競艇は雨が降ると中止になるのか?雨が与える影響についても解説

競艇は雨が降ると中止になるのか?雨が与える影響についても解説

天候というのは1年間で目まぐるしく変化していくものです。
常に晴れていればよいのですがそのようなことはなく、風が強い日があったり暑い日や寒い日があったり、時には雨が降ってしまうようなこともあるでしょう。
そこで、本記事では競艇において雨が降るとレースにどのような影響があるのかを解説していきます。

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競艇は雨でも基本的にレースは決行される

競艇は雨でも基本的にレースは決行される

結論から先に述べると、競艇では基本的に雨が降ったとしてもレースが中止になるような事はなく、そのまま続行されます。

競艇だけではなく、競馬も競輪もオートレースも雨が降ったという程度の悪天候であればレースが中止になるような事はありません。

日本で1ミリ以上の雨又は雪が降る日数は平均で約120日となっています。
つまり一年の三分の一は雨が降っている訳ですから、雨が降ったらレースを中止にするなどという事をやっていると間違いなく運営そのものに支障をきたすでしょう。

競艇以外の公営競技では雨が降るとコースの条件がかなり変わるためレース結果も晴天時と大きく変わる事もありますが、競艇は元々水上で行われる競技であるため、公営競技の中では最も雨による影響が少ないです。

ただし大雨の場合はレースが中止になることもある

ただし大雨の場合はレースが中止になることもある

とはいえ、どんな雨だろうがレースを何がなんでも続行する、という訳ではありません。
近年日本では「ゲリラ豪雨」などのように狭い範囲で短時間に凄まじい勢いで雨が降る事があります。

1時間に数十ミリクラスの雨になると視界が非常に悪く、そのような条件でレースをすると他の艇やターンマークに激突する恐れがあります。

中止するかどうかは審判員の判断に委ねられますが、レースを行うことが困難だと判断された場合は雨でもレースを中止する事があります。

ただしその日のレース全てを中止にするというわけではなく、一時的な荒天であれば一時中断して天候が回復するのを待つなど、極力レースを開催できるような対処をする場合がほとんどです。

競艇では雨よりも風による影響のほうが大きい

競艇では雨よりも風による影響のほうが大きい

競艇では雨よりもどちらかといえば風による影響の方が大きいです。
競艇は水上で実施されるため元々不安定な場所でレースが実施されるのですが、ここに強風が加わるとターンの際に大きく流される恐れがあります。

それ以上に風が強いと波が大きくなって「うねり」に変化するため、レースどころかまともに走行する事自体が難しくなってしまいます。
したがってよく晴れていたとしても、突風が吹き荒れているような場合はレースを中止する事が多いです。

競艇のレースが中止になるケースとは?

競艇のレースが中止になるケースとは?

視界があまりにも悪く走行する事さえ困難になるような豪雨の時や、ターンがまともに回れなかったり「うねり」が大きすぎてレースを実施する事をそのものが危険だとみなされるような強風の時はレースを中断したり中止する場合がある事は理解してもらえたでしょうか。

本項目では更に具体的に、「この条件になってしまった場合はほぼ確実にレースが中止になる」というケースを3つ紹介します。

台風のよる荒天

誰でも思いつく事例のひとつだと思いますが、台風が上陸して競艇場の付近を通過したり、競艇場が台風の進路となってしまった場合、レースを実施できるような状況ではなくなるため中止となります。

台風の通過中は大雨に加えて暴風が吹き荒れるため通常とは比べものにならないような「うねり」が発生するため、一時中断という対処ではなく、その日の全レースが中止となる場合がほとんどです。

大雪が降った場合

最北端の競艇場は、群馬県みどり市にある桐生競艇場となっているため、滅多におこるような事例ではありませんが、大雪が降った場合もレースが中止になります。

大雪に関しては雪そのものの影響というよりもあまりの低温でレース場が凍りついてしまうからです。
冬場はコースが凍ってしまってほぼレースが実施出来なくなってしまうため、他の公営競技場が存在している東北地方や北海道には競艇場が存在しません。

