石野貴之選手は競艇界の新エース?成績や嫁、弟子についてなど

競艇界の新エース石野貴之の実力とは?勝率や獲得賞金を紹介!

スポーツの世界では一時代を築くエースが定期的に登場しますが、全盛期というのはとても短いもので、いつかは思うような力を発揮できなくなります。

しかし、その頃にはたいてい新しいエースが登場し、世代交代をしていくものです。
競艇界においても、一時期は松井繁選手という絶対王者が居ましたが、現在はさすがに一時期のような強さは見せていません。

ですが、峰竜太をはじめ新しいエース選手が続々と誕生しています。
今回紹介する石野貴之選手は、競艇界の新しいエースとなりうるに十分すぎるほどのポテンシャルを秘めている選手です。


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石野貴之選手のプロフィール

石野貴之選手引用元:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト

石野貴之選手の簡単なプロフィールは以下のようになっています。

名前 石野貴之
登録番号 4168
生年月日 1982年6月9日
所属支部 大阪
身長 165センチ
体重 51キロ
級別 A1

プロフィールを見てもわかる通り、級別は最上級であるA1級です。
A1級になるためには、勝率、連対率、事故率、そしてレース出場回数のすべてを高い数値で維持し続けなければなりません。

この級別を見るだけでも石野選手がいかに優れた選手かが分かります。

浪速の新エースに恥じない勝率と獲得賞金

さらに石野選手はただのA1級選手ではありません。
近年は常に賞金ランキング上位に顔を出すようなA1級選手のなかでもトップクラスの実力を持っている選手のひとりとなっています。

勝率を確認すると、2004年以降はずっと勝率6.5以上を維持し続けており、特に2016年には「勝率8.06」という凄まじい成績を記録しています。

獲得賞金も平均して1億円以上またはそれに近い金額を近年は獲得し続けており、年間賞金王となった2019年には年間獲得賞金が2億2,564万円と、初の2億円越えを達成しました。

2021年度は、スランプ期間もあってか、思うように勝ち切れませんでしたが、それでも獲得賞金は8,000万円を超えており、12月時点で10位にランクインしています。
2022年度の逆襲に期待しましょう。

石野選手が競艇選手になるまでの経緯

石野選手が競艇選手になるまでの経緯

現在競艇選手として活躍している人たちのほとんどが、競艇選手になるまではまったく別の事をやっていました。

石野選手も例外ではなく、学生時代は野球少年で高校時代には甲子園の常連校のひとつである近大付属高校の野球部に所属しており、更に主将を務めていました。
近大付属高校の野球部で主将を務めるわけですから、野球の才能に関してもとても優れていたのでしょう。

しかし実は石野選手の父親は元競艇選手であり、石野選手自身もまた強制選手になりたいという思いを胸に秘めていたのです。
高校卒業を目前にして、大学に進んで野球を続けるか、高校卒業後に競艇選手になるかというふたつの選択肢で石野選手は悩むことになります。

そして悩み続けた結果、高校3年夏の大阪大会で負けてしまったことによって、野球に対して自分の能力の限界を感じていたこともあり、競艇選手になりたいということを父親に打ち明けます。
石野選手のお父さんは大学への進学を望んでいたそうですが、息子の強い思いを聞いて競艇選手になることを承諾しました。

養成所時代からその才能の片鱗は開花しはじめており、リーグ戦勝率6.63、石野選手が入学した90期のなかでは総合2位という成績で卒業しています。

石野貴之選手のレーススタイルについて

石野貴之選手のレーススタイルについて

石野選手は得意不得意なコースというのはなく、どのコースからでも勝ちにつながるレースが可能なオールラウンダーですが、それだけではこれだけの好成績を上げることはできません。
石野選手がここまでトップクラスの成績を維持し続けられているのにはいくつかの理由があります。

武器は超高速ターン

競艇はコースを3周して争われる競技ですが、実際は1周目の最初のターンマークを回った時点で9割近く勝敗が決まる競技です。
そのため、最初のターンマークをいかに早く、そして小さく回れるかは勝率に直結します。

