ひまひま競艇とは?勝率や賞金ランキングなど掲載記載されているデータを紹介
競艇の舟券を的中させるためには、レースの情報を得てレース展開を予想することが必要不可欠です。
インターネット上には予想に役立つデータを個人でまとめてくれている「データベースサイト」がいろいろとあります。
ここで紹介する「ひまひま競艇」もそんなデータベースサイトのひとつです。
ひまひま競艇ではどのようなデータがまとめられているのか、そしてどのように活用していけばよいのかを本記事では解説していきます。
ひまひま競艇の概要
ひまひま競艇は、正式名称を「ひまひまデータ競艇ページ3」といい、競艇に関する膨大なデータをまとめているサイトです。
ページ下に記載されている「意味のないひとりごと」という項目で、2009年の時点でサイトを開設して10年が経過していると書かれているので、2021年時点ですでに20年以上も継続して運営されているサイトであるということになります。
数ある競艇関連サイトのなかでも老舗中の老舗サイトであるといえるでしょう。
ひまひま競艇は、ほかのデータベースサイトとは異なる独自の切り口でデータをまとめており、競艇に詳しい人であればあるほど興味深い情報がたくさん掲載されているサイトです。
競艇選手に関するデータがとても豊富
競艇関係のデータベースサイトにはさまざまなものがあります。
各競艇場毎のレース結果をまとめ、着順の傾向を数値化したものや、重賞レースの過去の結果をまとめて傾向を分析しているところなど、どのサイトもレース予想をするのに活用できるところばかりです。
そして、ひまひま競艇は特に競艇選手に関するデータが充実しています。
その年の賞金ランキングはどうなっているか、レース数や勝敗数はもちろんのこと、特に詳しいのがSGレースやG1レース開催前の出場条件について詳細に記載されているという点です。
特にSG戦はトップクラスの選手が集うので、どの選手が出場するかで予想は大きく変わります。
ひまひま競艇では、どの選手が出場確定なのか、そしてどの選手が出場できるかどうかのボーダーラインにいるのかを随時更新しているため、出場する選手についての情報をいち早く知ることができます。
予想については勉強中
一方で、レースごとのデータや、レース予想に関しては苦手であるとサイトの頭にしっかりと記載されています。
レース予想に関しては勉強中との事なので、それなりに精度が高い予想ができるようになったのであれば、ひまひま競艇でも買い目予想が公開されるかもしれません。
とりあえずは選手の情報を得るためのサイトとして活用しながら、レース予想を公開してくれる日を楽しみにしておきましょう。
特に使えそうなデータについて
ひまひま競艇では、選手に関するさまざまなデータをまとめていますが、なかにはある程度競艇に関する知識を持っている人でなければ活用できないような情報があることも確かです。
本項目ではひまひま競艇のデータのなかから、競艇初心者が見ても活用できそうなデータをいくつか紹介します。
SG選出順位情報
競艇のレースのなかでももっともグレードが高いレースが「SGレース」ですが、SGレースは誰でも出走できるレースではありません。
SGレースは優勝賞金がほかのグレードのレースとは桁違いに高い半面、出走するには厳しい条件をクリアする必要があります。
「SG選出順位情報」では、どの選手が出場を決めたのか、また出場条件を満たし出場する可能性が高い選手が誰なのかを順位付けで公開しています。
どのSG戦にどの選手が出場する可能性が高いのかをいち早く知りたい人にとってはとても有益な情報が網羅されているデータです。
プレミアムG1選出順位情報
競艇の全レースのなかでも、SGレースに次いで格式が高いのがG1レースですが、そのなかに「プレミアムG1」というG1レースがあります。
プレミアムG1レースはSGレースに匹敵する優勝賞金が得られるレースです。
さまざまな種類のプレミアムG1レースがあり、たいていのレースはSGレースの常連のようなトップ選手による争いとなるのですが、そのうち「ヤングダービー」は、30歳未満の選手が出走条件ということもあり、若手の選手でもSGクラス並みの優勝賞金が狙える貴重なレースのひとつとなっています。
ヤングダービーの上位入賞者は、その年代でトップクラスの実力を持っている選手であるということは間違いなく、次のエースレーサー候補といっても過言ではありません。
若手の実力選手をいち早く見つけたいのであれば、ヤングダービー選出順位上位者をチェックするのがもっとも手っ取り早いです。
