個性の塊!「アウト屋」と呼ばれている競艇選手たちを紹介!

個性の塊!「アウト屋」と呼ばれている競艇選手たちを紹介!

現役競艇選手は現在1,600名以上存在しています。
選手全員が勝つために様々な試行錯誤を凝らしていて、なかには他の選手とは一線を画するような個性的な戦法で勝負し続ける選手も居て、見ているファンを楽しませてくれます。

代表的なのが徹底的にインコースにこだわる「イン屋」でしょう。
彼らはたとえ5号艇であっても6号艇であっても素早くピットアウトし、インコースからのスタートができるような行動をします。

イン屋はインコースが圧倒的優位とされる競艇の性質上極めて有効な戦い方をする選手だといえるでしょう。
ところが、競艇選手の中にはイン屋とは全く逆の行動を取る選手も一部存在しています。

本記事では「アウト屋」と呼ばれている選手について、何故アウト屋になったのかを解説、アウト屋の代表選手も紹介します。


回収率が高い競艇予想サイト
ゴールデンボートバナー

8月18日にプラチナゴールドプランで「蒲郡3R→蒲郡3R」のコロガシ成功で投資額20,000円→2,353,680円の払い戻し!

ライン登録で無料予想が毎日見れます!
今なら1万円分のポイントもらえる!無料登録して損なし!!

ライン登録して無料予想をみる

競艇はインコースが頭的に有利な競技だが…

アウトコースからのスタートをする理由

競艇は水上ではありますが、決められたコースを3周することで勝敗が決するため、トラック競技と同様にインコースであればあるほど走行距離が短く、有利になります。

さらにボートの性能もほとんど差がないため直線での攻防がおこなわれることもほとんどなく、競馬や競輪以上にインコースのアドバンテージは大きいです。
だからこそインコースからのスタートにこだわる「イン屋」が存在しているといえるでしょう。

ところが競艇選手のなかにはアウトコースからのスタートに徹底的にこだわる一風変わった選手も居るのが面白いところです。
5コースまたは6コースからの出走を自ら望んで行う選手たちのことを「アウト屋」と呼びます。

アウトコースからのスタートをする理由

待機行動違反となるのはどのような行為?

アウト屋の選手たちは何故あえて圧倒的に不利といわれている6コースからのスタートにこだわっているのでしょうか。
その理由は大きく3つに分かれているといわれています。

新人時代からの慣習

競艇のルールとして定められているわけではありませんが、新人選手はどの枠からの出走であっても6コースから進入しなければならないという決まりがあります。

これは新人だからベテランにインコースを譲らなければならないという理由ではありません。
インコースであればあるほど有利な競艇ではインコースに選手が殺到します。

そのような場所に新人選手が巻き込まれると冷静な判断ができずにハンドル操作を誤って転覆、時には大事故につながる恐れがあります。

万が一の大事故を防ぐという意味で、新人選手は6コースからの進入を厳守することになっているのです。
したがって、はじめのうちはごく自然に「6コースからの進入で勝つにはどうすれば良いか」を考えます。

しかしある程度レースを経験すればその縛りは解除され、自由にコースを選べるようになるので、当然有利なインコースから勝つための戦法に切り替わることがほとんどです。

ところがなかには新人選手時代の考えをそのまま維持し続け、徹底的にアウトコースからの勝ちを追及するような「職人気質」の選手もおり、そのままアウト屋として成長していくことになります。

スタートが得意

また、スタートが得意という場合もアウト屋としての戦いを追及する選手となりやすいです。
そもそも6コースは誰も選ばないコースなので、自分のベストなスタート位置からスタートすることができます。

したがってスタートラインまでの助走距離も十分確保できるので、毎回トップスピードでスタートを切ることができるでしょう。
スピードが出ている状態でスタートタイミングを図ることは難しいですが、スタートが得意な選手には関係なく、最高の状態でスタートできます。

