前本泰和選手は7節連続優勝の記録を持つ実力派ボートレーサー!師匠や弟子についても調査

前本泰和選手は7節連続優勝の記録を持つ実力派ボートレーサー

競艇選手の戦法のひとつに「前つけ」というものがあります。
これは、外側の艇で出走することになった選手がピットアウトしてからスタート位置に着くまでにほかの艇よりも先んじて進出し、インコースを奪うという戦法です。

前つけをする選手がいると出走表を見ての予想は意味をなさなくなり、前付けする選手の動きを考慮しながら予想する必要があります。
本記事で紹介する前本泰和選手も積極的に前つけをおこなう選手のひとりなので必ず覚えておきましょう。


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前本泰和選手のプロフィール

前本泰和引用元:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト

前本泰和選手のプロフィールは以下のようになっています。

名前 前本泰和
登録番号 3573
生年月日 1972年4月9日
所属支部 広島
身長 164センチ
体重 49キロ
級別 A1

前本泰和選手は広島支部に所属していて、級別は最高ランクであるA1級です。
広島支部には「辻栄蔵」選手という、SGレース常連のトップレーサーがいますが、前本選手はこの辻選手とデビュー年も近いということもあり、現在の広島支部をけん引するエースレーサーの一人と言ってよいでしょう。

ご自宅ではチワワを3匹飼っていて、すっかり虜になってしまっているとのことです。
競艇選手は日々ライバル選手としのぎを削る日々を送っているので、3匹のチワワ達は前本選手にとってはかけがえのない癒しとなっていることでしょう。

師匠は「インの鬼」と呼ばれる西島義則選手

西島義則引用元:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト

前本選手の師匠は、同じ広島支部に所属している「西島義則」選手です。
西島選手は古くからの競艇ファンからは「インの鬼」と呼ばれるほど有名なインファイターであり、外枠で出走した場合はほぼ間違いなく前つけをしてインコースを狙ってきます。

特に6号艇で出走した場合はどれだけスタートの助走が短くなっても1コースを狙って前付けをしてくるので、西島選手が出走するレースでは1号艇の選手は1コースは走行できないと思っておいたほうがよいでしょう。

現在はかつてほどの強さはありませんが、全盛期は1シーズンにSGレース3連覇を達成するなど、間違いなくその当時のナンバーワンレーサーでした。

デビューからわずか1か月で初水神祭

デビューからわずか1か月で初水神祭

前本選手は1992年5月にプロ競艇選手としてデビューします。
競艇選手のデビュー戦は地元の競艇場となる場合が多いのですが、前本選手の場合は、地元広島にある「宮島競艇場」ではなく、隣の山口県にある「徳山競艇場」でした。

規定に定められているわけではありませんが、デビューしてから約半年間は、たとえ1号艇からのスタートであっても進入は6コースでなければならないという暗黙のルールが競艇にはあります。

競艇はひとたび接触などの事故が発生すると、死につながるような大惨事になる恐れがあるスポーツです。
しかし競艇はインコースが絶対的に有利なスポーツでもあるため、1コースには艇が殺到します。

そのような場所にレース経験が浅い新人選手が紛れ込むと、複数の艇が接触という最悪のケースになってしまう可能性があります。
新人選手が半ば強制的に6コースからの侵入を命じられているのは最悪のケースを少しでも少なくするためで、決して先輩後輩の上下関係によるものではありません。

しかしながら、このルールは新人選手がなかなか勝利できないという状況を生み出していることもまた事実です。
ところが、前本選手はこのような不利な状況でのレースを強いられる状況でありながら、なんとわずかデビュー1か月で初勝利を手にします。

更に初勝利は地元である宮島競艇場でのレースでした。
この勝利に地元は大いに盛り上がったことでしょうし、前本選手にとっても長い競艇人生のなかで忘れられないレースのひとつとなっていることでしょう。

そして前本選手はデビューから約5年後、1997年3月に大村競艇場で開催されたレースで初優勝に輝きました。

2007年に大記録を達成!

初優勝を手にして以降も順調に勝ち続けた前本選手は最高ランクであるA1級にも昇格、G1レースやSGレースに出場する機会も徐々に出てくるなど、着実にトップレーサーとしての道を歩んでいき、知名度も急上昇していきました。

そして2007年、前本選手は前人未到の大記録を打ち立てることになります。
この年の5月、前本選手は唐津競艇場で開催された一般戦に出場、見事優勝を飾ります。

その後、丸亀・常滑・鳴門・津・びわこ・多摩川と、G3レースを含めて合計7つのレースで連続優勝するという超人的な強さを見せました。
前本選手が打ち立てた「7節連続優勝」という記録は、2022年2月時点でも未だ誰も破ったことがなく、今後もそう簡単に破られることはないでしょう。

さらに11月15日に児島競艇場で開催されたG1レース、「競艇キングカップ・開設55周年記念」でも優勝、この優勝が前本選手にとって初のG1レース制覇となっています。

2013年10年越しのSGレース初制覇・2016年には全24場制覇達成

前本選手は2003年に初めてSGレースに出場して以降、毎年というわけではありませんがコンスタントにSGレースには出走し続けていました。

しかしながら結果は準優勝戦に進出したことが数度あっただけで、SGレース制覇の機会にはなかなか恵まれず、苦汁をなめる日々が続いていましたが2013年、ついに栄光を手にするときがやってきます。
前本選手はこの年の賞金王シリーズ戦に出場、トライアル戦を順調に勝ち進み、自身初の優勝決定戦進出となります。

