競艇で追い上げ(マーチンゲール法・モンテカルロ法・ココモ法)有効か?

競艇で追い上げ(マーチンゲール法・モンテカルロ法・ココモ法)有効か?

競艇はギャンブルであることは否定できません。
ギャンブルの賭け方にはいろいろな手段がありますが、特にメジャーなのが「追い上げ」という方法です。

本記事ではギャンブルの「追い上げ」について、どのような手段かや具体的な追い上げの手法について解説し、競艇で追い上げを利用すると結果的にどうなるのかについても紹介します。

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「追い上げ」とはギャンブルの賭け方のひとつ

「追い上げ」とはギャンブルの賭け方のひとつ

追い上げと聞くと、マラソンや駅伝などでランナーが走っていて後ろの選手が前の選手を追い抜くために取る行動を想像します。

そのため競艇の追い上げと聞くと、「後ろの選手が前の選手を追い抜くためにスピードを上げる事を指しているのかな?」と思ってしまうかもしれませんが、本記事で紹介する追い上げというのは全く違うものです。

「追い上げ」とは
本記事で取り上げる追い上げというのは「ギャンブル」の賭け方のひとつで、結論から言えば「どれだけ負けていても最終的にはプラスになる賭け方」を指しています。

日本でも「倍賭け」「倍々法」などと呼ばれる同じような賭け方が存在していたので、ギャンブルの賭け方としては非常に古典的な手法であると言えます。
追い上げには大きく、以下の3つがあります。

追い上げの種類
・マーチンゲール法
・モンテカルロ法
・ココモ法

それぞれ微妙に賭け方が異なるため、順番に解説していきます。

追い上げのひとつ「マーチンゲール法」とは?

追い上げのひとつ「マーチンゲール法」とは?

まずマーチンゲール法についてみていきましょう。

マーチンゲール法とは
オッズが2倍以上ならばどれだけ負けていても1回の的中でプラス収益になるような賭け方です。

例えば単勝2倍オッズの舟券を買って不的中となりました。
この場合、損失は100円です。

次に同じくオッズ2倍の舟券を買う際に同じ100円だと当たっても掛け金の合計200円に対して配当金も200円なので利益がありません。

そこでマーチンゲール法では掛け金を200円にします。
これで的中すれば配当金は400円なので回収率は200パーセントとなり、当たればプラス収益となります。

しかし残念ながらこのレースも不的中だったとします。
これで損失は300円となりました。

次も同じく2倍のオッズに賭け、更にマーチンゲール法を活用するのであれば、200円の倍である400円分舟券を購入します。

この舟券が当たれば800円となりますが、今度は的中したとしましょう。
舟券代は300プラス400円で700円、それに対して払い戻しは400円の2倍で800円となり、プラス収益となりました。

追い上げのひとつ「モンテカルロ法」とは?

追い上げのひとつ「モンテカルロ法」とは?

モンテカルロ法は先ほどのマーチンゲール法と比べると少々複雑な賭け方です。

モンテカルロ法とは
3倍以上のオッズの時に有効な追い上げ法です。
簡単に解説すると、並べた数字の1番左と1番右の数字を掛け算した金額を足し算し続ける事で、どれだけ負けてもプラスになるという賭け方です。

負けた場合は並べた数字にさらに1を加えた数字を付け足すので、厳密には1番左の数字と付け足した1番右の数字を足し算する事になります。
マーチンゲール法と同じく、モンテカルロ法で実際に賭けた場合の一例を紹介します(オッズは全て3倍とします)。

初回100円賭けて不的中、2回目は200円賭けて不的中、3回目は300円賭けて不的中でした。
これで掛け金の合計は600円となります。
4回目でモンテカルロ法を活用します。

モンテカルロ法では並べた数字にさらに1つ数字を並べて1番左と1番右を賭けるため、この場合は100円と400円を足し算して500円購入します。
これで的中すれば500円×3倍で1,500円となり、今回の賭け金を差し引いても400円の勝ちとなります。

もしこれで外れれば、今度は100円と600円を足し算して700円で購入、ここで当たれば700×3−(100+200+300+400+700)で、的中すれば400円プラスとなります。

ちなみに何故モンテカルロ法という名称になったのかというと、かつてこの賭け方を実践して「モンテカルロ」というカジノを廃業に追い込んだ実例があるためです。

追い上げのひとつ「ココモ法」とは?

追い上げのひとつ「ココモ法」とは?

ココモ法とは
「前回と前々回の掛け金を合計した金額を賭ける」賭け方で、オッズが2.7倍を超えているオッズで有効な手法となっています。

今回も一例で詳しく解説していきます。
1回目100円で不的中、2回目200円で不的中でした。
3回目以降、ココモ法を用いる事とします。

3回目は1回目と2回目の合計なので、300円を賭ける事となりますが、ここでも不的中だったとしましょう。
4回目、ココモ法を用いるのであれば2回目の200円と3回目の300円をプラスした500円を賭ける事になります。

倍々で賭けるマーチンゲール法ならばここの金額は600円なので、マーチンゲール法よりも投資金額は抑えられています。
ここで的中した場合、2.7倍ならば配当金は1,350円、掛け金は合計1,100円なので、しっかり利益が出ている事になります。

