競艇で的中したときの配当金の仕組みを徹底解説!

競艇で的中したときの配当金の仕組みを徹底解説!

「競艇の醍醐味とは?」と聞かれた際にどう答えますか?
きっと多くの人が「白熱のレースを観戦すること」と答えるでしょう。

しかしそれは恐らく建前で、本音は「舟券が的中して配当金を受け取れること」という人が大多数なのではないでしょうか。

だからこそ競艇ファンは長い時間をかけ、沢山のデータを見てレース展開を予想して買い目を出し、オッズとにらめっこしながら舟券を購入するのです。

そんな競艇ファンにとって最も大事なものといえる配当金ですが、この配当金の仕組みについて考えたことがあるという人はほとんど居ないのではないでしょうか。
本記事ではあまり取り上げられることのない「配当金の仕組み」について深く掘り下げていきます。

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舟券を購入して的中させることこそが競艇最大の醍醐味

舟券を購入して的中させることこそが競艇最大の醍醐味

選手同士の熱い駆け引きが見られる白熱したレース、個性的な選手たち、今やアミューズメント施設となった競艇場など競艇の魅力や醍醐味はいろいろとありますが、冒頭にも触れた通り、やはり「舟券を購入して的中させること」こそが競艇最大の醍醐味です。

たくさんの舟券代を投じる必要はありません。
舟券は100円から購入することが出来るので、軍資金が少ない人でも競艇は十分楽しむことができるギャンブルです。

100円だけでも舟券を購入するのと、舟券を購入せずにレースを見るだけとでは、その興奮度合いは雲泥の差ですし、一度的中した時の喜びを味わってしまうと競艇から抜け出すことはなかなか困難でしょう。

「配当金」とは?

「配当金」とは?

ここからは配当金について色々と詳しく解説していきますが、まずは簡単に説明していましょう。

配当金とは
配当金は的中した時に支払われるお金のことです。
「払戻金」と書かれることもあります。

配当金は舟券の売り上げ全体から支払われるのではなく、個々の券種で設定されています。
単勝は単勝の舟券の売上げから配当金が振り当てられますし、3連単は3連単の売上げから配当金が振り分けられるという仕組みです。

「配当金」の簡単な計算方法

「配当金」の簡単な計算方法

配当金の簡単な計算方法をご紹介していきましょう。
まず以下の式を計算することでオッズが導き出されます。

配当金の簡単な計算方法
それぞれの舟券の売り上げ÷それぞれの買い目の舟券代

例えば全体の売り上げが1億円で、1号艇の選手の単勝が5,000万円売れたとします。
この時のオッズは「100,000,000÷50,000,000」で2ですので、オッズは2倍となります。
そして、この買い目に投じた金額とオッズを掛け算すれば払戻金が計算できるというわけです。

このレースで1号艇選手の単勝を2,000円購入していて見事的中したのであれば、「2,000×2」で4,000円が払戻金となります。

舟券の売上げが全部配当金に回されるわけではありません

舟券の売上げが全部配当金に回されるわけではありません

払戻金の計算は上記の通りなのですが、実は上記の計算は正確な払戻金の計算式ではありません。
実はオッズの計算をする際に、「控除率」を差し引かなければ正確なオッズの計算や払戻金の計算ができません。

つまり、私たちが支払った舟券代がそのまま配当金に回されるわけではない、というわけです。
競艇に限らず、すべての公営競技を含めたギャンブルの払戻金は全体の売り上げから控除率を差し引いたものが充てられています。

各公営競技の控除率について

各公営競技の控除率について

各公営競技の控除率というのは、それぞれの公営競技で自由に決めることができますが、他の公営競技と比べてあまりにも控除率が高いと顧客側から「旨味がない」と思われて顧客離れが加速するため、それほど大きな差はありません。

ちなみに4つの公営競技それぞれの控除率ですが、競艇は一律25パーセント、競輪の控除率も競艇と同じく一律25パーセントですが、オートレースは一律30パーセントと他の公営競技と比べると高くなっています。

そして競馬は券種毎に控除率が定められており、単勝・複勝が20パーセント、枠連・馬連・ワイドが22.5パーセント、3連複と馬単が25パーセント、3連単が27.5パーセント、WIN5が30パーセントです。
平均配当が高額になればなるほど控除率も高くなっています。

控除によって得た収益金の使い道

日本財団HP(引用元:日本財団HP)

「なんで売上げから25パーセントも差し引くんだ!」と上記の事実を知って怒ってしまう人もいるかもしれませんが、競艇場はボランティアで運営しているわけではないので、売上げを100パーセント配当に回していたらたちまち運営が成り立たなくなってしまいます。

控除は何もまるまる競艇場の儲けになるというわけではなく、控除で差し引いたお金にはしっかりと使い道があります。

まず、控除で差し引かれた25パーセントのうち、約20パーセントは競艇場側の取り分となり、競艇場の運営費や選手に支払う手当や賞金、そして従業員の給料をはじめとした経費として使われ、これらを差し引いた分が競艇場を運営する側の利益となります。

ここで多くの人が「控除で差し引いた25パーセントのうち、20パーセントが競艇場の取り分だとすると残り5パーセントは何処に行くんだ?」と疑問に感じたことでしょう。
5パーセントのうち半分以上を占める約2.7パーセントは「日本財団」という団体に支払われます。

2.7パーセントというと大した比率ではないように思えますが、2021年度の売り上げはおよそ2兆3,900億円なので、この2.7パーセントだとおよそ640億円というとんでもない金額が日本財団に流れていることになります。