優勝決定戦ではしっかりとインコースを確保してコンマ04秒のトップスタートを決めると得意のイン逃げを決め、危なげないレースでゴール、デビュー20年目にして競艇最高峰のレースを制覇することとなりました。

この年、実は師匠である西島選手が6月にレースで頭部を負傷して意識不明、くも膜下出血を発症し、一時は生死が危ぶまれるほどの怪我を負っていました。

この時にはすでに復帰してはいましたが、師匠に喜んでもらいたいという思いもいつも以上に強かったことでしょうから、その強い意志が実を結んだともいえるでしょう。

前本選手のレーススタイル

前本選手のレーススタイル

前本選手のレーススタイルは師匠である「インの鬼」、西島義則選手の教えをしっかりと受け継いだものとなっています。
前本手は西島選手と同様に、コース取りの段階から積極的にインコースを狙ってくる選手です。

西島選手のように6号艇から強引に1コースを狙うということまではしませんが、6号艇の場合は4コースないし5コースと、少しでも内側に入ろうと動いてきます。

インコースを狙うような動きを「前つけ」といい、インコースが圧倒的に有利とされる競艇においてはこの「前つけ」をする選手を嫌うファンが一定数いることも事実です。

しかし前付けをすると深く入り込んだ位置でスタートをすることとなり、スタート時に加速することが非常に難しくなるというデメリットがあります。
前本選手が特にインコースでの勝率が高いのは、この不利をものともしない高いスタート技術とターンテクニックがあってこそです。

前本選手に弟子はいるの?

前本選手に弟子はいるの?

前本選手の師匠は西島選手だというのは先に説明しましたが、では前本選手に弟子はいるのでしょうか。
いろいろと調べてみましたが、前本選手の弟子と言われている選手はいまのところ居ないようです。

しかし広島支部ではエース級の選手ですから、後輩選手にいろいろと技術面や勝負のしかけどころなどを指導していることでしょう。

自他ともに認めるクジ運の悪さ

自他ともに認めるクジ運の悪さ

競艇で使われるモーターはすべて競艇場が所有しており、どの選手がどのモーターを使うかは事前の抽選で決められます。
さらに出走する枠順も一部のレースを除いて基本的には事前のくじ引きで決められています。

モーターや枠順は時にレースの結果そのものを左右する要素なので、くじ運の強さもある意味競艇選手の成績に影響してくる部分といってよいでしょう。
ところが前本選手はこのくじ運が悪い選手とされていて、コアなファンの間でも前本選手のくじ運の悪さは有名です。

エンジンでは連対率の低いモーターを引き当て、さらに枠順では5号艇6号艇を引き当てると、踏んだり蹴ったりという結果になることも度々あります。

前本選手本人もこのくじ運の悪さについては半ばあきらめているようで、常に最悪の状況を想定しつつくじ引きに臨み、どのような結果であっても調整技術と前つけ技術でカバーしてしまう強さを持っています。

好物はお好み焼き

好物はお好み焼き

広島県といえば、大阪府に匹敵するお好み焼きのメッカであり、前本選手もその例に漏れず代のお好み焼き好きで、月に1回から2回の頻度で食べに行っているそうです。

広島市民の多くは「お好み焼きは広島県のソウルフードである」という主張をするのですが、前本選手も同様であり、広島県のお好み焼きが「広島風お好み焼き」と呼ばれることが多いことに言及し、「広島風お好み焼きの広島風は必要ないよね」といったコメントを残したことがあります。

2021年2度目のSGG制覇を飾るも…

その後もSGレースでは常連といってよいほどレースに出走し続けており、2020年にはボートレースオールスター以外のすべてのSGレースに出走、グランプリシリーズでは優勝決定戦まで進んだものの、4着と惜しくもSGレース2勝とはなりませんでした。

しかし2021年6月27日に児島競艇場で開催された「グランドチャンピオン大会」において優勝決定戦1号枠のアドバンテージをしっかりと生かして得意のイン逃げを決め、見事に2度目のSGレース制覇を決めています。

レース後に前本選手は「1回目はSG制覇といってもシリーズ戦だったので、いつか本当のSGを獲りたいとずっと思っていました。今度いつチャンスがあるか分からないので、思いっきり行こうと決めていました。」とコメントしています。

勝負所をしっかりと見極め、作戦通りに走れたことが今回の優勝に繋がったのでしょう。

この年、前本選手は2020年に続いて2年連続グランプリ決定戦に出場しましたが、惜しくも準決勝、決勝進出とはなりませんでした。
当面はグランプリ制覇が前本選手の目標となることでしょう。


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まとめ

前本泰和選手は広島支部所属のA1優選手で、ほぼ同期の辻栄蔵選手とともに、広島支部でエース級の活躍を見せている選手です。
デビューしてわずか1か月で初勝利し、その後5年目で初優勝と着実に実績を積み上げていきます。

そして2007年には「7節連続優勝」と、未だかつてない大記録を打ち立て、一躍有名になります。
SGレースに出走する機会はあったものの、なかなか勝ち切れない日々が続いていましたが、2013年のグランプリシリーズにおいてついに念願のSGレース初制覇を手にします。

さらに2021年にはグランドチャンピオンも制覇、年末のグランプリ決定戦にも出場したものの、惜しくも優勝とはなりませんでした。

師匠西島義則選手ゆずりの前つけが前本選手最大の武器で、前つけによって深い位置からのスタートとなった場合でも高いスタート技術によって真っ先に第1ターンマークに飛び込む力を持っています。