万舟券が出やすい競艇場はある?なぜ出やすいのか理由も解説!

万舟券が出やすい競艇場はある?なぜ出やすいのか理由も解説!

競艇は公営競技の中では的中を狙いやすいという事もあり、ここ数年で飛躍的に売り上げを伸ばしています。
特に2021、2022年は過去最高の売り上げを記録していて、4つの公営競技の中でバブル期の売り上げを超えているのは競艇のみです。

しかし、当たりやすい一方で競艇の平均配当は他の公営競技と比べると低めになっています。
そんな競艇で100倍以上の配当、いわゆる「万舟券」を的中させるのはかなり難しいと言えるでしょう。

本記事では競艇の万舟券について、競艇場ごとに出やすさが違うのかを調査、出やすい理由を解説すると共に万舟券を狙えるレースも紹介します。

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万舟券とは?

万舟券とは?

万舟券とは冒頭でも触れた通り「100倍を超える配当の舟券」です。
競艇は100円から舟券を購入できますが、100倍の配当だと100円でも1万円の配当金となるため、「万舟券」という名称になっています。

ちなみに読み方は「まんしゅうけん」であり、「まんふなけん」「まんふねけん」ではないので読み方には注意しましょう。

万舟券はどれくらいの確率で出ている?

万舟券はどれくらいの確率で出ている?

万舟券はどれくらいの確率で出ているのか、2023年6月6日の全レースを調べてみる事にしました。
ちなみに賭け式は3連単のみで調査しています。

この日は全14会場でレースが実施されているので、レース数は全部で168レースです。
そのうち万舟券は27レースで発生、発生確率は16.1パーセントという結果でした。

ちなみに万舟券の数が最も多かったのは浜名湖競艇場の4レースです。
最も高額なのは三国競艇場第3レースの60,530円で、6コースのB1級選手が1着、直近の成績がかなり良かった1号艇選手が着外になったため、これだけの高配当となりました。

万舟券が出やすい競艇場とはインコースが弱い競艇場

万舟券が出やすい競艇場とはインコースが弱い競艇場

競艇はインコースが圧倒的に有利な競技で、このセオリーは競艇の舟券を買っている人なら全員が知っていると言っても過言ではないほどの「常識中の常識」です。

とはいえ、競艇場によって最も有利である1号艇の1着率は大きく異なります。
1号艇1着率が高い競艇場であれば波乱のレースになる確率はそれほど多くなく、万舟券は出づらい傾向にあります。

逆に言えば1号艇1着率が低い、つまりインコースがそこまで強くない競艇場は多くの人が勝つと予想している1号艇が負けてしまう可能性が高い分、万舟券は出やすいです。

風と波、水質の影響も強い

風と波、水質の影響も強い

競艇は屋外で実施される競技であり、天候の変化の影響を大きく受けます。
天候の変化による影響で真っ先に連想するのは「雨」ですが、元々水の上で行われる競艇にとって、雨による影響というのはほとんどありません。
しかし一方で風による影響は他の公営競技と比べると格段に大きくなります。

競艇のレースではレース中盤や終盤で抜きつ抜かれつの白熱したバトル、といった展開になる事はまずありません。
レース全体で最も重要なのは「スタート」で、競艇ではスタートで出遅れてしまうと挽回するのは非常に難しくなります。

競艇のスタートは他の公営競技とは異なる「フライングスタート」という方式を採用しています。
合図からレース開始までの流れは、以下のようになっています。

合図からレース開始までの流れ
・合図と同時に「ピット」と呼ばれる待機場所からレース場へと出走
・第2ターンマークを周回しながら「待機位置」までゆっくり移動
・待機位置で合図まで待機
・合図が出たら「大時計」の秒針がゼロになった時にスタートラインを超えられるよう加速開始
・大時計の秒針がゼロになったらレーススタート

このスタートの際に向かい風が追い風かによってどの艇が有利になるのかが大きく変わります。
そして風の影響を受けるのはボートだけではありません。

水面に強い風が吹くと波が立ち、時には「うねり」が発生します。
トップ選手が突然発生したうねりによってバランスを崩し、転覆して失格になる可能性も十分あるでしょう。
トップ選手が転覆で失格すれば当然レースは大荒れとなり、万舟券が発生します。

更に各競艇場の水質も違っていて、水質の違いによってもレース結果は大きく変わります。
競艇が実施されるコースは、「淡水」「海水」「汽水」と3種類の水質になっています。

このうち比較的安定しているのは淡水で、海水は潮の満ち引きが発生するので時間ごとに水位が変化してレース結果に影響を及ぼします。

汽水は淡水と海水が混ざり合っている状態を差し、どのような割合で混ざり合っているかによって影響が変化します。
汽水の場合はひとつの法則に当てはめるのではなく、個々の競艇場の特徴をしっかりと覚えるようにしましょう。

