競艇で100万円勝つことは可能?勝つための方法を伝授
公営競技を嗜んでいる人であれば、一度は「帯封」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
帯封とは100万円以上の配当を得ることを指しています。
帯封は誰もが夢見る配当金ですが、競艇で100万円勝つことは果たして可能なのでしょうか。
そして可能であれば実際に100万円勝とうと思えばどのような手段を活用すればよいのでしょうか。
本記事では夢の100万円配当を現実とするための方法を紹介していきます。
100万円負けるのはとても簡単
まずは100万円勝つ事の真逆、100万円負けることについて考えてみましょう。
結論から言えば、競艇で100万円負けることは実に簡単で、誰でもすぐに達成することができます。
のめり込んでしまうとみるみるうちにお金が減ってしまうのが競艇であり、際限なくお金を賭けるとあっという間に借金を抱えてしまうこととなるため十分注意しましょう。
掛け金に限度額はない
依存して借金を抱え込んでしまうギャンブルといえばパチンコやパチスロをイメージする人も多いでしょう。
しかしパチンコやスロットは一日中台の前に座っていても無くなるお金には限度があります。
ところが競艇の場合、ひとつの買い目に投資するお金の上限はありません。
したがって極論を言えばひとつの買い目に100万円投資をして負ければその時点で100万円負けをあっさり達成してしまうのです。
複数の競艇場で毎日レースが開催されている
そして、競艇という競技に定休日はほぼありません。
もちろんすべての競艇場が365日開いているというわけではないのですが、競艇場は全国に24か所あって、毎日どこかの競艇場でレースが開催されています。
それも1日1つの競艇場というわけではなく、複数の競艇場でレースが開催されているのです。
ひとつの競艇場では1日12レースおこなわれます。
もし3つの競艇場でレースが行われていれば、全部で36レース開催されていることになります。
ひとつのレースに3万円を投じてすべてのレースに負ければ108万円負けとなり、100万円負けをあっさり達成してしまいます。
このような賭け方をする人はさすがに居ないと思いますが、無謀な買い方をしているとあっという間に手元のお金を失ってしまう事になりかねないので、競艇の舟券を購入する場合は必ず先に使うお金の上限を決めておくようにしましょう。
競艇で100万円勝つことは不可能ではないが難しい
では本題である「競艇で100万円勝つ」ことは可能なのでしょうか?
結論から言うと、競艇で100万円勝つことは不可能ではないが、一般の人が実現させることはかなり難しいです。
どうして100万円勝つことが難しいのか、その理由は次の項目で解説します。
ひとつの買い目に大金を投じるとオッズが下がってしまう
高配当を狙うには、どんな公営競技であっても「3連単」を購入することになるでしょう。
競馬の3連単の場合、日曜日に中央競馬の中継を見ていれば分かりますが、当たり前のように万馬券が出ており、週に1度くらいは必ず10万馬券となっています。
的中させるのは非常に難しいですが、100万円の配当金を得る可能性が高いのが競馬です。
いっぽう競艇のレース結果を見てみると、もっとも難易度が高い3連単であっても万舟券が出るのは1日に数レース。
たいていは100倍以内の配当であり、もっとも多いのが20倍後半から30倍程度となっています。
競艇は3連単でも120分の1と競馬の4896分の1に比べれば格段に当てやすいうえに、1コースの艇が絶対的に有利であるという性質を持っていることから、荒れた結果になりにくいです。
配当金が低いのであればひとつの買い目に大金を投じれば良いのではと考えるかも知れませんが、残念ながらそれも難しいです。
競艇の場合、特に一般戦となるとそれほど大きな売り上げにはなりません。
あまりに大量の資金をひとつの買い目に投じると、オッズに影響して倍率が下がってしまうことがあります。
どれくらい投じれば影響が出るかについては各レースの売上げによって変わりますが、一般戦の場合、あまり注目されないレースだとひとつの買い目に1万円投じただけでオッズに変化が生じることも十分あるのです。