石野選手はこのターン着技術がほかの選手と比べての各段に優れており、特にG1やSGといった上位グレードのレースでは神業ともいわれるほどの鮮やかなターンを決めます。

特に3コースの勝率は異常なほどで、連対率は90パーセント近くにもなっています。
石野選手が3コースに入った場合は迷わず舟券に絡めるようにすておいたほうが良いでしょう。

くじ運にも恵まれているとの噂

そして、石野選手の強さのひとつとも噂されているのが「くじ運」です。
競艇選手が使用するモーターは、各競艇場が所有するものと決まっており、どの選手がどのモーターを使うかは、抽選によって決められます。

保管しているモーターは基本的には同じ会社がまったく同じ製造法で作っていますが、それぞれのモーターには性能差というものがあり、コンマ1秒を争う選手にとっては勝敗を決するほどの差になります。

石野選手はとにかくこのモーター抽選のくじ運が強く、ほかの選手が欲しがるモーターをよく引き当てています。
高性能モーターを引き当てたときの石野選手はまさに「天下無双」と表現して良いほどの強さで、誰にも止めることはできません。

整備の腕前も超一流

石野選手の強さの秘密は整備力にもあります。
引き当てたモーターに関しては、レース前まで選手が自由に整備することが認められており、各選手はレース本番までにモーターを最高の状態に仕上げます。

石野選手はこの整備力にも定評があり、どのようなモーターでも引き当てたときよりも各段に性能が高いモーターにする技術力を持っています。
技術力が高い石野選手が高性能モーターを引き当てたときは誰にも止められない強さになってしまうのは、ある意味必然といえるでしょう。

フライングを恐れない強靭なメンタルも武器

どれだけ経験を積んだ選手であっても、G1やSGレースといった高額賞金がかかったレースに臨むときは緊張するものです。
時にはその緊張が仇となり、本来の能力を発揮できないこともあるでしょう。

ところが石野選手はまったく逆で、一般戦よりG1レース、そしてG1レースよりSGレースと、グレードが上がれば上がるほど燃える性格で、ここぞというときに勝負を仕掛けることができるだけの強靭なメンタルを持っています。

勝負根性と強靭なメンタルも石野選手がトップクラスの選手にまで上り詰めた原動力のひとつであることは間違いありません。

デビューからわずか3年でSG戦に初勝利

デビューからわずか3年でSG戦に初勝利

石野選手は2002年5月10日、地元である住之江競艇場でデビューします。
新人ということで事故を防ぐ意味もあってかもっとも不利とされる6コースからのスタート、それでも4着と初レースにしては大健闘しました。

そしてそこからわずか1か月後の6月19日、同じく住之江競艇場のレースで初勝利を飾ります。
初勝利まで半年以上かかってしまう選手も多い中でデビューしてわずか1か月での勝利というのはかなり早いです。

そして翌年の2003年10月にはG3レースで初優勝を飾り、その後も順調に勝ち星を重ねていきます。
さらに翌年の2004年にはG1レースに初出場し、さらにそのまま初勝利までしてしまいます。

この時点で既にここ一番における勝負強さはトップレーサーにも負けない事を結果で証明しているといっても過言では無いでしょう。
2005年にはデビューしてからわずか3年でSGレースのひとつである「笹川賞」(現在のボートレースオールスター)に出場します。

ボートレースオールスターは、A1級で人気投票上位であれば出場できるため、必ずしもトップクラスの選手が出場しているというわけではありませんが、それでもデビュー3年で出場するというのは異例の早さといえるでしょう。

そして2007年1月28日、大村競艇場で開催されたG1レースである「共同通信社杯新鋭王座決定戦競走」にてG1レース初優勝を飾ります。

しかも決勝戦では6コースからのスタートという絶対的不利な状況ながら見事なまくり差しを決めての勝利だったため、この勝利は石野選手にとって大きな自信に繋がったことでしょう。

2010年にはSGレース初優出と同時に初優勝を達成

2010年にはSGレース初優出と同時に初優勝を達成

2010年7月19日に丸亀競艇場で開催された「オーシャンカップ」で初めてSGレース初優出します。
そして、優勝戦ではもっとも有利とされる1コースからの出走となり、危なげなく逃げて見事勝利し、SG初優出だけではなくそのまま初優勝を決めました。