ターンマークの幅が狭いとインコースの艇が窮屈になる

ターンマークの幅が狭いとインコースの艇が窮屈になる

競艇場そのもののコースの形状も1号艇が勝ちやすいかに大きく影響します。
特にターンマーク周辺のスペースがあまりないと、インコースの艇は小回りしなければならなくなります。

しかしトップスピードで小回りするのは難しいので、アクセルを緩めて多少速度を落とさざるを得ないでしょう。
するとアウトコースの艇に先行されてまくりを決められてしまう恐れがでてきます。

万舟券が出やすい競艇場とその理由を解説!

万舟券が出やすい競艇場とその理由を解説!

ここまで万舟券が発生しやすくなる条件をいくつか紹介しました。
ここからは実際に万舟券を狙うために抑えておきたいポイントについて解説していく事にしますので、しっかりとチェックしましょう。最初に本項目で万舟券が出やすいとされている4つの競艇場を、理由も含めて紹介していきます。

戸田競艇場

戸田競艇場の水面特性(引用元:ボートレース戸田)

ひとつ目の競艇場は戸田競艇場です。
戸田競艇場は1コースの1着率が低く、ほぼ毎年1号艇1着率のワースト3あたりで名前が出てきます。

1号艇1着率が低い最大の理由はコースの形状で、戸田競艇場のコースは第1ターンマーク付近が極端に狭くなっています。
その結果1号艇がターンを回る際にコースに阻まれて進路を確保できず、外側の艇に先行されてしまうといったケースが非常に多いです。

逆に3コースまたは4コースの勝率は他の競艇場と比べると明らかに高くなっていて、3号艇または4号艇のまくりが決まってインコースの艇が全滅してしまうと、かなり高い配当が期待できます。

平和島競艇場

平和島競艇場の水面特性(引用元:ボートレース平和島)

平和島競艇場も戸田競艇場と同じくコース幅が狭いのですが、それ以外にも複雑な要素が絡み合っていてとにかく1号艇の逃げが決まりづらいです。

具体的には平和島競艇場は海が近く、更に高層マンションに囲まれているという事もあって、常に強い風がコース内に吹きつけています。

その風速は5メートル以上と言われていて、これだけ強い風が常に吹いていると、スタート時にも大きく影響しますし、大きな波も立ちやすくなるでしょう。
波の発生など実際にレースが始まってみなければ分からないため、予想のしようがありません。

とにかく1号艇が安全に逃げづらくなっている要素がてんこ盛りの競艇であり、競輪ファンの中には平和島競艇場の予想が1番難しいと答える人も居るほどです。

江戸川競艇場

江戸川競艇場の水面特性(引用元:みんなの広場)

江戸川競艇場は平和島競艇場以上に強い風が常に吹いている状態で、普通なら中止にするようなレベルの風でもお構いなしにレースを実施しています。
この風が予想を困難にしている事は容易に想像できるでしょう。

したがって江戸川競艇場ではインコースのアドバンテージはあってないようなものとなっており、1号艇1着率がワースト一位になる事も珍しくありません。
軸を絞るよりも多少舟券代が高くなっても高配当を狙って広めに購入した方が良い結果になるかもしれません。

とはいえ、もちろんインコースの艇がそのまま逃げ切ってしまう事もあります。
時には運を天に任せて舟券を買うという覚悟も江戸川競艇場では必要でしょう。

鳴門競艇場

鳴門競艇場の水面特性(引用元:ボートレース鳴門)

鳴門競艇場はスタンドが斜めに設置されているのに対し、コースは水平になっています。更に第1ターンマークの位置が若干インコース寄りになっていて、1号艇から見ると走りづらい形状をしています。

1号艇がターンをする際に外側に膨らんでスペースが発生しやすいので、ほかの競艇場と比べて2号艇の「差し」が決まりやすいのは注目すべき点でしょう。

差しが上手く決まってくれると万舟券とは行かないかもしれませんが、それなりに高い配当が期待できます。

全体的に荒れやすい競艇場ですが、ただひとつ第1レースだけは「とるならなると」という企画レースでインコースに有利な番組構成になっているので万舟券を狙えるようなレースではありません。

万舟券を狙うならこのレースに注目!

万舟券を狙うならこのレースに注目!

