坂上忍さんは大の競艇好き!これまでの経歴と競艇に関するエピソードを紹介!
競艇といえば、一昔前は「おじさんのギャンブル」という印象がとても強かったのですが、著名人を起用したコマーシャルを頻繁に放送することによってそのイメージを払拭、それにともなって「競艇好き」を公言する著名人も増えてきました。
しかし今回紹介する坂上忍さんはそのようなブームに便乗した競艇好きではなく、筋金入りの競艇マニアです。
坂上忍さんのこれまでの経歴を簡単に紹介
(引用元:youtube)
坂上忍さんは現在テレビで見ない日はないのではというほど数多くの番組に出演されていますが、これほど多くのテレビに引っ張りだことなったのはつい最近のことです。
ここでは坂上忍さんのこれまでの経歴を簡単ではありますが紹介していきます。
天才子役として一躍話題に!
坂上忍さんは東京都杉並区の出身で、お父さんは元々業界紙の記者だったのですが、出版社を足しあげて小説家へ転身しており、お母さんは飲食店を経営していました。
先に劇団に入団していたお兄さんからの薦めもあってたまたま近所にあった劇団に2歳で入団するとめきめきと頭角を現してテレビドラマの子役としてデビューするとその時の演技が話題となり、「天才子役」として有名になります。
しかし私生活はとても苦しかった
華々しい芸能界デビューを遂げた坂上さんですが、私生活は非常に苦しく、そして荒れていました。
お父さんが競艇狂いといっても良いほどのギャンブル狂で、さらに出版社の経営にも失敗して倒産して借金を抱えているにも関わらずお父さんのギャンブル癖が止まらず、借金は膨れ上がっていく一方でした。
一番酷いときは暴力団が自宅まで借金の取り立てに来るという、まさにドラマなどでしか見たことがないような環境で育っていたそうです。
もともと子役の仕事は中学で辞める予定だったのですが、両親が離婚した際に引き取ったお母さんが連帯保証人だったため多額の借金を返済せねばならなくなりました。
そのため中学卒業以降も子役を続けざるを得ませんでした。
また、坂上さんはなんと14歳の時に個人事務所を立ち上げています。
「元子役」の印象から脱却するために試行錯誤
中学卒業後、普通の学校では芸能生活と両立していると出席日数が足りなくなるという理由で「東海大学付属高輪台高等学校」に入学しましたが、入学式当日に体育館で大喧嘩をしたため退場させられた坂上さんはそのまま自主退学をし、16歳から一人暮らしをはじめるようになります。
その当時の坂上さんはとにかく「子役」というイメージから脱却したかったそうで、ロック歌手をやってみたりと色々試行錯誤しましたが、どれもなかなか上手くいきませんでした。
しかしとある映画でのヤクザ役が転機となり、徐々に役者としての頭角を現していきます。
子ども時代に自分を苦しめていた「ヤクザ」を演じることで新たな道が開けたというのは何か運命めいたものを感じてしまいます。
バラエティ番組の出演が急増!お昼の顔としても活躍!
その後、映画製作をしたり劇団を旗揚げしたり、と芸能人や役者以外でも活躍の場を広げた坂上さんにとっての一大転機が2012年に訪れます。
今では伝説の番組となっている「笑っていいとも!」のとあるコーナーで「ブスは嫌い」という毒舌を吐いた事が大きな話題となり、その結果バラエティー番組の出演オファーが殺到、これが今の坂上さんの大活躍のきっかけとなったことは間違いないでしょう。
その後笑っていいとも!の終了後にスタートしたお昼の情報番組「バイキング」でMCとして就任、それ以降さまざまな番組のMCとして現在も大活躍されています。
2021年YouTubeチャンネルを開設
坂上忍さんはテレビでの活躍だけではなく、2021年3月に「坂上忍の家チャンネル」というYouTubeチャンネルを開設し、定期的に動画を投稿しています。
動画の内容は坂上さんが飼っているペットとの日常やプライベートの過ごし方などで、テレビでは見る事の出来ない坂上さんを沢山見る事が出来るでしょう。
そしてこのチャンネルでは時々ではありますが、競艇予想の動画も配信していて、坂上さんがいかに競艇好きかをたっぷりと見ることができる内容となっており、競艇ファンは必見です。
大の犬好きで引退後は動物保護活動をメインにする予定
坂上忍さんと言えば大の動物好き、特に犬好きとしてとても有名です。
自宅では沢山の犬たちに囲まれる生活を送っていて、20代の頃に都内に一軒家を購入したのですが、2015年にもある番組の企画で別荘を購入しました。
もちろんペット達の世話はとてもしっかりなされており、せっかくの休日も愛犬達の世話で終わってしまうそうです。
仕事に関しては60歳くらいを区切りに引退したいと考えているそうで、以降は動物達の保護活動に力を入れていきたいと語っておられます。
そのきっかけとして、2022年にどうぶつ保護ハウスである「さかがみ家」をオープンさせました。
坂上忍さんが競艇にハマったきっかけとは?
