して割り込み、そのまま1号艇の内側をターンして抜き去って先頭を奪取、あとはそのままトップを死守するといった流れに持っていくがもっとも理想的な2号艇の走り方です。

もうひとつの勝ちパターンが「まくり」で、こちらは1号艇がうまくスタートできなかった場合によく出る決まり手となります。

1号艇がスタートをミスして2号艇がスタートした際に先行してそのまま最初に第1ターンマークに到達、1号艇よりも外側を周回してそのままゴールする、といった流れです。

「差し」になるか「まくり」になるかで2着の艇は大きく変わる

「差し」になるか「まくり」になるかで2着の艇は大きく変わる

もし予想をしていて2号艇が1着になるであろうと予想をした際には、差しとまくりどちらの決まり手になるかによって2着ないし3着に入る番号を変えなければなりません。

差しで決着すると予想した場合は、2号艇の後ろをそのまま1号艇が追走するので、1号艇も舟券に含めておいたほうが良いですが、まくりで決着すると予想したのであれば、元々1号艇は出遅れてしまうと予想しているということになるので、1号艇は思い切って舟券から外したほうがよいでしょう。

つまり、2号艇のまくりで決着すると予想したレースはそれなりに高配当が狙えるレースである、ということになります。

2号艇が1着になりやすいレースとは?

2号艇が1着になりやすいレースとは?

2号艇の勝ちパターンと、2号艇が勝つと予想した場合の基本的な舟券の買い方については理解してもらえたでしょうか。
ここからは実際に2号艇が1着になる可能性が高いレースとはどういったレースなのかについて検証していきます。

結論からいうと、2号艇が1着になりやすいレースとは、以下に説明する5つの特徴に該当するレースです。
もちろん競艇のレースは終わってみなければ分からないので、条件に該当するレースであっても1号艇が普通に勝利したり、ほかの艇が勝利することもあるでしょう。

これから紹介する5つのレースはあくまでも2号艇が勝つ可能性がほかのレースよりも高いだけなので、予想をする際はほかの艇についてもしっかりと確認するようにしてください。

1号艇の選手のクラスが他の艇の選手よりも低い

1号艇の選手がほかの艇の選手よりも低いクラスである場合は、2号艇が1着になる可能性が高いです。
例えば1号艇がB1級選手で2号艇がA1級選手だった場合は、スタートで1号艇選手が出遅れる可能性が高かったり、周回をミスして大きく回ってしまう可能性が高く、まくりや差しを決められるケースが多く出てくることでしょう。

1号艇選手の勝率が5点以下

上記条件と共通していますが、1号艇の選手の勝率についても注目したいところです。
勝率が低い選手は単純に実力的にほかの選手より劣っているため、有利な1号艇からのスタートだったとしても、そのアドバンテージをうまく生かすことができません。

スタートが遅れたり、ターンをうまく回れなかったりするでしょう。
特に勝率5点以下であれば1号艇における信頼性はほとんどありません。
場合によっては1号艇を完全に切ってしまっても良いくらいです。

2号艇にA1級の選手がいる

「1号艇の選手のクラスがほかの選手よりも低い」でも触れましたが、2号艇がA1級選手だった場合はやはり2号艇には注目しておきたいところです。

2号艇はハッキリ言って勝つことが難しく、テクニックや勝ちを瞬時に見極める勝負強さがなければなかなか勝つことができないものの、インコースを走りやすいことからほかのコースよりも1号艇を封じ込めやすいことは間違いありません。
技術力が高いA1級選手であれば難しい2号艇であってもしっかりと勝ちに結び付けることができます。

1号艇選手のモーターが悪い

1号艇のモーターにも注目したいところです。
モーターは「モーター勝率」や「モーター連対率」を見ることでその性能がある程度把握できますが、1号艇のモーターの性能がほかの艇よりも劣っていると、もっとも重要であるスタートで出遅れる可能性がかなり高くなります。

1号艇が出遅れるということは2号艇はまくりを決める絶好のチャンスでもあるため、2号艇が勝ちやすいレースだと判断してよいでしょう。

1号艇選手のターンが膨らんでいる

レース前に行われる「展示航走」は、時間があるのであれば必ずチェックするようにしましょう。
展示航走を見ることでスタートがうまくできているか、ターンがうまく回れているかをチェックできます。

展示航走を見ていて1号艇の選手がうまくターンできずに大きく膨らんでいるようであれば、2号艇で差しを決めやすいです。
これまでに紹介した条件に何かしら当てはまるのであれば、2号艇を1着に予想してみてもよいでしょう。

2号艇を舟券から外したほうがよい条件とは?

2号艇を舟券から外したほうがよい条件とは?

では、逆に2号艇を舟券から外したほうが良いのはどういったレースになるのでしょうか。
これに対しての回答はズバリ「3号艇が勝つと予想したレース」です。

特に3号艇の選手がまくり差しを決めることができるほど実力ある選手だと2号艇選手にとっては非常に厳しいレースになります。

3号艇がまくり差しを決めると、まくり差しをした際に発生した引き波の影響を直接受けることになり、スピードを大きく落としてしまいます。
その結果3号艇の後ろを追走することができずにほかの艇にも抜かれて惨敗する可能性が非常に高くなります。

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まとめ

2号艇は1号艇の隣を走ることができ、進入も現在は枠なり進入がほとんどであることから、2コースへの進入となる場合が多いです。

1号艇の次に有利なのが2号艇だと一般的には言われていますが、2コースの勝率は1コースの勝率を大きく下回っており、さらに3コースの勝率とほとんど差がありません。
したがって、2号艇の優位性はほとんどないと考えておいたほうがよいでしょう。

2号艇の勝ちパターンは「差し」か「まくり」なので、そのどちらかを決めることができるかを想定しつつ予想をすることになります。

そして、差しになった時とまくりになった時で2着ないし3着に入る艇が変わってくるので、それも含めて買い目を決めていかなければなりません。
2号艇が勝ちやすい条件は、以下5つです。

2号艇が勝ちやすい条件
・1号艇の選手がほかの艇よりも下のクラスの時
・1号艇選手の勝率が5点以下
・2号艇がA1級選手
・1号艇のモーターがほかのモーターよりも悪い
・展示航走の際、1号艇のターンが大きく膨らんでいる

どれかに当てはまるか、または複数当てはまるのであれば2号艇1着で予想をしてみてもよいでしょう。
一方で3号艇の選手がまくり差しを決めることができる実力者だった場合、2号艇は惨敗する可能性が高いので買い目からは外しておいたほうが無難です。