深尾巴恵選手はルックス抜群のかわいい女性レーサー!結婚、引退の噂は?
ボートレーサーは現在約1,600名ほど登録されており、そのうち約200名は女性選手です。
4つの公営競技のなかでは競艇の女性選手の比率はもっとも高く、女性選手のみが出走する女子戦も頻繁に開催されています。
女性選手のなかにはアイドルに負けないようなルックスの選手もおり、多くの男性ファンの人気を獲得しているので、最近競艇に興味を持ったという男性はそういった側面で自分の推し選手を探してみるのも楽しいものです。
今回紹介する深尾巴恵選手も美人と評判の女性選手のひとりです。
深尾巴恵選手のプロフィール
深尾選手の簡単なプロフィールは以下のようになっています。
名前 | 深尾巴恵 |
登録番号 | 4843 |
生年月日 | 1992年9月25日 |
所属支部 | 群馬 |
身長 | 156センチ |
体重 | 48キロ |
級別 | B1 |
深尾選手の級別はB1級となっています。
B1級は、選手の数がもっとも多いクラスということもあり、同じB1級であってもその実力差は大きな違いがあります。
そのため、ここから上に上がるのはとても大変ですが、なんとか頑張って更に上の階級を目指してほしいところです。
深尾選手の髪型はショートカットの時がほとんどですが、それが実に似合っており、ボーイッシュながらも可愛らしい雰囲気を持っていて、そのギャップは多くの男性ファンを虜にしています。
現在のところ結婚をしているという情報はないので、まだ独身のようです。
競艇選手になるまでの経緯
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— 【公式】BOAT RACE江戸川 (@03edogawa) November 21, 2019
競艇選手は選手になる前もスポーツに明け暮れ、その才能を発揮していた人が多いのですが、深尾選手も学生時代から運動面においてその才能を発揮していた選手のひとりです。
深尾選手は中学時代にはソフトボール部、高校時代にはサッカー部に所属して汗を流していました。
また運動だけではなく、中学生のころには生徒会の副会長を務めたり、学校で開催されたかるた大会で上位に入賞するなど、文武両道の学生だったようです。
その後短大に入学するのですが、卒業を控えるころになって自分の進路について悩むことになります。
そのとき、以前見たことがある「やまと学校」の広告のことを思い出します。
その広告には「学歴不問で平均年収1,600万円」というキャッチコピーが書かれていました。
深尾選手は卒業したら親孝行をしたいという思いが強く、競艇選手になればお金をたくさん稼ぐことができて、したい親孝行ができると考えたのが競艇選手を目指すようになったきっかけです。
そして約40倍という凄まじい競争率を誇る「やまと学校」の入学試験に見事合格し、第115期生として学ぶことになります。
同機にはSG戦やG1戦で活躍している選手もおり、そういった同期の活躍を見て奮起していることでしょう。
深尾選手のコース別の成績を確認
深尾選手の2020年前期の越す別成績を見てみると、1コースの1着率は約33パーセントとなっています。
競艇では1コースが圧倒的に有利とされており、1コースの1着率は全競艇場平均しても50パーセントを超えているほどです。
それと比べると、深尾選手の33パーセントというのは少し低いと言わざるを得ません。
2コース、5コース、6コースでは勝利はありませんが、3コースと4コースではそれぞれ10パーセント以上の勝率を誇っています。
特に4コースは平均と比べてもかなり高い勝率で、深尾選手はまくりやまくり差しといった豪快な攻めが得意な選手のようです。
こういった戦法が得意というのは有利に働くので、1コースの勝率さえ上げれば一気に上位クラスを目指せるようになるのではないでしょうか。
深尾選手の競艇選手としてのこれまでの主な成績は?