日本財団とはどのような団体かというと、海洋や船舶に関する問題解決、福祉や教育の向上、人道支援や人材など様々な社会貢献に取り組む団体だそうです。

ボートレースの公式ホームページにも具体的な活動が書かれてあり、「感染症対策事業に10年間で230億円の支援」「新型コロナ感染症対策に10億円の寄付」とありました。

素晴らしい貢献だとは思いますが、年間の収入640億円と比較するとかなり少ないという印象です。
そのほかにも色々と支援はしているでしょうが、それでもかなりのお金が残るのではと勘ぐってしまいます。

そして、この収入は何もしなくても競艇という公営競技がある限り支払われ続ける訳ですから、羨ましいと言わざるをえません。

ちなみに役員報酬を見ると年間約1億5,000万円、退職慰労金が約3,500万円と一流企業並みです。
残った2.3パーセントのうち1.3パーセントは「日本モーターボート競技会」へ、残り1パーセントは地方公共団体金融機構へと振り分けられています。

各券種の平均配当金について

各券種の平均配当金について

競艇には全部で7種類の舟券がありますが、それぞれの券種の平均配当はいくらくらいなのかというと、単勝500円、複勝200円、拡連複400円、2連複900円、2連単1,800円、3連複1,300円、3連単7,200円となっています。

ただしこの金額は大荒れとなったレースでの配当も含めての金額であり、実際に最も多く出る配当金となると、この数字の半分もしくは3分の1といったところでしょう。

競艇で儲けるためには3連単を購入することが必須

競艇で儲けるためには3連単を購入することが必須

先に紹介した平均配当金を見ても分かる通り、予想しやすい単勝や複勝ではほとんど儲ける事はできません。
特に複勝は堅い決着となった場合、ほぼ確実に「元返し」となってしまいます。

せっかく的中しても元返しでは無意味ですし、不的中となったら突然舟券代を失う事になるのでメリットがまったくありません。
競艇で本格的に儲けようと考えるのであれば、遅かれ早かれ3連単を買うしか選択肢はないでしょう。

競艇という競技の性質上人気が集中しやすい

競艇は他の公営競技にはない独自の特徴を持っています。
それは「1号艇が他の艇と比べて圧倒的に有利である」という特徴です。

競艇はコースを周回する競技であるため、インコースであればあるほどトータルの走行距離は短くなります。
しかし、これは競馬をはじめ他の公営競技でも同じ事なので、これだけが1号艇が圧倒的に有利になる理由という訳ではありません。

最大の理由は「乗っているボートの性能にほとんど差がない」からです。
競馬や競輪の場合、馬や選手の能力に大きな差があり、多少の枠の優劣であれば覆す事ができます。

しかし競艇のボートは選手の整備力によってモーターの性能差がほんの少しあるものの、基本的には全て同じです。
したがって最初のターンで先頭に立った艇は競馬や競輪のように最後の直線で後ろの艇に抜かれる事はほとんどありません。

これは競艇という競技の常識中の常識であり、舟券を購入している人のほとんど全員が知識として身につけています。

最上位ランクであるA1級選手が1号艇からのスタートだった場合は80%以上の確率で1着になるので人気が集中してオッズが下がります。

そして余程のアクシデントがない限りは大方の予想通りのレース結果となります。
これが平均配当金よりも実際の配当金が大きく下回る最大の理由です。

3連単以外の券種は売り上げが大きく落ちるため稼ぎにくい

3連単以外の券種だと10倍を切る配当になる事も普通なので、稼ぐ事は非常に難しいです。
ならば1点に大金を投入すればその分多くの配当金を得られるのではと思ってしまいますが、残念ながら競艇ではその手は使えません。

中央競馬の場合は他の公営競技と比べて売り上げが桁違いなため、1人が大金を投じてもそこまで影響はないため、ひとつの買い目に大金を投じる方法はリスクが大きいもののある程度有効です。

しかし競艇は中央競馬と比べれば売り上げが少ないですし、それ以上に舟券の売り上げのうち約90%が3連単となっており、単勝や複勝の売り上げ比率は非常に低いです。

そのため、ひとつの買い目に数万円を投資するだけでもオッズに大きく影響し、倍率は一気に低下してしまいます。

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まとめ

競艇の配当金はそれぞれの券種の舟券の売上げから「控除率」を差引いた金額となっています。
そして配当金全体からそれぞれの買い目の売上げを割った数値が「オッズ」となり、このオッズと的中した舟券を購入した舟券代を掛け算して求められた数値が私たちが受け取る「払戻金」になります。

競艇の控除率は券種共通で25パーセントであり、残った75%が払戻金として振り分けられるのですが、25パーセントのうち20パーセントは競艇場側の取り分で、競艇場の運営費や経費、そしてレースの賞金として使われ、5パーセントのうち2.3パーセントは「日本財団」という民間団体へ、1.3パーセントが日本モーターボート協会へ、1パーセントは地方公共団体金融機構へと振り分けられます。

各券種の平均配当を見ると、3連単以外はあまり高いとは言えません。

そして競艇の舟券の売上げの90パーセント以上が3連単となっているため、それ以外の券種でひとつの買い目に数万円のお金を投資するとオッズに大きく影響して倍率が下がってしまうため、競艇で本格的に儲けようとするのであれば、遅かれ早かれ3連単の舟券で勝負せざるを得なくなるでしょう。