万舟券を狙うには競艇場を厳選するのもひとつの手ですが、もうひとつ万舟券が出やすいレースというのも存在します。

ここでは万舟券が発生しやすいレースを4つ紹介しますが、ここで紹介するのはあくまでも「出やすい」レースでしかなく、絶対に万舟券が出るとは限りません。

普通にインコースが逃げて決着することも当然あるので、レースが荒れるかどうかについては出走表を隅々まで見たうえで判断しましょう。

レディース戦

最初に紹介する万舟券が出る可能性が高いレースは「レディース戦」です。
近年は女子選手のレベルも全体的に上がってきていて、2022年はエンドウエミ選手がSGレースを制したことが大きな話題となりました。

しかしながら、女子選手というのは全体的に「スタートが苦手」という特徴があります。
これはトップ選手であっても変わりありません。

また、体重が軽いこともあってターンの際にボートが流れやすいのも荒れやすい理由で、トップ選手が1号艇からのスタートで順調にスタートを決めたにも関わらず、ターンで流れてしまって2号艇などに差されてしまうと配当は一気に跳ねあがるでしょう。

ルーキー戦

万舟券が出やすいレースの二つ目は「ルーキー戦」です。
ルーキー戦は出走条件は以下の通りです。

ルーキー戦の出走条件
・30歳未満
・先行期間内に140回以上出走している
・前年度優勝者は優先出場

これらの条件を満たせば級別は関係ありませんのですでにG1レースなどに出走している実力者とデビューして間もないB2級選手が同じレースで出走したりします。
B2級の選手といえども、デビューしたてだとその実力は未知数です。

更に守るべきものはないので思い切った走りをしてくれることでしょう。
B2級選手が1号艇からのスタートでモーター性能もそれなりに高ければ、G1レースに出走するようなA1級選手に勝利することも十分あり得ます。

大会初日

万舟券が出やすいレースの三つ目は「大会初日」です。
大会初日はまだ全選手が水面の特性を掴んでおらず、モーターの整備もコースに合った的確なものとはなっていません。

したがって、トップ選手もまったく見当違いの整備をしてしまうことも当然あるでしょう。
したがって実力下位選手でも高性能モーターを引き当てることができれば十分上位に入るチャンスはあります。

場合によっては大金星を挙げるかもしれません。
日程が進めば進むほど各選手は水面特性を掴んで的確な整備ができるようになるので、モーター性能の優劣差は少なくなり、実力下位選手が勝つことは難しくなっていきます。

向かい風・追い風が5メートル以上

万舟券が出やすいレースの四つ目は「向かい風・追い風が5メートル以上になっているレース」です。
風が強い日はどの競艇場であっても荒れた展開になりやすいです。

風速3メートル未満ならばそこまで影響はありませんが、3メートルを超えると徐々に影響が出てきます。
風速の影響は基本的には追い風はインコース有利、向かい風はアウトコースが有利です。

そして風速が5メートルを超えると、コースの有利不利以前にまともに走ること自体が困難になります。
追い風はインコース有利ですが、さすがに5メートルを超えるとあまりにもスピードが出すぎるので逆にスタートで慎重にならざるを得ません。

逆に向かい風5メートル以上だとインコースの選手がどれだけ頑張ってもスタートまでに十分加速できない可能性がかなり高いです。
風が強い日はアウトコースの一発に期待しましょう。

そして風が強い日は荒れやすい競艇場ではなく、大村・芦屋・徳山など逆に1号艇1着率が高いレースで勝負することをおすすめします。

インコースの勝率が高い競艇場のレースでトップ選手が1着を取れなかっただけで万舟券どころか10万舟券も狙えるチャンスがあります。

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まとめ

ここまで万舟券について色々と解説しました。
万舟券とは「100倍以上の配当になるレース」で、100倍の配当だと舟券の最少額である100円でも1万円以上の配当金を得られるため、万舟券と呼ばれています。
万舟券は基本的に1号艇1着率が低い競艇場で出やすくなっています。

1号艇1着率が低い競艇場
・戸田競艇場
・平和島競艇場
・江戸川競艇場
・鳴門競艇場

以上4つの競艇場が常に1号艇1着率が低くなっているため、万舟券を狙うならばおすすめの競艇場となっています。
また、万舟券が出やすいレースというのもいくつかあります。

万舟券が出やすいレース
・レディース戦
・ルーキー戦
・大会初日
・追い風・向かい風が5メートル以上のレース

以上4つが特に万舟券が出る確率が高いです。
とはいえ、これらはあくまでも「万舟券が出る可能性が高い」というだけであり、必ず万舟券が出るとは限りません。

どれだけ万舟券が出やすい条件が揃っていたとしても、普通にインコースの逃げが決まるといった結果になることも普通にあります。
競艇では基本的に万舟券はなかなか出ないことを頭に入れておいたうえで、万舟券を狙うようにしましょう。