実際に2014年のヤングダービー覇者である桐生順平選手は、その後トップレーサーの仲間入りをしていますし、2021年に優勝した羽野直也選手は、2020年にはSG戦で優勝戦に出場しています。
そのほか、プレミアムG1レースではないものの、まるで高校野球の甲子園大会のように全国から代表1選手が選出されて争われる「ボートレース甲子園」や、満45歳以上のベテランレーサーにのみ出走権が与えられている「名人戦」の順位情報など、ユニークなレースの情報が網羅されています。
成績
成績は、競艇に登録されている全選手の成績を数値化して表してくれているデータベースです。
表示されているデータは左から順に「勝率」「2連対率」「3連単率」「出走数」「事故率」「事故点」です。
勝率が高い選手は単純に成績が良い選手と判断してよいのですが、それ以外に「出走数」にも注目しておかなければいけません。
例えば出走数が10回だけであっても、8回1着になっていれば勝率は8.00ですし、50回出走していて35回1着になっていたとしても、勝率は7.00となります。
上記の例でどちらの選手が優れているかを決めるのは個人的な判断になるでしょうが、勝率だけを見ていると選手の真の実力を見誤ってしまうことにもなりかねません。
ひまひま競艇の活用法
上記で紹介したのはひまひま競艇が収集しているデータの一部で、そのほかにいろいろなデータや情報が記載されています。
ひまひま競艇をどのように活用すれば予想に活かせるのかをここでは考えてみることにしましょう。
事前にSG戦に出走する可能性の高い選手を知る
ひまひま競艇はなんといっても競艇における最高峰のレースである、「SGレース」に関する情報が充実しているのが大きな特徴です。
特にどの選手が出走する可能性が高いかがひとめで分かる、「SG戦選出順位情報」をまとめてくれているサイトはそう多くはありません。
レースの予想は時間をかければかけるほど正確な予想ができるようになります。
SGレースはトップレーサーばかりが集まるので、実力が拮抗しており、たとえ不利といわれている6コースでも、レース展開や出走している選手同士の相性によっては1着に入る可能性も十分あります。
ひまひま競艇で出走しそうな選手の情報をいち早く収集し、予想に役立てましょう。
その年に調子が良い選手を知る
「年間成績」というデータには、各選手の獲得賞金や1着率、そして1着から3着になった階数が示されています。
特に注目して起きたデータが「180日間レート」です。
このデータは直近180日間でその選手が賞金を平均でいくら獲得しているかを表した数値で、例えば総獲得賞金額で上位の選手でなかったとしても、この「180日間レート」で上位に入っている選手は、直近の調子がかなり良いということになります。
180日間レートで上位に入っている選手はチェックしておきたいところです。
新人選手で要注目の選手を知る
ひまひま競艇では、各選手の「登録番号」も表記されていますが、この数値が大きければ大きいほど、登録して間もない新人選手ということになります。
さきほど紹介した「年間成績」を見て、ほかの選手よりも明らかに登録番号が大きい選手が居たら、若手選手でありながら上位に食い込んでいる選手ということになります。
こういった選手は近い将来G1レースやSGレースに出走し、優勝する可能性も出てくるので注目しておきましょう。
買い目予想は別の競艇サイトを活用しよう
ひまひま競艇では選手に関するデータはとても充実しているものの、競艇場に関するデータなどはなく、買い目予想も現在は公開されていません。
したがって、買い目予想などの参考はほかの競艇サイトを活用するようにしましょう。
まとめ
ひまひま競艇は、正式名称を「ひまひまデータ競艇ページ3」といい、サイト開設からすでに20年以上経過している、競艇関連サイトのなかでもかなり老舗サイトのひとつです。
ひまひま競艇はとにかく各選手に関してのデータが充実しており、選手データの内容の豊富さは競艇関連サイトのなかでもトップクラスだといえるでしょう。
特にSGレースに出走する可能性が高い選手をランク付けしている「SG戦選出順位情報」を確認できるサイトは有名どころだとひまひま競艇くらいではないでしょうか。
また、「ヤングダービー」の選出順位情報や、年間成績の「180日間レート」などをチェックすることで、これからエースレーサー級の活躍をしそうな若手選手の情報をいち早く仕入れることができます。
一方で買い目予想に役立ちそうなデータは一切記載されていないので、ひまひま競艇は選手に関する情報を仕入れるデータベースとして活用し、買い目予想は別の競艇サイトを参考にしましょう。