スタート前の駆け引きが面倒

最後は消極的な理由ですが、人間関係がこじれるのが煩わしいという理由であえてアウトコースを選択するという選手も一部存在します。

1コースから3コースの「インコース」ではほぼ間違いなくポジション争いが行われるのですが、そこでは「上下関係」「選手同士の関係」「貸し借り」といった私たちファンが知りえないような人間関係を含めた複雑な駆け引きが発生します。

競艇は公平に争われることを良しとするため、このような駆け引きがあるのは好ましくないのですが、人間同士の争いではこのような駆け引きがどうしても生じてしまいます。
そのような駆け引きによって神経をすり減らしてしまうと、本番で自分の走りができなくなる可能性もあります。

駆け引きで神経をすり減らすくらいなら、いっそ誰も選ばない6コースからスタートしたほうが本来の自分の力を存分に発揮できるという理由でアウト屋として戦い続けるのです。

代表的なアウト屋選手を紹介

代表的なアウト屋選手を紹介

現在の競艇はルール上アウト屋として戦い続けることが非常に難しくなってきており、現役のアウト屋は本当に数が少なくなりました。

本項目で紹介する選手の中にも既に引退した選手やアウト屋を卒業することを宣言した選手が存在することを心掛けてください。

阿波勝哉

阿波勝哉(引用元:BOATRACEオフィシャルウェブサイト)

「アウト屋の選手といえば誰か?」という質問を競艇ファンにした場合、ほぼ全員が阿波勝也選手の名前を挙げるのではないでしょうか。

通称アワカツで御馴染みの阿波勝哉選手はアウト屋のレジェンドといっても過言ではないほどの戦績を持つ選手であり、現在でも絶大な人気を誇っています。

阿波選手の全盛期は2000年代前半で、常に6コースからの進入という圧倒的不利な戦いを強いられるアウト屋でありながら最上級クラスであるA1級に昇格し、SGレースである「笹川賞」に出場しました。

しかし阿波選手の戦績を語るうえで欠かせないのが「6コースから9連勝」という前人未到の記録です。
普通にレースに出走して9連勝をするだけでも難しいのに、6コースから9連勝したこの時の阿波選手はまさに神がかり的な走りを見せていたといっても言い過ぎではないでしょう。

阿波選手の地元である平和島競艇場では阿波選手にあやかったフードが販売されています。
現在はB2級ですが、もし階級不問でボートレースオールスターに出走できるのであれば、間違いなく常連選手となっていることでしょう。

小川晃司

小川晃司(引用元:BOATRACEオフィシャルウェブサイト)
小川選手は阿波選手を超える経歴を持ち、現役アウト屋としては間違いなく最古参です。

デビューしてしばらくは特にアウトコースに拘るといった選手では無かったのですが、自分のレーススタイルにしっくりこない、ということからアウト屋に転向、以降は出走するレースのほとんどを6コースからスタートするようになりました。

小川選手は何と言ってもスタートが独特で、スタートライン目いっぱい助走距離を取り、とにかくトップスピードでスタートラインを通過することにこだわっています。

普通ならスタートタイミングを合わせるのに苦労しそうなほどの助走距離ですが、しっかりとタイミングを合わせられるのはさすがベテラン選手といったところです。

澤大輔

澤 大介(引用元:BOATRACEオフィシャルウェブサイト)
澤選手は、先ほど紹介した阿波勝也選手と良きライバル関係にありました。

選手が自由にプロペラを製造、持ち込みをしても良い「持ちペラ制度」が適用されていた時代、澤選手は価値を追求した結果、ああ選手と同様に徹底的にアウトコースからのまくりを決められるような調整をすることが一番という結論に至り、そこからアウト屋としてさまざまな実績を残し続けます。

ところが持ちペラ制度が廃止されてからは阿波選手同様苦境に立たされます。
それでも数少ないアウト屋として奮起し続けていましたが、アウト屋としてのプライドを語っていられるような成績では無くなってきたことにより、2021年をもってアウト屋を卒業することを宣言しました。