2015年以降毎年のようにSGレースを優勝

2015年以降毎年のようにSGレースを優勝

2015年には同じく「オーシャンカップ」でSG戦2回目の優勝を決めます。
さらに翌年もオーシャンカップに出場すると同大会史上初の連覇という偉業を成し遂げ、さらにチャレンジカップでも優勝、その後も毎年のようにSGレースに出走しており、すっかりSGレースの常連選手の一人になりました。

2020年9月18日には下関競艇場で優勝を飾り、これで全24競艇場での優勝を決めました。
デビューして18年5か月あまりで全競艇場制覇というのは史上最年少かつ最速記録です。

2019年には念願の年間賞金王の座に

2019年には念願の年間賞金王の座に

2019年にはチャレンジカップでの優勝とともに、年末の「賞金王決定戦競走」でも念願の初優勝を飾りました。
この結果、同年度の獲得賞金が前述したとおり2億2,564万円となり、2位以下を大きく引き離して見事年間賞金王の座に輝きました。

ニックネームは「石野信用金庫」

石野貴之選手のニックネームは「西野信用金庫」というなんともユニークな物となっています。
きっかけは大阪発のローカルスポーツブログである「十三スポーツ」が定期的に実施している「ニックネーム募集」という企画に、石野選手自身がニックネームを募集してほしいと依頼したのがきっかけです。

すると、当時十三スポーツのニックネーム募集企画では最多となる160件以上の応募がありました。
そのなかから石野選手自身が選んだのが「石野信用金庫」です。

石野選手がなぜこのニックネームを選んだのかというと、ひとつは「大阪出身らしく、せっかくニックネームを付けるのであれば面白くて親しみやすいものにしようと思った」こと、もうひとつは「今はまだそこまでい勝ち切れていないが、将来はファンの人に信用してもらい、自分の舟券で儲けてほしい」と思ったからだそうです。

名付け親の投稿者の方も、正に「ファンから石野選手の舟券を買えば間違いないと信用されるくらいの選手になって欲しいと思って命名した」そうで、その思いは石野選手にしっかりと伝わっています。
そして、このニックネームが付いてから石野選手は文字通り別人のような活躍ぶりを見せることになります。

特に2015年以降の活躍は先に紹介したように「無双」ともいえるほどで、「石野信用金庫」というニックネームに恥じない活躍をしているといってよいでしょう。

2020年後半以降は苦難を迎えるも見事復活

2019年は年間賞金王になるなど大活躍の年でしたが、2020年は一転、苦難の1年となります。
特に後期に入って石野選手としては珍しく、期間中2回のフライングを犯してしまい、60日間斡旋中止という痛恨のペナルティを食らいました。

プロ選手にとって60日間試合ができないというのはとても影響が大きく、勝負センス抜群の石野選手といえども復帰後は思うようなレースが出来ずに苦しい日々が続きます。
しかし石野選手はそのまま落ちていく選手ではありませんでした。

2021年3月28日に福岡競艇場で開催された「ボートレースクラシック」にて見事に優勝し、自信を取り戻すとそのまま完全復活を遂げ、2021年の賞金ランキングではしっかりと上位にランクインしています。

年末の「グランプリシリーズ」では不運にも前の選手の転覆事故に巻き込まれてしまい、思うような活躍が出来ずに終わってしまいましたが、来年の巻き返しには大いに期待しましょう。


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まとめ

石野貴之選手は大阪支部に所属しており、級別は最高ランクであるA1級です。
デビューしたわずか3年でSGレースに出場、さらにその五年後にはSGレースに初優出してそのまま優勝するなど、その競艇センスは現役選手のなかでもトップクラスで、すでにエース級の活躍をしています。

特に2015年以降は毎年のように何かしらSGレースを優勝しており、賞金ランキングでも常にトップ10のどこかに名前が出ているほどです。

石野選手の強さの秘密は超高速ターンはもちろんの事、抜群の整備力を誇っており、どんなモーターでも高性能の出足を見せるモーターに仕上げてしまいます。
さらに運も味方にしており、モーターの抽選では良いモーターを引き当てる確率がとても高いです。

2020年後期以降はなかなか思うような成績が出せずにいましたが、2021年度のボートレースクラシックで優勝してからは復調しているので、これからは以前のように天下無双のレースぶりを見せてくれそうです。