機械の故障

これもレアケースですが、大時計や電光掲示板など、機械類が故障してしまった場合でもレースは中止となってしまいます。
実は割と最近、この機械の故障によってレースが中止となるという事態が発生しています。

2021年6月25日、平和島競艇場において第6レース目以降大時計が故障してしまい、スタートを正常におこなう事が出来なくなったため以降のレースを中止,当初は翌日に順延とする予定だったのですが、翌日になっても故障は改善されなかったため、26日は全てのレースが中止となりました。

大時計の故障によってレースが中止となるのは本当に珍しいケースらしく、出場している選手の中には「選手人生において初めての経験だった」とコメントする選手も居たほどです。

雨が降ると荒れるとよく言われるが…

雨が降ると荒れるとよく言われるが…

よく競艇で雨が降るとレースが荒れると言われるのですが、実際のところはどうなのでしょうか。
結論から言えば、雨が降ったからといってレースが必ず荒れるわけではありません。

もちろん雨によって選手には何らかの影響が出る事は間違いありませんが、それは特定の選手だけではなく、出走する選手全員が受ける影響です。

ある選手は影響を受けて別の選手が全く影響を受けないというのであれば、レース結果は大きく変わってくるでしょうが、全員が同じ影響を受ける訳ですから、理論上は雨が降っても晴天の時と選手同士の差は変わらないという事になります。

雨が降った時にはどのような影響がある?

雨が降った時にはどのような影響がある?

競艇はほかの公営競技と比べて雨による影響はそこまで大きくはありませんが、晴れているときとまったく同じ、というわけではなく多少なりとも雨による影響はあります。

本項目では雨が降った場合選手やボート、特にモーターにはどのような影響を与えるのかを解説していきます。

選手に与える影響

競艇選手はレースをする際、安全面を考慮してヘルメットを着用するという義務があります。
ヘルメットを着用している状況だと、雨が降った場合に正面の「シールド」という部分に雨粒が当たって視界が悪くなってしまいます。

実は競艇では雨が降っていなくてもターンを周る際の攻防において水しぶきが当たるので、多少水しぶきが当たって視界が悪くなる程度では何の影響もありませんが、雨が降った場合はピットアウトからゴールまでずっと水しぶきが当たることになるので、流石に通常と同じような走りをするのは難しいでしょう。

モーターに与える影響

競艇に使用されているモーターはガソリンを動力にして動いています。
ガソリンが爆発してエネルギーを生み出すためには空気が不可欠です。

雨が降ると空気中の水分が増えて湿度が上昇します。
湿度が上昇するということは晴れている日と比べると同じ体積でも空気の密度は減少してしまいます。

空気の密度が減少するということは晴れている日と比べると雨の日はモーターのパワーが若干落ちるということになります。

もちろん各選手とも天気予報をチェックし、雨が降りそうなのであれば雨が降ることを想定してモーターのセッティングをしますが、100パーセント確実に天候を予想してセッティングできるレーサーはいません。

雨の日のレースを予想する際に意識すること

雨の日のレースを予想する際に意識すること

雨の日はすべての選手が同じように影響を受けるので、予想を大きく変える必要がないのですが、少しでも雨の日のレースの的中率を高めるために意識しておいたほうがよいことを本項目では3つ紹介します。

ベテラン選手は若干評価を下げよう

最初に雨の日のレースではベテラン選手の評価を若干下げておいたほうがよいでしょう。
理由はナイターレースの時と同じで、競艇選手は必ずヘルメットを装着してレースに臨むこととなるので、雨が降ると常に雨粒がヘルメットの正面に当たり続ける状態となり、視界は晴れているときよりも悪くなります。

ベテラン選手、具体的には45歳以上の選手になると視力が徐々に衰えていきます。
すると大時計が見づらくなるため、スタートを合わせることが困難になるのでどうしてもスタート時は慎重にならざるを得ません。