冒頭でも書いた通り、坂上忍さんと言えば無類のギャンブル好き、特に競艇好きとしてファンの間では非常に有名です。
毎年年末になると、それまで稼いだお金を全額競艇につぎ込むというのが坂上さんのルーティンであり、恒例行事になっています。
これがきっかけで年末の「賞金王決定戦」の決勝レースでゲストとして呼ばれることが非常に多いです。
20代の頃に付き合った彼女の家が平和島競艇場のすぐ前であり、家に行くとお父さんが居て、一緒に競艇に行ったのが競艇の初体験で、その際に購入した舟券が的中、130倍もの高額配当になりました。
その時に「こんなに簡単にお金が稼げるんだ」と思い、そこから競艇にハマってしまったそうです。
ちなみにギャンブルは競艇だけではなく、競馬、競輪と公営競技は全て手を出していて、さらには麻雀も大好きだと公言しています。
ギャンブル好きの一面はお父さんの血を強く受け継いでいると言えるでしょう。
競艇に投じるお金は文字通り桁違い!仰天エピソードをいくつか紹介!
多くの番組に出演、さらには劇団や俳優育成スクールなどを経営しているということもあり、年収は私たち一般人とは比べ物にならないでしょう。
という事はギャンブルにつぎ込む金額も私たちの想像を遥かに超えた金額である、という事になります。
本項目では坂上忍さんの競艇に関する仰天エピソードをいくつか紹介していきます。
最高1日6,000万円負けたことがある
2015年の大晦日、坂上さんはいつもと同じようにその後年に稼いだお金を全額競艇に投じました。
後に本人が話していたのですが、この時実はなんと1日で6,000万円も負けてしまったのだそうです。
どのような賭け方をしたのかまでは話していませんでしたが、これだけ巨額のお金を賭けたとなると、いかにグランプリレースとはいえ、オッズに何らかの影響が出たのではないでしょうか。
私たちからすると、何故このような無謀な賭け方をするのだろうと思ってしまいますが、「稼いだお金を全額使ってしまわないと仕事に対するモチベーションが上がらなくなってしまう」と坂上さん本人が語っておられました。
当分働かなくても良いくらい勝ったことも
6,000万円負けてしまった前の年にあたる2014年、大晦日は麻雀の特番に出演しており競艇場には行けませんでしたが、年が明けてお正月に早速競艇場に行きその時は2015年とは真逆で、「当分働かなくても良いくらい稼いだ」そうです。
当分働かなくても良い、といっても私たちとは生活レベルが段違いなので、一体どれくらいの金額を稼いだのかまったく想像がつきません。
ところがそれから僅か2週間後の1月14日には「フェラーリが買えるくらい負けてしまった」らしく、せっかく働かなくても良いほど稼いだお金をかなり失ってしまっています。
これまでの総負け額は驚きの金額!
年末恒例の「全額投資」の成果についてですが、これまで3回ほど勝った事があるらしく、合計すると1億円くらいになるそうです。
逆に言うと、その3回以外は全て負けている事になっていて、現在までに負けた金額を合わせるとなんと3億円くらいだと話しておられました。
買った金額と負けた金額を差し引くと、坂上さんがこれまで競艇で負けた金額は約2億円という事になります。
これは競艇に限定した金額なので、全てのギャンブルを合計すると途方もない金額になってしまいそうです。
競艇公式のYouTubeチャンネル番組で司会を担当!
坂上さんは自身のYouTubeチャンネルとは別に、ボートレースの公式YouTubeチャンネルにおいて「ボートレース魂」という番組で司会を担当しています。
坂上さんの長い競艇歴を考えれば豊富な知識や経験をお持ちですからこの司会抜擢は適任といえるでしょうし、坂上さんも喜んでオファーを受けたことでしょう。
競艇選手や競艇好きの芸能人をゲストに招いて競艇に関して熱く語り合うという内容になっており、まさに「競艇好きが司会を担当する競艇好き向けに特化した番組」です。
2022年7月7日に番組が始まったばかりなのですが、初回のゲストはなんと電撃引退をした山崎智也元選手で、電撃引退の真相や30年の競艇生活について語っています。
まとめ
坂上忍さんは子役としてデビューして以来、「天才子役」と世間で言われ華々しいデビューを飾りましたが実生活は全く正反対の悲惨ともいえる状況でした。
父親の多額の借金を抱えることとなってしまい、中学卒業で芸能人を引退する予定だったのですが、借金を返すため芸能活動を続けざるを得なくなってしまいます。
その後紆余曲折を経てバラエティ番組で頭角を現し、現在では多数の番組のMCを担当する人気者となりました。
そんな坂上忍さんは芸能界きっての競艇好きとして知られていて、そのお金のかけ方も非常に豪快です。
毎年年末にその年に稼いだお金を全額競艇に投じるのが恒例行事となっており、しばらく働かなくてもよいほど稼いだ時もあれば、1日で6,000万円負けたこともあるなど、私たちとは完全にかけ離れた競艇ライフを送っています。