高配当になりづらく、大量に資金を投じるとオッズが下がってしまうという性質上、競艇で帯封を得ることはかなり難易度が高いと言わざるを得ません。
1発で100万円回収を目指すならG1やSGレースを狙おう
どうしても一発で100万円回収を目指したいのであれば、方法はひとつしかありません。
それは「SGやG1などグレードの高いレースで勝負する」ことです。
競艇の一般レースの1日あたりの売上げはだいたい数千万円単位ですが、もっともグレードの高いSGレースになると1日の売上げは10億円を軽く超えています。
つまり単純計算で100倍のお金をひとつの買い目あたりに投じてもオッズが変化する心配はないということです。
一般戦の3連単の場合、ひとつの買い目に1万円投じるとオッズが下がる恐れがあると紹介しました。
その100倍ですから、ひとつの買い目に100万円投じてもオッズは変わらないということになります。
とはいえ、100万円を狙って100万円を賭けるというような買い方はしないでしょう。
そこまでお金を投じなくても、20倍程度のオッズを狙って5万円を投じれば100万円以上の回収を狙うことができます。
5万円をひとつの買い目に投じるというのもなかなか勇気が必要ですが、十分帯封を狙えるレベルであることは間違いありません。
一般レースで100万円勝つならばコロガシが必須
一般戦で100万円の回収を狙うのであれば、1レースのみでの達成はほぼ不可能と考えてよいでしょう。
とはいえ、コツコツ1レースずつ3連単を買い続けていたのではなかなか利益は増えませんし、そもそも連続で的中させ続けることが難しいです。
一般戦で100万円回収を狙うのであれば、コロガシという買い方が必須となるでしょう。
コロガシとは最初に的中したレースで得た配当金を次のレースで均等に全額賭ける買い方です。
例えば、1回目のレースで5つの買い目に5,000円投じ、16倍の買い目が的中したとします。
この時点で得られる配当金が1万6,000円です。
次のレースで3連単の買い目を4つ選び、この1万6,000円を全額投資すると、ひとつあたりの買い目は4,000円です。
そして同じく16倍の買い目が当たったとします。
4,000円の16倍ですから、配当金は64,000円になります。
次にこの64,000円で8つの買い目を均等に買うと、ひとつあたりの買い目は8,000円です。
8,000円程度であれば一般戦でもオッズが変動することはないでしょう。
今度は20倍の買い目が的中しました。
8,000円の20倍ですから、配当金は160,000円です。
16万円であればもう1回くらいはコロガシが出来るかもしれないですが、流石に4連続的中させるというのは凄まじい難易度なので、やめておいたほうがよいでしょう。
以上のようにコロガシを数回繰り返せば少ない資金で100万円に到達することができるでしょう。
コロガシの成功率をアップさせるには
コロガシを成功させれば100万円は達成できると文章に書くのは簡単ですが、実際にはそう簡単に成功するものではありません。
コロガシを成功させるためには、しっかりとレースを選定することが重要になります。
基本的にはインコースの勝率が高いレースを狙おう
大金を回収するのであればやはり穴狙いのレースで勝負するのが一番と思っているのであれば、その考えは間違っています。
コロガシはだんだん1レースあたりに投じる金額が増えていくので、無理に穴狙いをしなくても先ほどの例のように十分な配当金を得ることができる買い方です。
基本的には競艇のセオリー通り、インコースの勝率が高いレースを狙うのがおすすめです。
インコースがA級選手、アウトコースがB級選手となっているレースなどはコロガシを成功させるレースとしては一番ベストでしょう。
1レース目はとにかく当てることを重要視する
コロガシを成功させるためには、1レース目を当てなければスタートラインに立つ事すらできません。
コロガシが成功しさえすれば、利益は雪だるま式に増えていくので、1レース目はコロガシのための資金を得るという気持ちを持ち、10倍を切る配当であっても構わないので、とにかく絶対の自信をもって予想できるレースで勝負するようにしましょう。