深尾選手は2014年9月20日に選手登録、2014年11月15日に、地元群馬県にある桐生競艇場で開催されたレースにてデビューします。
しかしデビューして間もない新人選手はもっとも不利とされる6コースを走るのが暗黙のルールとなっており、そう簡単に勝利することはできません。
デビュー戦は6艇中最下位の6着と残念な結果に終わってしまいました。
ちなみに新人選手が6コースを走らされるのは、いじめでもなんでもなく、事故を防ぐためのものです。
いかに養成学校で練習していたとはいえ、本番のレースと訓練中のレースとでは雰囲気などがまったく異なります。
デビューしたての時は思うような操縦ができないため、ほかの艇が殺到するインコースだと衝突したり、転覆してしまう恐れがあります。
競艇で事故を起こすことはイコール死人が出ると言っても過言では無いほど危険な事です。
万が一がないように、経験の浅い新人選手には一番外側のコースを走ってもらうことになっています。
話が少し脱線しましたが、以上の理由から深尾選手はコンスタントに出走はするものの、なかなか勝利できない日々が続いていました。
しかしデビューからちょうど1年後の2015年11月30日、大村競艇場で開催されたレースに出走し、念願の初勝利を決めました。
深尾選手の通算成績を確認
深尾選手の2021年12月28日時点における通算成績ですが、出走回数886回、1着数36、勝率は2.99となっています。
競艇場別でみると、江戸川競艇場と鳴門競艇場が勝率10パーセント以上ともっとも高いです。
一番得意な競艇場でも勝率10パーセントとなっているので、安心して舟券を変えるような選手でないことは確かですが、前述のとおり4コースからの勝率はかなり高く、出走選手の力関係によっては穴狙いで深尾選手を買ってみるのも面白いかもしれません。
2021年は引退勧告の危機に!
通算成績を見て分かるように、深尾選手は決して勝率が高い選手とはいえません。
実は2021年度は深尾選手にとっては苦難の1年でした。
2021年前期、深尾選手は引退勧告を告げられており、まさに崖っぷちの状況だったのです。
競艇には引退勧告制度がある
競艇選手は確かに一般的なサラリーマンよりもずっとお金を稼ぐことができる職業です。
しかし、ただ何も考えずレースに出て、ボートに乗っていればお金を稼ぎ続けられるほど甘い職業ではありません。
競艇では、一定以下の成績しか上げられなかった選手に関しては「引退勧告」ができるという決まりになっています。
引退勧告を受けるにはいくつかの条件がありますが、共通しているのは「4期通算の勝率が3.80を下回った場合」という点です。
深尾選手の直近の成績を見てみると、特に18年後期と19年前期の勝率が共に2.57、3.04と非常に悪く、その後も3.8を超える勝率を維持できなかったため、21年前期の時点で3.56と基準値である3.8には届かず、引退勧告を受けることになってしまいました。
これを突破するには勝率4割近くをキープしなければならず、これまでの成績を考えると非常に苦しい状況だったといって良いでしょう。
しかし劇的な勝率アップで何とか回避
しかし、そこから深尾選手は努力を重ねたのか、以前よりもレース結果が良くなります。
劇的に変化したとまではいきませんが、勝率を着実に上げていきます。
それでも基準値の3.80以上にはなかなかならず、深尾選手にとってその期最後のレースとなっている、3月に大村競艇場で開催された「大村オールレディース」というレースの結果で基準値を超えるかどうかが決まるというところまでもつれ込みました。
このレースでは「3着以上が絶対条件」というなかなか厳しいものでしたが、深尾選手は必死の走りを見せてなんとか3着に食い込み、ギリギリ基準値の3.80に到達、引退を免れました。
2021年後期は勝率5割以上とそれまでの深尾選手に比べればかなりの高水準です。
飛躍のためにはさらなる技術向上が必要
今期は好調な走りを見せて引退勧告を免れましたが、深尾選手が上のクラスを目指すには技術向上が急務でしょう。
特に絶対的に有利となっている1コースの勝率があまり高くないため、スタートをしっかりとタイミングよく決めるスタート力を身に着ける事ができれば、勝率もそれに比例して上昇し、引退勧告におびえることもなくなりますし、現在はB1クラスですが、A2クラスを目指せるような成績を上げることができるのではないでしょうか。
まとめ
深尾選手は群馬支部の選手で、級別はB1級です。
ショートカットがとても似合っていて、ボーイッシュながら可愛らしい雰囲気も持っており、多くの男性ファンが存在します。
しかしながら、成績は決して良いとは言えないのが現状で、2021年前期には引退勧告を受けてしまうほど勝率が低い状況でした。
しかしそこから奮起し、2021年後期は勝率5点台となっており、深尾選手にとっては苦難と飛躍の1年だったといえるでしょう。
4コースの勝率が高いのは大きな武器なので、あとは課題となる1コースの勝率をしっかり高めていくと、さらに上のクラスも目指せるのではないでしょうか。