競艇好きの芸能人は意外と多い?ボートレースにハマる有名人を一挙紹介
麒麟川島明さんや、明石家さんまさんなど、「競馬好き」の著名人が多いのはとても有名です。
では競馬に次いで有名な公営競技である競艇はどうなのかというと、競馬に負けないくらい熱い思いで応援している著名人がたくさんおり、共通の趣味や特徴を持った芸人を集めて濃いトークを繰り広げる「アメトーク」では、2015年という早い段階で「ボートレース好き芸人」という回を放送し、多くの競艇ファンから大好評でした。
本記事では競艇が大好きと公言する芸能人のなかから、特に有名な人たちを紹介します。
競艇好きを公言する芸能人が増えてきている
競艇といえば、以前は「ガラの悪いオジサンがやるもの」というイメージが強かったですし、競艇場は「危険、汚い、薄暗い」といった悪い印象しか持たれず、女性が近付けるような場所ではありませんでした。
しかし近年では競艇のコマーシャルに有名芸能人を多数採用し、「競艇」という名称を「ボートレース」という名称に変えてイメージアップを図った結果、見違えるほどクリーンなイメージを持たれるようになりました。
イメージをただアップさせるだけではなく、競艇場そのものも綺麗にリニューアルし、女性や家族連れでも入りやすいように設備を整え、グルメもインスタ映えがしそうなものを販売するなど、女性や家族連れの集客に積極的です。
その結果、デートスポットとして十分活用できる施設になっていますし、入場料が安いうえに子供が遊べる遊具が充実してる競艇場もあるので、レジャースポットとして活用している家族連れも増えてきました。
このイメージアップの結果か、以前はあまり公言できなかった「競艇好き」を堂々と公言できる環境が整ったことにより、競艇好きを公言する芸能人はとても増えてきています。
また、新たに競艇にハマったという芸能人も出てきており、この輪はますます広がっていくことでしょう。
競艇好き芸能人といえば「蛭子能収」
競艇好きの著名人を語るうえで絶対の外せない人の一人が「蛭子能収」氏です。
20歳で競艇を始めて競艇歴はなんと50年以上、並みの競艇好きとは年季が違います。
専門誌などでの予想コラム、競艇関係の番組のゲスト出演など、競艇関連のメディア露出は間違いなく芸能界一でしょう。
競艇の舟券を買っている人ならば皆知っている「蛭子買い」という舟券の買い方の考案者でもありますし、自身の名前を冠したレースが開催されている著名人は蛭子氏ただ一人だけです。
まさに競艇好き著名人のパイオニアといってもよいでしょう。
しかし残念ながら現在は認知症が進行しているとのことで、以前のように仕事も競艇も出来なくなってしまいましたが、ファンとしては、まだまだこれからも蛭子能収さんが競艇界隈で活躍される姿を見てみたいです。
年末一発勝負が話題に「坂上忍」
(出典: 日本タレント名鑑)
蛭子能収さんに次いで、芸能界随一の競艇好きとして有名なのが坂上忍さんです。
子役時代から芸能界で活躍されていて、その芸歴はすでに50年以上と芸能界で言えば大ベテランの領域に入っています。
近年では俳優というよりもお昼の情報番組など、各方面でMCとして活躍されている姿をよく見かけます。
2014年に取材を受けた際に「競艇歴は27年」と語っておられました。
すると、2022年現在では競艇歴は35年ということになります。
坂上さんはとにかく大金を1日につぎ込むことで有名で、「1日に6,000万円負けた」など、その豪快な賭け方のエピソードを数えるとキリがありません。
これまではその年稼いだお金をすべて年末のレースに賭け、もし大勝ちしたら来年1年間は一切仕事をせずに休むという勝負の仕方が恒例となっていて、実際に大勝ちした際には本当に翌年1年間一切お仕事をしなかった時があります、
現在は身寄りのない動物たちを保護する施設を建設中ということで、年末一発勝負からは卒業しましたが、競艇は辞めることはなさそうです。
蛭子さんはとにかく的中率重視の多点買いをすることで有名ですが、坂上さんはまったく真逆で、とにかく点数を絞り、1点に大金を投資するという買い方をします。
2019年のグランプリ決勝戦では、「1-3-2」の3連単1点勝負をし、大きな話題となりました。
残念ながら的中とはなりませんでしたが、この男気溢れる買い方は相当経験を積まないと出来ないとファンから大絶賛されています。
ちなみに翌年のグランプリ決勝戦でも3連単の1点買いをし、見事に的中させました。
配当は1,900円とそこまで高くはありませんが、恐らくとんでもない金額を投じていたはずですから、一般サラリーマン1年分の収入分くらいは軽く受け取っているのではないでしょうか。
競艇好きの人気芸人
ギャンブルが好きな芸人さんは昔も今もとても多いです。
しかし競艇が今ほどイメージが良くない頃は、ギャンブル好きといえば競馬やパチンコばかりが取り上げられ、競艇好きの芸人さんはあまり注目されていませんでした。
ところが現在は競艇関連のコンテンツが急増しており、そういった番組に出演する競艇好き芸人さんがとても増えてきています。