2レース目以降は堅いレースを3連単で
見事1レース目が的中したのであれば、ここからいよいよ本格的にコロガシをスタートさせていくことになります。
1レース目の的中によって舟券を購入する資金はある程度確保できているはずです。
したがって無理に高配当のレースを狙う必要はありません。
何しろ負けてしまうと1回目の配当金を全額失ってしまうことになりますから、1回目以上にレース選定は慎重におこなう必要があります。
とはいえ、レース選定のルールは1回目とそれほど大きく変わることはありません。
インコースが間違いなく来ると予想できる堅いレース、オッズでいえば10倍から30倍前後の決着となるようなレースでコロガシをするのが一番成功率が高いです。
そして、2回目以降の舟券は3連単で購入するのが絶対条件となるでしょう。
理由は次の項目で解説します。
100万円勝つなら3連単を買うしかない
100万円の配当金を得るためにコロガシをするのであれば、購入する舟券は3連単以外ありえません。
何故3連単しかありえないのかというと、舟券の売上げ金額の比率が3連単とそれ以外では雲泥の差だからです。
競艇の場合、どの会場であっても、どのグレードのレースであっても、3連単の売上比率は全体の90パーセント以上となっています。
一般戦の場合、3連単のひとつの買い目に1万円を投じるとオッズの変動が生じる可能性があるわけですから、もし同じくらいの売上げの一般戦で3連複の買い目に1万円投じると、オッズは間違いなく大幅に下がってしまうでしょう。
オッズが下がっても的中率が上昇するわけではありません。
当たった時の配当金が下がるだけなので、オッズが下がるような買い方はしないようにしましょう。
自信がない場合は予想サイトの活用も視野に
コロガシは成功させたいが2レースや3レースを連続で的中させる自信がない、という人におすすめなのが「競艇予想サイトの活用」です。
競艇予想サイトとは、ホームページ上で実際のレースの買い目を有料、もしくは無料で公開している競艇関連サイトの事をいいます。
競艇予想サイトで予想をしているのは、元競艇記者だったり元選手だったりと競艇に深くかかわっていた人たちであることが多く、私たちがどうやっても知りえないようなルートから極秘情報を多く入手しています。
的中実績には過去の的中させたレースや配当金が記載されており、その中には思わず目を疑うような高額配当が記載されていることもあります。
ただし、すべての競艇予想サイトがユーザー優先で運営をしているというわけではなく、なかには自分たちの利益のみを優先し、当たりもしない予想ばかりを出して情報料を得ているというような悪徳競艇予想サイトも多く存在しているのが現状です。
ほとんどの競艇予想サイトにはレビューや口コミなどが投稿されていて、まったく当たらないサイトや詐欺まがいのサイトの場合は被害者からの投稿が必ずされているので、競艇予想サイトを利用する前には必ず被害に遭った人の口コミが投稿されていないか確認しましょう。
まとめ
競艇はほぼ1年じゅう、どこかの競艇場でレースがおこなわれています。
1日で開催されるレース数は合計すると数十レースにもなり、1レース当たりに投資できる金額に上限はありません。
したがって競艇で100万円負けるのは極めて簡単だと断言できます。
いっぽう100万円勝とうとすると、それなりに工夫が必要です。
競艇はもっとも難しい3連単でもよく出ているオッズが10倍後半から30倍程度と低く、一般戦だとひとつの買い目に1万円以上投じた場合、その買い目のオッズに影響が出る可能性があります。
だからといって、穴狙いの買い目で100万円配当を狙うというのは非現実的です、
競艇で100万円を得るのに実現度が高い方法としては、SGレースでひとつの買い目に数万円を投資するか、コロガシを複数回成功させて合計利益を100万円以上にするかの2択になるでしょう。
いずれの方法を選んだ場合でも購入対象となるレースはインコースで決着する可能性が高い、俗にいう「堅いレース」となります。
もし自分でコロガシをする自信がなく、お金をある程度準備できるというのであれば、競艇予想サイトの有料情報を活用するのもひとつの手です。