競艇のグレードレースとは?5つのグレードについて詳しく解説

競艇のグレードレースとは?5つのグレードについて詳しく解説

競馬をほとんど知らない人も、「日本ダービー」「有馬記念」というレース名くらいは聞いた事があるのではないでしょうか。

日本ダービーも有馬記念も「G1レース」と呼ばれている日本競馬では最高峰のレースとなっていて、有名な競走馬が出走すると通常のニュース番組でも取り上げられるほど注目度は高くなります。

競艇にも同じようにG1レースが存在し、開催するレース場は大きな盛り上がりを見せます。
本記事では競艇のグレードレースについて詳しく解説していきます。

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競艇のレースはグレード制になっている!

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競艇のレースは「グレード制」という方式が採用されているというのは、ファンからすると常識中の常識ですが、実はグレード制が正式に採用されたのは1988年と、実は割と最近の事です。

グレードがアップすれば賞金もアップする!

グレードがアップすれば賞金もアップする!

競艇選手にとってグレードが上のレースにたくさん出るというのは大きなメリットがあります。
なんといってもグレードが上がれば上がるほど得られる賞金がアップするというのが最大のメリットでしょう。

賞金は優勝賞金だけではなく、2着以下の選手がもらえるお金もグレードが上がるのと比例して上がっていくので、グレードの高いレースに沢山出走するだけで年収は見違えるほど上昇していきます。

最も下位ランクである一般戦について

最も下位ランクである一般戦について

グレード制のレースのうち、もっとも下位ランクとなるのが一般戦です。
一般戦は誰でも出走できるレースとなっていて、開催期間は4日間から7日間とレースごとに異なっています。

また開催期間が3日間の超短期決戦レースがあったり、若手選手しか出走できない「ルーキーシリーズ」など様々なレース形態があるのが一般戦の大きな特徴と言えるでしょう。

ゴールデンウィーク・お盆・年末年始の一般戦では地元のトップレーサーが出場するため非常に盛り上がります。
地元トップレーサーは当然実力的には抜きん出ているので、そのレースでは本命候補となるケースがほとんどです。

ちなみにフライング休み明けの復帰1戦目は必ず一般戦となります。
SGレース常連選手のフライング休み明けは軸を選定しやすいので狙い目と言えるでしょう。

G3以上のレースは「出走条件」がある

G3以上のレースは「出走条件」がある

一般戦は「ルーキーシリーズ」や女性レーサー限定の「レディースシリーズ」「ヴィーナスシリーズ」など一部レースを除けば出走条件はありません。
スケジュールさえ合えばどのクラスの選手も出場する事ができます。

しかしG3以上のグレードレースになると話は別で、G3以上のレースは各レース事に個別の「出走条件」が設けられていて、出走条件を満たしていないと出走する事すらできません。

出走条件はレースごとにそれぞれ異なりますが、大抵「成績上位者〇名」「賞金ランク上位○名」などとなっている事が多いので、基本的にG3以上のレースはA2級以上にならなければ出場できません。

競艇選手の平均年収はB1級とA2級とで数千万円単位で変わってくるのですが、A2級選手はグレードレースに出られるという点が明暗を分ける大きな要素のひとつとなっています。

G3以上のグレードレースについて解説

G3以上のグレードレースについて解説

一般戦とG3以上のグレードレースとでは明確な差がある事は理解してもらえたでしょうか。
競艇のグレードレースは、以下大きく5つに分かれています。

・G3
・G2
・G1
・PG1
・SG

本項目ではこの5つのグレードについてそれぞれ特徴を解説していきます。
特徴については正直知らなくても良い知識ではありますが、知っておくとより競艇に対しての見聞を深める事ができ、楽しみが倍増する事でしょう。

G3

G3レースはほぼ毎週1回のペースで何処かしらの競艇場で実施されています。

・オールレディース戦
・マスターズリーグ
・企業杯
・イースタンヤング・ウエスタンヤング
・新鋭リーグ戦

上記のようなレースが代表的なG3レースとなります。
出走表を見るとしょっちゅう実施されているので、競艇ファンからすると「そこまで大したレースじゃない」という認識を持たれがちですが、選手側からすればG3レースに定期的に出場できるレベルまで到達するだけでも大変です。

G3レース出走は、ルーキー選手にとって目標のひとつとなっている事は間違いないでしょう。
優勝賞金は100万円以上となっています。

G2

G2レースは実はレース数で言えばG1よりも少なくなっていて、2023年時点でG2レース扱いとなっているのは以下6レースのみです。

・レディースオールスター
・ボートレース甲子園
・モーターボート誕生祭
・秩父宮妃記念杯
・レディースチャレンジカップ
・モーターボート大賞

このうちレディースオールスターとボートレース甲子園はB級選手も出場可能となってはいますが、レディースオールスターは人気投票、ボートレース甲子園は各都道府県の代表選手が選ばれるためB級選手が出場することはほとんどありません。
レースによって優勝賞金は少しずつ変わりますが、だいたい400万円程度となっています。