そんな競艇好きの芸人さんの中でも競艇関連のメディアで大活躍されている方々をここでは紹介します。
千鳥大悟
(出典: 日本タレント名鑑)
現在活躍されている芸人さんのなかで競艇好きとして最も知名度が高いのは、千鳥の大悟さんではないでしょうか。
相方のノブさんは競馬好きとして有名で、「何も考えるな。G1はルメールを買えばええ!」の名言があまりにも有名です。
競艇にハマったのは東京に進出してからだそうですが、そのハマり方が尋常ではなく、「財布がカラになるまで買い続ける」「平和島でお客さんに帰りの電車賃を借りた」など競艇にまつわるエピソードはたくさんあります。
しかし、そのエピソードはほぼ100パーセント負けエピソードです。
それもそのはず、競艇の買い方は特にデータ収集などはせず、「オッズを見て適当に買う」そうで、恐らくこの買い方を続ける限り負けエピソードはこれからも増えていくことでしょう。
ノブさんは競馬に関する名言を数々残されていますが、大悟さんは今では伝説となっている「4カドの峰は峰なんよ!」という強烈な名言を残しました。
この名言が飛び出した瞬間、競艇ファンは一斉にツイートをし、一時4カドの峰の単語がTwitter上を飛び交い、競艇界隈ではすっかり有名な一言となっています。
現在も峰選手が4コースに入るたびに「4カドの峰は峰なんよ」のワードが飛び交っていて、すっかり定着した感があります。
このワードには峰選手本人も反応し、ついには「相席食堂」で峰選手がロケ出演するという企画まで実現してしまいました。
ちなみに峰選手は自身でYouTubeチャンネルを持っており、動画配信などもされていることもあって、何の苦も無くロケをこなしています。
現在でも峰選手は相席食堂に欠かせない存在となっており、大悟さんのあの名言がいかに影響力が大きかったかを証明しています。
ブラマヨ吉田
(出典: 日本タレント名鑑)
ブラマヨ吉田さんは競艇関係の番組でよく顔を見かける芸人さんのひとりです。
競艇歴は10年ほどとそれほど長くはないのですが、大悟さんとは別の意味でハマり方が尋常ではなく、長年競艇を愛している方々からも一目置かれる存在になっています。
吉田さんのハマり方は、とにかく競艇に関する知識の収集力が半端ではないのと、買い方のセンスがあるという点です。
吉田さんはユーチューバーのういちさんとかつて「男舟」という競艇関連のチャンネルを放送しており、一度コロナ禍で中断してしまいましたが、2021年5月より「漢舟」と名前を変え、再開しています。
しかし再開場所が全24競艇場屈指の予想難度の高さを誇る江戸川競艇場であり、ファンからは的中が出るのだろうかと、心配する声も上がるほどでした。
蓋を開けてみれば吉田さんの予想がことごとく的中し、プラス収支を連発する結果に。
競艇歴10年でこの結果ははっきり言って凄いとしか言いようがありません。
博多華丸大吉・華丸
(出典: 吉本興業)
博多華丸・大吉の華丸さん自身も競艇好きとして有名ですが、それ以上にお父さんの競艇のハマりっぷりが半端ではなく、トーク番組でよく取り上げられます。
有名なのが自分の靴を質屋に入れて競艇の舟券を買って資金を作り、勝負したものの見事に負け、その日は福岡競艇場から自宅まで裸足で帰ってきた、というものです。
競艇場のイベントで漫才をする機会も多く、そういった場所では一般人には「細かすぎる競艇あるあるネタ」を披露してくれるので、会場は大爆笑の渦に包まれます。
そういった活躍もあってか、現在はボートレースの公式コマーシャルの出演も果たし、養成所所長役として活躍中されています。
華丸さん自身も福岡に居た頃は芦屋でモーニング開催を現地観戦し、その後車で若松まで行って若松のナイター観戦をするという、筋金入りの競艇ファンです。
ますだおかだ増田
(出典: 日本タレント名鑑)
ますだおかだの増田さんは競艇歴の長い芸人さんであり、今のように競艇が注目される前から数々の競艇番組に出演されていました。
それ以上に競艇ファンの間で有名なのが、「増田さんは競艇学校の最終試験に合格した経験がある」という点です。
最終試験に合格したということは、養成学校へ入学する資格をもらったということになり、増田さんはそのまま行けば競艇選手として活躍するという未来を歩むはずでした。
しかしずっとくすぶっていた「お笑い」への夢をあきらめきれず、養成所の入所を辞退、松竹芸能に入ってお笑いへの道を歩むこととなります。
その2年後に岡田さんと「ますだおかだ」を結成、2002年にM1チャンピオンとなり、見事漫才界の頂点に到達しました。
結果論ではありますが、ますださんの選択は間違っていなかったといえるでしょう。
競艇で10億円負けた徳光和夫さん
(出典: 日本タレント名鑑)
徳光和夫さんは大のギャンブル好きとして有名で、特に競馬に関するエピソードを上げれば数限りがありませんが、実は競馬と同じくらい競艇も愛しています。
実の息子さんで現在アナウンサーをされている正行さんから、以前「父は競艇で総額10億円は負けている」という耳を疑うようなエピソードが語られました。
