競艇の舟券をパソコン投票する際のやり方を解説!インターネット投票でボートレースを楽しもう
競艇の舟券を購入する手段はいくつかありますが、本記事ではその中でも比較的利用者が少ないであろうパソコンを使っての舟券購入方法を詳しく解説していきます。
競艇の舟券を購入する方法について
競艇の舟券を購入する手段は、大きく分けて以下の2種類の方法に分けることができます。
・「通信を活用して購入する舟券を注文する」方法
競艇場で舟券を購入
舟券は当然のことながら、レースが実施されている競艇場で購入する事ができます。
各競艇場ではその競艇場で開催されるレースはもちろんのこと、その日行われている他の競艇場のレースを購入する事も可能です。
自分が舟券を購入したレースを直接見る事ができるのは、競艇場ならではの醍醐味と言えるでしょう。
場外売り場で舟券を購入
競艇場は全国に24ヶ所ありますが、数を見てもすぐに分かる通り、日本全国に競艇場が必ずあるという訳ではありません。
東北地方より北に競艇場は存在しませんし、熊本、宮崎より南にも競艇場はありません。
しかしそういった人たちのために日本各地に「場外舟券売り場」という、舟券を購入できる場所が設けられています。
地域によってはただ舟券を購入するだけの場所ではなく、モニターなどでレースを観戦できたり、競艇にゆかりのあるタレントや現役選手が出演するイベントなどを開催する事もあります。
しかしながら、後述する「ネット投票」の比率が驚異的な勢いで増加していて、場外舟券売り場は年々減少していく傾向にあります。
全国の場外車券売り場の所在地については下に添付しているリンク先を見れば分かります。
電話投票
競艇場と場外舟券売り場は自分の足で直接赴いて舟券を購入することになります。
したがって、これから紹介する残りの方法では通信を利用して注文して舟券を購入することになります。
最初に紹介するのは「電話投票」です。
あまり知られていませんが、公営競技は電話を使うことで競艇場に行かなくても、場外舟券売り場に行かなくても舟券を購入することができます。
後述するネット投票が圧倒的シェアを獲得してはいますが、高齢者の一部の人はネットを満足に扱うことができないため、電話投票が直接買いに行かずとも舟券を購入できる重要な手段となっています。
あと数十年もすれば日本国民全員がネットを使いこなせるようになるため電話投票は恐らくなくなってしまうことになるでしょうが、現時点では完全に無くなるということはないでしょう。
もしかすると電話投票の前に場外舟券売り場が先になくなってしまうかもしれません。
ネット投票
最後に紹介するのがネット投票です。
ネット投票とはインターネットを介して舟券を購入する手段で、電話で会話せずに購入を簡潔できるため、圧倒的に楽です。
競艇のネット投票は後ほど詳しく解説しますが、「テレボート」に会員登録しなければネット投票は行えません。
現在はネット投票が主流
競艇がネット投票を開始したのは2001年からで、公営競技のなかではもっとも早くネット投票を開始しました。
とはいえ、この頃はネット環境が整っているという家も現在ほど多くはなかったのでネット投票を始めてすぐ広まるということはありませんでしたが、徐々にネット環境が一般家庭にも浸透していくにつれてネット投票の比率も上昇、そして携帯電話が世の中に登場すると一気にネット投票の比率は増加していきます。
ネット投票のシェアが決定的となったのはやはり2019年初めからの「新型コロナウィルスの感染拡大」です。
コロナウィルスが日本で拡大し始めた2019年前半は「無観客試合」を開催せざるを得ない状況となり、場外舟券売り場もj閉鎖します。
つまり直接自分の足で舟券を購入するという手段は使えなくなってしまったのです。
するとこれまで競艇場又は場外舟券売り場に足しげく通っていた人たちの購入パターンは大きく二つに分かれます。
一部の何十年も競艇を嗜んでいる人でネットが上手く扱えない人は電話投票に頼らざるを得なくなりますが、大部分の人は普通にネットを扱えるでしょうから、そういったひとたちは「ネット投票」を利用するようになります。
改めてここで説明するまでもなく、ネット投票というのは非常に便利です。
自ら動かなくてもいつでも舟券を購入できます。
携帯電話であれば慣れた人なら1分もかからずに舟券を購入することができるでしょう。
人間というのはよほどの事がない限り「楽な手段」を選びます。
今まで何らかの理由でネット投票を敬遠していた人も、ネット投票を利用してみると「こんなに簡単に舟券を購入できるのか」と、ネット投票の便利さに目覚め、無観客試合が亡くなって有観客試合が再開してもかなりの比率の人がそのままネット投票を継続した結果、その分の比率がそのままネット投票比率に上乗せされる結果となり、ネット投票が舟券購入の手段のメインとして圧倒的シェアを獲得するという結果になったのです。
ネット投票はスマホが主流だがパソコンでももちろん可能
ネット投票の手段として、現在ほとんどの人はスマートフォンまたはiPhoneを使っていることでしょう。
しかしネットがここまで広まったのは携帯電話の力によるものではなく、パソコンが一般家庭に普及したからです。
当然パソコンでもネット投票をすることができます。
パソコンでのネット投票をするメリット
パソコンなど使わなくてもスマホやiPhoneでネット投票すれば問題ないという人もいるでしょうし、今では携帯電話は持っているけどパソコンなんて持っていないという人もいるでしょう。
