競艇で勝てない理由と改善策を徹底解説!
毎週のように競艇の舟券を買っていても、なかなか勝てないという悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。
特に初心者の人は知らず知らずのうちに負けやすい舟券の買い方をしていて、なかなか当たらなかったり、当たっても儲けが出ないということに陥りがちです。
当記事では競艇に勝てない人が陥りやすい傾向について解説していきます。
競艇の基礎を理解していない
舟券を買うときについついオッズ、つまり配当率ばかりに目がいってしまい、高いオッズの舟券ばかりを買ってしまうという人がいます。
しかし、こういった人は競艇をはじめ、レース展開を予想するギャンブルで勝つことはできないでしょう。
競艇に限ったことではありませんが、どんなことでも基礎的なことを理解していなければ、どういったレースが勝てるのかといった正しい判断ができません。
逆に競艇の基礎知識をしっかりと身につけている人は、高配当なレースを見たときに、舟券を購入する価値のあるレースかどうかの判断ができ、自然と勝率がアップします。
・舟券を購入する価値があるかの見極めを行えるようになる
競艇の基礎をまずは理解しよう
競艇のレース展開を予想する上でおさえておきたい基礎知識は3つです。
インコースが一番勝率が高い
まず、1つ目は「インコースが一番勝率が高い」という点です。
これは競艇のレースの基本中の基本なので、どういったレースにおいてもこの法則は当てはまります。
競艇は全部で6艇でレースが実施され、コースを3周したときの着順をファンは予想します。
なかでも、一番内側を走行する1号艇は走行距離が最も短く、勝率も高いです。
競艇場によって多少勝率にバラツキがあるものの、1号艇の勝率は実に50パーセント以上となっており、よほどのことがない限り1号艇を外して舟券を買うということは考えないほうがよいでしょう。
勝率が高いということもあって、オッズがそれほど高くはならないものの、とにかく勝ちたいのであれば1号艇を中心に着順を予想するのが当てるための秘訣です。
モーターの勝率もチェックする
2つ目は「モーターの勝率もチェックする」という点です。
競艇では選手が自前のモーターを常に使ったりはせず、節のはじめに抽選によって使用するモーターが決まります。
モーターにはそれぞれ性能があるため、その選手の勝率を大きく左右します。
モーターは選手自身で整備をするため、整備の腕によって性能を多少カバーできるものの、それでもよいモーターを使っている選手は勝率がアップすることが多いです。
選手にはランクがある
3つ目は「選手にはランクがある」という点です。
競艇の選手は勝率によってランク付けがなされており、まずB2からスタートし、レースの勝率によってランクがどんどんと上がっていく仕組みになっています。
B2の選手とA級選手との実力差はかなり大きく、基本的にはB2選手がA1またはA2の選手に勝つことはまず無いと考えてもらって構いません。
しかしモーターの性能差によって、この実力差は多少縮まります。
B級選手でも高性能のモーターを所持しており、1コースを引き当てているのであれば、着順に絡める価値は大いにあるといえるでしょう。
買い目を絞る事が出来ていない
特に競艇を始めたばかりの初心者が陥りやすい勝てない理由が「買い目を絞り切れない」というものです。
買い目を絞り切れていないと、どの枠も当たりそうな気がしてしまい、沢山の買い目を購入してしまいます。
そのためせっかく舟券を当てたとしても、舟券を購入した金額のほうが支払われた金額を上回る、いわゆる「トリガミ」の状態がずっと続いてしまう事になります。
これでは買えば買うほど収支ではマイナスとなってしまい、いつまでたっても利益をだすことができません。
買い目が多くなってしまう人の舟券の買い方の特徴としては、「ボックス買いが多くなってしまう」「買う必要がない舟券まで買ってしまう」という点があげられます。
買い目を絞るにはどうすれば良いか
まず「ボックス買い」をしてしまう人は、どうすれば買い目を絞れるかを考えてみましょう。
ボックス買いは沢山の舟券を一気に買えるので、特に予想を始めてからレースがスタートするまでの時間が迫っているときなどにとても有効です。
しかし、舟券を購入する予定の艇がひとつ増えただけで買い目点数が大幅に増えてしまいます。
例えば、6艇すべてを3連単で購入すると120通りの舟券を購入することになり、これでは数年に1回出るかどうか、というクラスの高配当の舟券を当てない限り利益がでないでしょう。
ボックス買いをする人は、とにかく当てたいという気持ちが強くなり、当たる可能性がある舟券はすべて買ってしまうといった傾向が強いです。
しかし、それは裏を返せば「予想が弱い」という事になります。
この負のスパイラルから抜け出すためには、1着と2着をある程度絞れるように、予想の質を高める必要があります。
コースや選手の特徴を把握出来ていない