しっかりと大時計が見えて積極的にスタートが切れる20代30代の選手と比べると、スタート時の差がどうしても出てきてしまいます。

圧倒的な実力差を覆すほどの影響はさすがにありませんが、実力がほぼ同等程度であればベテラン選手よりも若手選手を選んだほうが良い結果になることが多いです。

選手の実力差が晴れているときより出やすい

続いて、雨の日は選手の実力差が晴れているときよりも出やすいということを覚えておきましょう。

経験豊富で実績も積み上げている選手は雨の日のレースを何度も経験しているので、その経験を生かしてセッティングをしたりレースの際の戦法を組み立てたりできますが、デビュー間もない新人選手だとそもそも雨の日のレース経験があまりなかったり、場合によっては雨の日のレース経験がまったくないという選手もいるでしょう。

するとモーターのセッティングをどのようにすれば良いか分からないですし、実際のレースもどのように戦っていけば分からないので、普段の走りがなかなか出来なくなってしまう可能性が高いです。

雨の日のレースは新人選手やデビューしてあまり経っていない選手の評価は若干さげておくようにしましょう。

1号艇選手のスタートタイムが悪い場合は要注意!

競艇において、1号艇のアドバンテージは絶対的な強さを持っています。
レース予想は最後までする必要はなく、第1ターンマークを周回した時の着順でそのままレースが決着することがほとんどです。

この第1ターンマークへ到達するまでの走行距離は1号艇がもっとも短いので、必然的に1号艇が1着になる可能性が高いというわけです。

ところが雨が降るとモーターの出力が低下してしまうため、1号艇の信頼度というのは通常時のレースと比べると低下してしまいます。

特に1号艇に乗っている選手のスタートタイムが悪い場合、スピードに乗り切れず2号艇以降の艇に先を越されてしまう可能性があるため、1号艇のスタートタイムには注目しましょう。

安定板が必要なくらい荒天の時は見送ろう

安定板(引用元:youtube)

雨の降り方によっては「安定板」というパーツを装着してレースを行う場合があります。
安定板は秘密裏に装着するわけではなく、装着する際はかならずアナウンスが流れたり、出走表に「安定板着用」などと記載されるため、私たちは事前に安定板を装着することを知ることができます。

安定板は天候がかなり悪く、通常の走行が困難だと判断された場合に装着することになるので、安定板を装着するようなレースでは予想通りの結果にはならず、レースが荒れることが多いので着実に舟券を当てたいと思っているのであれば、安定板を装着しなければならないようなレースには手を出さないほうが無難です。

参考 競艇の安定板とは?装着する要件やレースに与える影響を解説
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まとめ

ここまで雨が競艇のレースに与える影響について解説してきました。

まず、競艇は水上で実施される競技なので保間の公営競技と比べると雨による影響は少なく、基本的に雨が降ってもレースは中止することなく続行されますが、1時間に数十ミリクラスの雨のように前を見ることそのものが困難になるほどの大雨が降った場合はれ0須が中団あるいは中止することがあります。

競艇では雨よりも風による影響のほうが大きく、晴れていても突風が吹いているような状況だとレースが中止となりますし、台風が上陸した場合も当然の事ながらレースは中止となります。

雨の日はレースが荒れるとよく言われていますが、雨による影響は全ての選手が受けるので基本的に選手同士の力関係が大きく変わるわけではありません。

しかしながら視界が悪くなるという影響は特にベテラン選手に顕著に表れるため、晴れているレースよりは45歳以上のベテラン選手の評価を若干下げる必要があるでしょう。

また若手選手も雨の日のレース経験自体がそもそも少ないので晴れているときのような走りができない場合が多いです。

そして雨はモーターにも少なからず影響を与えます。
特に1号艇でスタートタイムがあまり良くない選手の場合、晴れているとき以上にスタートが上手くいかないことが多いため、1号艇選手のスタートタイムは普段のレース以上に注目しましょう。