少し話が脱線しますが、これからの世の中を考慮するのであればそれなりのスペックのパソコンを1台は所有しておいたほうがよいと思います。
携帯電話の性能が上昇しているとはいえ、やはりパソコンには敵わない部分が沢山あります。
近い将来本業だけではなく、副業も並行して別で収入を作っておかなければならなくなると言われていますが、ネット上での副業をスムーズにこなしていくためにはパソコンが必須です。
副業と舟券をパソコンで購入することのメリットとは全く関係ないように思うかもしれませんが、実は少し関係あります。
パソコンをネット投票で行うことのメリットは、「スマホよりもパソコンのほうが情報処理能力に優れている」という点です。
携帯電話でネット投票をしつつ、競艇のレースデータを調べたり情報収集をしようとすると、「ネット投票の画面を閉じる」「レースデータのサイトを開く」、そして「データサイトを閉じて再びネット投票の画面を立ち上げる」というように少々煩わしいです。
しかしパソコンであれば複数のウィンドウをその高い処理能力で瞬時に扱うことができるため、別サイトのウィンドウを開くことも簡単にできますし、設定によっては3つ4つと複数のウィンドウを同時に開いたままにできます。
パソコンで初めてネット投票をする際は「テレボート」の加入が必須
(引用元:TELEBOAT会員募集サイト)
既に携帯電話を活用してネット投票をやっている人であればこの項目はスルーしてもらって構いませんが、今までネット投票を使ったことがなく、これからネット投票を始めようと考えている人は、まず「テレボート」に加入する必要があります。
提携銀行が無い場合は口座開設をする必要あり
テレボートを解説する前に、競艇の舟券を購入する際は銀行口座からまずお金を入金することになるのですが、世の中のあらゆる銀行で入金できるわけではありません。
テレボートに入金できる銀行は、以下12の銀行に限られます。
これらの銀行に口座がない人は最初に口座開設をしなければなりません。
・Rakuten 楽天銀行
・三井住友銀行
・住信SBIネット銀行
・MUFG 三菱UFJ銀行
・りそな銀行
・埼玉りそな銀行
・福岡銀行
・広島銀行
・スルガ銀行
・じぶん銀行
・ゆうちょ銀行
口座の開設手段は銀行によって異なりますが、比較的早いネット投票であっても1週間近く開設するまでには時間がかかるので、口座開設の必要がある人は自分がネット投票したいと考えているレースの少なくとも2週間前くらいには口座開設の手続きを開始するようにしましょう。
テレボートに入会する手順
ここからは上記に紹介した12の銀行のいずれかで口座を所有していることを前提で話を進めていきます。
口座を所有しているのであれば、テレボートに入会することでネット投票をおこなえるようになります。
「ボートレース」オフィシャルサイトにアクセスし、「テレボート(ネット投票)」の項目を選び、「ネット投票会員登録」に進めば会員登録をおこなうことができます。
後は指示に従って必要項目を入力するだけですが、具体的には「口座確認」→「口座振替契約」→「会員登録」といった流れで会員登録は進んでいきます。
参考 競艇を本格的に楽しむなら「テレボート」に加入しよう!解約・退会手順も紹介パソコンでネット投票するための手順
テレボートへの会員登録が完了すれば、パソコンでネット投票をすることが可能となります。
ここではパソコンでネット投票するための具体的な手順を解説していきます。
ログインして登録口座から入金する
パソコンでのネット投票も「テレボート」の公式サイトからおこなうことになります。
テレボートにアクセスして一番右の「投票」をタップすると、会員登録時に設定した「加入者番号」「暗証番号」「認証用パスワード」を入力してください。
ログインに成功すると投票できる画面に飛びますが、そのままではネット投票はできません。
ネット投票をするためには指定した銀行口座からお金を「入金」する必要があります。
入金は「入金・清算」から「入金」を選ぶと簡単に入金できます。
入金したお金はずっと残っているわけではなく、その日のレースが終われば自動的に清算されて自分の口座に残っていたお金が戻ります。
レースを選んで予想をする
投票画面には競艇場が一覧になっていて、レースが実施されている競艇場やレースの種類が一目でわかるようになっています。
開催されているレースのなかから自分が買いたいレースを選びましょう。
買い目を投票する
買いたいレースを選んだら実際に買い目を選ぶことになりますが、残念ながらパソコンの投票サイトでは「出走表」を直接見ることができません。
テレボートでは各レースの出走表を見ることができますが、そうなると投票画面を切り替えることになるので少々煩わしいです。
しかしパソコンは複数画面を開いても簡単に切り替えができるので、テレボートの出走表を見るよりも、もっと詳しい情報が得られる、例えば「艇国データバンク」などの外部サイトの出走表を別ウィンドウでチェックしたほうがよいでしょう。
出走表を見て買い目を決めたら投票画面で実際に購入する買い目を選び、入金をすれば舟券の投票は完了です。
レース結果をチェック
レースが終わったらレース結果を確認しましょう。
購入した舟券が的中していれば自動的に配当金が入金されています。
続けて別のレースを購入するのであればその入金したお金を使えば良いですし、そのレースだけしか買わないのであれば何もしなければ自動的に口座にお金が戻ります。
ネット投票は簡単に投票できるため「依存症」に注意!