坂上さんの負け額も相当なものだと思いますが、競艇で負けた金額で争うならば、ぶっちぎりで1位なのが徳光さんなのではないでしょうか。
「仕事の時間ギリギリまで競艇場に居る」「帰りの交通費を舟券に使ってしまった」など、千鳥大悟さんを彷彿とさせるようなダメエピソードが盛りだくさんです。
生まれ変わったらボートレーサーになりたい立川談春
(出典: 立川談春 Official Site)
落語会の競艇好きを挙げるならば、立川談春さんは外すわけにはいかないでしょう。
小学校に入ってすぐに埼玉県戸田市に引っ越すこととなった談春さんは、父に連れられて戸田競艇場を訪れ、そこで当時エースレーサーの一人であった「加藤峻二」選手(2015年引退)の走りに心を奪われます。
それから談春さんは競艇にのめりこみ、中学生の頃には変装をし、一人で競艇場を訪れていたととある番組で話されていました。
そしてついには自分自身も競艇選手になろうと、養成学校の試験を受けることを決意します。
ところが談春さんは高身長だったため、身長制限を超えてしまっていました。
さすがに身長を縮めることはそう簡単に出来ることではないため、競艇選手への道をあきらめ、立川談志師匠の話術に魅せられ、落語家になることを決心します。
「最も独演会のチケットが取れない落語家」であり、講演会のチケットは即完売、さらに俳優としても評価され、多忙を極める談春さんですが、それでも大きなレースのイベントなどにはわずかな時間を縫って出演されています。
談春さんの軽快なトークを聞きたいという人にとっては、競艇のイベントは穴場でありオススメです。
現在は噺家として大車輪の活躍をされている談春さんですが、今でもベストな職業は競艇選手であり、生まれ変わったら競艇選手になりたいと語るほど、その熱は冷めることはありません。
談春さんはとにかく知識が豊富であり、噺家さん特有の冷静な判断力で舟券を予想するため、ダメエピソードが多い芸人さんなどとは一線を画すクオリティの予想をしています。
番外編「女性タレントの間で競艇選手がアツい⁉」
これは競艇好きの有名人の話とは少しズレるかもしれませんが、実はアイドルやグラビアアイドル、さらに女性タレントのなかで近年男性競艇選手がとても人気となっており、狙っている人が多くいるという噂が立っています。
なかには元AKBの大島麻衣さんのように、堂々と競艇選手を理想の結婚相手だと公言する人も出てきているほどです。
まず、近年競艇のイメージがこれまでと比べると見違えるほど良くなっているのが要因のひとつといえるでしょう。
そして、競艇選手の特徴を考えると、確かに結婚相手としては理想であるといえます。
競艇選手は基本的に高収入です。
平均年収は約800万円と言われていて、最下級のB2級選手でも一般的な会社員よりは高収入が期待できます。
最上級のA1選手ともなれば数千万円は当たり前、なかには年間1億円以上も稼ぐ選手も居り、優雅な生活が約束されたようなものです。
また、収入面でのメリットとして、「競艇選手は長年現役で活躍できる」ということが挙げられます。
スポーツ選手が現役として活躍できるのは長くてせいぜい40代後半くらいまで、水泳選手や体操選手、フィギュアスケートの選手となると、30代に差し掛かる頃には現役トップで活躍することがすでに難しくなってしまいます。
いっぽう競艇選手の場合、40代で第一線で活躍している選手は多数いますし、50代、60台になってもA1級で活躍している選手も存在します。
選手寿命が長ければ、それだけ長期にわたって高収入が期待できるので、結婚相手としてはもってこいでしょう。
そして何より競艇選手にはイケメンが多いことが、アイドルや女性タレントに人気となっている最大の要因と見て間違いありません。
すでに結婚していますが、トップレーサーの峰竜太選手は普通にイケメンですし、なかには俳優さんと見間違えるほどのルックスをしている選手も多数います。
そんな選手が真剣な表情でレースに臨むのですからファンになってしまう女性が多いのもうなずけます。
ついでに言えば、競艇選手はレースで遠方にいる間はかなり長期間家に居ないことが多いです。
結婚生活が長くなると、旦那が家にずっと居るのが嫌だという奥さんが実は多いですが、競艇選手を旦那にするとそのような悩みを持つことはありません。
自然と適度な距離感を保つことができます。
まとめ
本記事では競艇好きを公言されている著名人を紹介しました。
しかしここで紹介したのはほんの一部であり、実際にはもっとたくさんの競艇好きの著名人の方がおられます。
また、公言していないだけで競艇の舟券は買っているという著名人の方も多数おられるでしょう。
発言力のある著名人の方々が競艇好きであることを公言し、競艇の面白さや奥深さをプレゼンしてくれれば、今まで以上に競艇人口は増え、更なる盛り上がりを見せることでしょう。
そして、アイドルグラビアアイドル、女性タレントの中では高収入であり、イケメンが多い男性競艇選手がとても人気で、実際に狙っていることを公言する方も一部存在します。