G1

G1レースになるとA2級選手の出番はほとんどなく、ここより上はA1級選手のみが挑戦できるレースとなっています。
G1レースでコンスタントに勝利する事ができるレベルに達すれば名実ともにトップレーサーの仲間入りを果たしたと言って良いでしょう。

G1レースは各競艇場の「周年記念」や「地区決定戦」など地元色が強いレースが多く、出場選手もレースが開催される地区のトップレーサーが多く斡旋される傾向にあります。

優勝賞金はだいたい1,000万円前後と、G2レースの倍以上となっており、G1レースで優勝すれば賞金ランキング入りも射程圏内になります。

PG1

G1レースの中でも特に格式の高いレースとなっていて、2023年時点でPG1扱いとなっているのは、以下5レースです。

・バトルチャンピオントーナメント
・マスターズチャンピオン
・女子王座決定戦
・ヤングダービー
・賞金女王決定戦

各レースとも出場条件は「成績上位者」である場合がほとんどで、出場するだけでもトップレーサーとして認められる栄誉あるレースです。
優勝賞金は1,200万円ですが、賞金女王決定戦のみ1,600万円と少し金額が高くなっています。

SG

競艇は年間になんと約6万レースも実施されていますが、その中でも最高峰に位置するレースがSGレースです。

SGとは「スペシャルグレード」の略で、文字通り特別なレースである事を意味しています。
2023年時点で、以下8レース(グランプリシリーズ含めると9レース)がSGレースとなっています。

・ボートレースクラシック(3月)
・ボートレースオールスター(5月)
・グランドチャンピオンシップ(6月)
・オーシャンカップ(7月)
・ボートレースメモリアル(8月)
・ボートレースダービー(10月)
・チャレンジカップ(11月)
・グランプリ(12月)

このうち、「ボートレースクラシック」「ボートレースダービー」「ボートレースオールスター」「ボートレースメモリアル」と「グランプリ」の5レースは「GRANDE5」と呼ばれており、SGレースの中でも特に格式の高いレースとなっています。

この5レース全て優勝した選手には3億円相当のインゴット(金塊)が贈呈される事になっていますが、2023年時点で達成者は1人も居ません。

優勝賞金は、グランプリ以外のGRANDE5対象となっている4レースが4,000万円、残りの3競争が3,400万円とG1以下を大きく突き放す金額となっていて、SGレースを1勝すれば賞金ランキングトップ10入りにかなり近づく事ができます。

そして年末に開催される「グランプリ」にはそれまでの賞金ランキング上位18名しか出場できないと、条件が非常に厳しいですが、優勝賞金は1億1,000万円と他のSGレースの2.5倍以上となっています。
そのため、グランプリ優勝者がそのままその年の賞金王も獲得する場合がほとんどです。

グレードレースはどう予想したら良い?

グレードレースはどう予想したら良い?

グレードレースは注目度が高く、トップクラスの選手が集結するため、普段競艇の舟券を買わないという人もSGレースの舟券は買うという人が一定数存在します。
グレードレースはランクが上がれば上がるほど堅い決着になる傾向があります。

グレードレースで最も荒れるとすると、比較的選手の実力にバラつきがあるG3レースですが、競艇には1号艇をはじめインコースが有利という鉄則がある上にグレードレースには上手い選手しか出走しないので、一般戦と比べると波乱の決着となるケースはかなり少ないです。

ただしG1やSGレースになると、出場する選手が皆超一流という事もあって人気が割れる傾向にあります。
したがってインコース決着になったとしても、一般戦よりはオッズが高くなる場合が多いです。

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まとめ

競艇のレースはグレード制となっていて、全部で以下6つのグレードに分かれています。

・一般戦
・G3
・G2
・G1
・PG1
・SG

一般戦は一部を除いて出場条件がなく、スケジュールさえあればどの選手も出場できますが、G3以上のレースはレースごとに出場条件が定められているので条件を満たした選手しか出場できません。

出場条件は「成績上位者」「賞金ランク上位者」といったものが多いので、ほとんどA2級以上の選手しか出場できないと認識しておいて良いでしょう。

出場条件が厳しい代わりに優勝賞金は一般戦の比ではなく、G1レースの優勝賞金は1,000万円を超えるほか、最上位のSGレースは最も低い賞金でも3,400万円と、G1レースとは比べ物になりません。

SGレースを1度でも制すれば、その年の賞金王に大きく近づきます。
そして年末に開催される「グランプリ」の賞金は1億1,000万円と文字通り桁違いであり、グランプリを制した選手はほぼ確実にその年の賞金王の座も獲得します。

グレードレースは実力上位者しか出走しないという事もあり、レースは堅い決着になる事が多いです。
よほど何かしらの問題がない限りは、競艇予想のセオリー通りにインコースの選手を中心に買い目を組み立てると良いでしょう。