ここからは既にネット投票を行っている人も是非読んでほしい内容となります。
ネット投票は非常に便利です。
わざわざ現地に行かずとも舟券を購入できるネット投票は競艇の楽しみ方に革命を与えたといってよいでしょう。
そしてギャンブルというのは非常に簡単に快楽を得られる娯楽ですし、ギャンブルで得られる快楽というのはほかのものでは味わうことができないものです。
つまりネット投票は非常に簡単に他では得られない快楽を得ることができる手段ということになります。
これは裏を返せば非常に危険である、と言い換えることができます。
よって、ギャンブルを継続していくうえでは「ギャンブル依存症」に陥らないように注意しなければなりません。
ネット投票が一部で問題視されているのは、このギャンブル依存症に陥ってしまう可能性が非常に高く、なおかつネット投票によって依存症になってしまうと抜け出すことが非常に難しいからです。
ネット投票がない時代であれば、極端な話「外出させないようにする」ことで半ば強制的に舟券を購入させないようにすることができます。
電話投票という手段もありますがネット投票がない時代は携帯電話がないので、電話しないように監視することは比較的簡単です。
ところが現在は携帯電話やパソコンなどで外出せずとも簡単に舟券が購入できてしまいます。
あまりにもお手軽すぎるが故にいとも簡単にギャンブル依存症に陥る危険性があります。
外出させないようにしたところで無意味ですし、携帯電話を使えないようにしようとすると、相手から非常に激しい抵抗を受けることでしょう。
自分はギャンブル依存症になどなっていない、と思っている人が多いかもしれませんが、毎週無意識に舟券を購入していたり、舟券を購入するのを我慢しているとイライラするという人は立派なギャンブル依存症予備軍です。
ギャンブル依存症になりやすいのはこんな人
ギャンブルにハマっている人というと、いつも酔っぱらっていて不真面目というイメージを思い浮かべるかもしれませんが、実はそういった人は案外節度を持ってギャンブルと付き合っているものなのです。
ずっとギャンブルを継続できているのは、ある意味自分のなかで制限をかけてギャンブルと付き合っている何よりの証拠といえるでしょう。
実はギャンブル依存症になりやすいという人は、「仕事を休まず真面目に行っている几帳面な人」なのです。
こういった人は悩みも人に打ち明けることがなかなかできないので、日々の仕事などでストレスをため込んでいます。
そして、先に紹介した通りギャンブルというのは非常に簡単に強い快楽を得ることができる娯楽です。
真面目で几帳面な人にとって、ギャンブルは何物にも代えがたいストレス解消の手段になります。
ギャンブルの恐ろしいところは、勝った時だけではなく、負けたときも別の意味で感情を揺さぶられる娯楽であるという点です。
人間には「負けを取り返そうとする」意識が無意識に働くそうで、これを「プロスペクト理論」といいます。
プロスペクト理論にどんどんのめり込んでしまうと、お金を湯水のように使いつくしてしまい、最終的に資産をすべて失いますが、ギャンブル依存症はその程度では消えません。
今の世の中にはお金を借りる手段に溢れているので、何らかの手段を使ってお金を借りようとします。
そして、プロスペクト理論によって「そのお金でこれまでの負けを取り戻す」という考えにギャンブル依存症の人はほぼ確実になります。
そしてそのお金も溶かしてしまい、別の手段で更にお金を借りる…というように最悪の状況に陥ってしまうというわけです。
まとめ
ここまでパソコンでの投票のやり方について解説しました。
すでにスマートフォンなどで投票している人はパソコンであってもまったく問題なく舟券を購入することができるでしょう。
これまでネット投票をやったことがないという人も、非常に簡単なのでぜひチャレンジしてみてください。
最後のギャンブル依存症については少し脱線する話となってしまいましたが、誰もが陥るうえに破産してしまう可能性も非常に高いので、常に自分は依存症になっていないか問いかけながらネット投票を利用するようにしてください。
そして万が一危険を感じたら、すぐに舟券を購入することをしばらく控えるなど早めに対処するように心がければギャンブル依存症は必ず予防することができます。