2つ目の「買う必要がない舟券まで買ってしまう」人は、レースが行われる競艇場や出走する選手の特徴を把握できていないことが原因です。
競艇場は全国に24ありますが、それぞれ水質が異なり、その水質はレースに出走する選手に大きな影響を与えます。
また、レースに出走する選手にもそれぞれ得意、不得意があり、得意なレース場やレース展開になった時はやはり勝率は高くなります。
レースの特徴や選手の特徴をすべて頭に入れることは難しいですが、自分が舟券を買おうと考えているレースを早くから決めておくことは大切です。
レースが始まる前に競艇場の特徴や選手の特徴をその都度仕入れておけば当たる確率は格段にあがります。
競艇場の特徴や選手特徴を知ることで、どの選手が勝ちやすいか判断できるようになります。
すると、「切るべき選手」というのが自然と見えてきて、1着や2着を予想しなくても消去法で買ったほうがよい舟券を絞り込むことができます。
購入する舟券を絞り込むことができれば毎回ボックス買いをするようなこともなくなるでしょう。
また初心者は特に常連さんや解説者の予想に振り回される傾向にあります。
たとえば、買う予定ではなかった舟券を「一応買っておいたほうがいいかな」という安易な判断で余計に購入しがちです。
自分自身の予算や払戻し金額を計算し、収支がマイナスとなるのであればこういった余計な舟券は買わないようにしましょう。
出走表を隅々までチェック
自分が買う舟券を決めるときには、ネットなどの予想サイトや競艇場にいる「予想屋」の着順を参考にする人も多いかもしれません。
しかし勝つためには、そんなものよりも「出走表」をしっかりとチェックすることに時間を割くのが大切です。
出走表には選手の情報やこれまでの勝率、そしてモーターの勝率など予想するために必要な情報が凝縮されています。
着順の予想をするのであれば、予想サイトなどを見なくとも出走表を隅々までチェックするだけで充分です。
特に初心者の人は、いきなり予想サイトの予想をチェックするのではなく、はじめに出走表を隅々まで見てから自分なりの予想を立て、そのあとで予想サイトなどの予想を確認するようにしましょう。
自分の予想と予想サイトの予想が大きく外れていたのであれば、それぞれを比較することで予想を正確にしていくための勉強ができます。
勝てる人の共通点とは
競艇で勝てている人は、競艇を楽しんでいる人口の1割程度だといわれています。
しかし逆にいえば、1割の人は競艇で確実に利益を出しているのです。
競艇で勝っている人にはいくつかの共通点があります。
メンタルが強い
1つ目は「メンタルが強い」という点です。
予想をしているときは「調子がよいとき」と「調子が悪いとき」があります。
調子がよいときは自分の信念がブレることはありませんが、調子が悪いときは当たりやすい舟券を買ったのに穴になってしまったり、大穴を買ったらガチガチの低配当の結果になったりと、裏目裏目に出てしまうものです。
メンタルが強い人はここで冷静になり、「今日は調子が悪い日だから仕方ない」と早めに見切りを付けることができます。
むやみやたらと賭けない
2つ目は「むやみやたらと賭けない」という点です。
メンタルが強い人は、調子が悪いときは早めに見切りを付けてそれ以上舟券を買おうとはしませんが、そうでない人は「負けた分を取り返したい」という一心で、舟券を買い続けてしまいます。
しかし、この買い方はとても危険です。
なぜかというと、この買い方だとどうしても「オッズ」ばかりに目が行ってしまい、そのほかの情報を度外視してしまいます。
そんな舟券の買い方では、まぐれ当たりでもしない限り、いつまで経っても勝てないでしょう。
勝つための情報を仕入れている
そして3つ目は「勝つための情報を仕入れている」という点です。
情報を仕入れるというのはギャンブルだけではなく、あらゆることにおいてとても大切です。
競艇歴が長い人ほどついつい自分が既に頭に入れている知識をもとに舟券を予想してしまいがちですが、それでは勝つことができません。
ごく一部の競艇に勝ち続けている人は、自分がこれまでに仕入れた知識だけではなく、常に「最新の情報」をさまざまなものから仕入れています。
競艇場の特徴というのは、そうそう変化することはありませんが、選手の状態に関してはその年ごとに大きく変わります。
時には技術が向上し、これまで苦手としていたレース展開を克服している事もあるでしょう。
そういった選手の変化は勝率などに如実にあらわれます。
常に最新のデータを入手し続けることが競艇で勝ち続けるためには一番大切なのです。
まとめ
競艇で勝てない人には「基礎を理解していない」「買い目を絞り切れない」「競艇場や選手の特徴を把握できていない」といった共通点があります。
基礎を理解することは何においても重要なので、勝てない人は競艇の基礎についてまずは勉強しましょう。
そして選手や競艇場の特徴を学ぶことで、自然の買い目を絞ることもできます。
競艇に限らず、ギャンブルで勝ち続けるためには、いかにたくさんの情報を常に仕入れるかがとても重要です。