追い上げを競艇で実践するケースは大きくふたつ

追い上げを競艇で実践するケースは大きくふたつ

追い上げを競艇で実践する時というのは大きくふたつのパターンに分けられます。
それぞれどういった心理状態で「追い上げ」を実行しているのかを考えてみる事にしましょう。

元々追い上げをすることを前提としているパターン

ひとつ目は元々追い上げをする事を想定して舟券を買っているパターンです。
この場合、恐らく心理的には「出来れば追い上げを使わずに終了したい」と考えている事でしょう。
つまり1回目で的中してくれるのがもっとも望ましい結果です。

しかし競艇で毎回一発的中を継続するのは至難の業であるため、外れた時にしっかりと負けた分も取り返して利益を得られるように追い上げをします。
こちらのパターンの場合、前述した3つの手法のうち、どれかひとつを選んで実践する事になるでしょう。

その場のノリで追い上げをやってしまうパターン

ふたつ目はその場のノリで追い上げをやってしまうパターンです。
これは勝負をかけていたレースで不的中となり、そのまま終わるとマイナスになってしまうといった状況で、「このまま負けて終わるのは嫌だ!」という心理状態になり、予定に入れていないレースで負けを取り返すような買い方をするケースがほとんどです。

この記事を見ている人の中で同じような経験をした人もいるのではないでしょうか。
この場合は先ほどの3つの追い上げを用いる時もあれば、一発逆転で高配当の舟券を購入して負けを取り返そうとする事もあります。

いずれにしろ、元々購入する予定ではないレースの舟券を買うというのは非常にリスクの大きい行為で、こちらのパターンでは負けを取り返すばかりが更に損失を増やしてしまう結果になりやすいです。

競艇で追い上げをするのはおすすめしない

競艇で追い上げをするのはおすすめしない

ここまで追い上げについて基本的な解説をしてきました。
追い上げはどれだけ負けていても1度当てればプラスになる為、競艇ではとても有効なように思えますが、結論から述べると競艇で追い上げをするのはおすすめしません。
ここからは競艇で追い上げをおすすめしない理由を3つ解説していきます。

あまりにもハイリスクローリターンすぎるため

そもそも追い上げという賭け方を競艇で実践するにはあまりにもハイリスクローリターン過ぎます。
追い上げは2分の1の確率で当たる事が確約されている「丁半」といったギャンブルであればかなり有効でしょう。

しかし競艇では的中率が最も高い「複勝」でも33.3パーセントと、3分の1の確率で不的中になります。
更に競艇は人間同士の争いであるため、同じ条件でもその時その時で結果が変わる可能性が高く、確率だけでは計算できない事がたくさんあります。

そのような状況で当たるまでどんどん掛け金を増やし続けるのはリスクが大きいですし、たとえ当たっても3つの追い上げではそれほど大きな利益は期待できません。

オッズが締め切り直前まで変動するため

3つの追い上げは全て「オッズが○倍以上ならば有効」という規則があります。
マーチンゲール法なら2倍、モンテカルロ法なら3倍、ココモ法なら2.7倍という倍率をクリアしていて初めて1度の的中で利益を得る事ができます。

ところが競艇など公営競技はオッズが時間経過とともに目まぐるしく変わります。
そして最も大きく変動するのが「締め切り直前」です。

事前にオッズはクリアしているだろうと想定して購入した買い目に締め切り直前で購入が殺到するとオッズが下がり、条件となっているオッズを下回ってしまう事もあります。
こうなると3つの手法の効果はなくなり、的中しても負けを取り返す事ができません。

掛け金が大きくなるとオッズが変動してしまう

そして、追い上げをおすすめしない最大の理由が、掛け金が大きくなるとオッズが変動するという点です。
追い上げは負け続けると掛け金がどんどん増えていきます。

例えばマーチンゲール法を用いて10回以上負けると、掛け金は10万円を超えます。
マーチンゲール法では2倍ならば追い上げが有効となるのですが、オッズが2倍の賭け式というのはワイドや複勝くらいでしょう。

ところがワイドや複勝で10万円も賭けると間違いなくオッズに影響し、その買い目のオッズは1.0倍になります。
これでは追い上げを活用できません。
以上3つの理由から、競艇で追い上げを用いて負けを取り戻す事はほぼ不可能なのです。

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まとめ

ここまで競艇における追い上げという賭け方について解説しました。
追い上げとは、1度でも的中すればそれまでの負けを取り戻し尚且つプラス収益にできる賭け方の事で、以下3つが代表的な追い上げの手法です。

代表的な追い上げの手法
・マーチンゲール法
・モンテカルロ法
・ココモ法

それぞれ追い上げが成立するオッズがあり、そのオッズを上回る舟券が的中すれば必ずプラス収益にする事ができます。
ものすごく効果的な手法に思えますが、競艇において追い上げはあまりおすすめの賭け方ではありません。

競艇は最も高い的中率の舟券でも33パーセントとそこまで高くはない上に的中しても大きな利益を得られない為追い上げはハイリスクローリターンな賭け方になってしまいます。

さらにオッズは常に変動するので舟券を購入してから一気にオッズが低くなる事もありますし、ひとつの買い目に大金を賭けると平均配当が低く当たりやすい舟券はオッズが大きく下がり、追い上げの条件を満たせなくなる可能性が高いです。
競艇で負けた分を取り返す際は追い上げは使わず、別の方法で損失分を回収するようにしましょう。