競艇選手は勝敗が直接生活に影響する仕事ですから、選手を続けるためにはこのような苦渋の決断をすることも致し方ないといえるでしょう。

向義行

恐らく競艇界最強のアウト屋といっても過言ではない経歴を残しているのが向選手です。
勝つ事だけでも極めて難しい6コースからの進入にこだわっていたにも関わらず、生涯勝率は6点越え、優勝回数は50回以上であり、その中にはG1レース優勝も含まれています。

最終的な勝利数は1,500勝を超えており、現在はアウト屋が苦境に絶たされている環境ということもあって、向選手以上の成績を残せるアウト屋は今後現れないのではないでしょうか。

現在の競艇はアウト屋にとってはとても厳しい環境

現在の競艇はアウト屋にとってはとても厳しい環境

アウト屋の戦いぶりは競艇の華とも呼べるほど派手であり、見ごたえ満点ですが、残念ながら現在の競艇はアウト屋にとって極めて厳しい環境となっています。

アウト屋がもっとも活躍していたのは2000年代前半ですが、このころは先ほど少し触れた通り、「持ちペラ制度」という、自前のプロペラを自由に使用しても良いというルールが定められていました。

そのため、アウト屋の選手たちはよりアウトコースからのまくりを決めることができるよう独自にプロペラを開発し、レースでは明らかにほかの選手とは異なる行き足を見せるボートを自在に操って勝利数を重ね続けていました。

ところが2012年に持ちペラ制度は廃止され、プロペラは競艇場が所有するものを整備して使うこととなります。
自由に整備ができるとはいえ、持ちペラ制度が適用されていた時代のようにほかの選手とは一線を画するようなプロペラを使用することが出来なくなりました。

アウト屋の代表格である阿波選手の戦績を見てみると、持ちペラ制度が廃止された2012年以降、目に見えて成績が低下してしまっています。

持ちペラ制度が適用されていた最後のシーズンである2012年前期の勝率は6.46でしたが、廃止された最初の年である2012年後期は5.40と、実に1点以上も下がってしまいました。

アウト屋の選手には熱狂的なファンが多い

アウト屋の選手には熱狂的なファンが多い

アウト屋たちはトップスピードでコーナーに到達し、そのスピードを維持したまま大外から残りの5艇を一気に抜き去るという戦法を得意としているのですが、この戦法は競艇を実際に観戦する際の醍醐味のひとつです。

競艇を観たことが無い人でも思わず声を上げてしまうほどの迫力であり、会場も大いに盛り上がります。
実はイン屋の選手たちは一部のファンからはとても嫌われているのですが、アウト屋の選手が嫌いというファンは恐らく一人も居ないでしょう。

それどころか一部には熱狂的なアウト屋ファンが存在し、その選手が出場するレースでは必ずその選手を軸に舟券を買っているほどです。


回収率が高い競艇予想サイト
ゴールデンボートバナー

8月18日にプラチナゴールドプランで「蒲郡3R→蒲郡3R」のコロガシ成功で投資額20,000円→2,353,680円の払い戻し!

ライン登録で無料予想が毎日見れます!
今なら1万円分のポイントもらえる!無料登録して損なし!!

ライン登録して無料予想をみる

まとめ

競艇はその性質上、インコースであればあるほど有利なのですが、選手のなかには新人時代からの慣習や人間関係のわずらわしさを避けるためなど、さまざま理由であえて大外である6コースからの進入にこだわる選手たちが存在します。

アウトコースからの進入にこだわる選手たちのことを「アウト屋」と呼んでいて、彼らは大外からトップスピードでスタートラインを通過し、内側の5艇を一気に抜き去るという戦法を得意としています。

アウト屋が大外から一気にまくる戦い方は見た目にも派手であり、決まった時は会場が大いに盛り上がるなどファンからの注目度は極めて高いです。

特に現役選手でアウト屋の代表格である阿波勝哉選手は地元の競艇場で彼にあやかったフードが販売されるほどの人気ぶりです。