競艇の3連単で稼ぐコツを紹介!なぜ3連単が稼げるのか理由も解説
3連単とは、レースの1着・2着・3着も含めて的中させる舟券です。
競艇のなかでもっとも稼ぐのが難しいといえますが、当たると高額の払戻金を手に入れることができます。
競艇で稼ぐなら単勝や2連単ではなく、3連単を極めるのが1番の近道です。
当記事では、3連単で勝つためのコツやおすすめの買い方を解説していきます。
競艇の3連単とは?
競艇の3連単とは、レースの「1着・2着・3着」の順番を予想して当てることを前提とした賭け方です。
たとえば、あるレースの着順が「1着:1号艇・2着:2号艇・3着:3号艇」という結果になったとします。
このレースで的中となる3連単の舟券は「1-2-3」となります。
3連単「2-1-3」や3連単「1-3-2」は的中とはなりません。
このように3連単とは、1着・2着・3着の艇を当てるだけでなく、着順も当てなければならないので、的中させるのはかなり難しいといえるでしょう。
しかし当てるのが難しい分、的中させた時の払戻金額はかなり高くなります。
3連単は全部で何通りあるのか?
はじめに結論から述べると、3連単は全部で「120通り」あります。
競艇のレースは必ず6艇で行われるので、1着の選び方は6通りです。
次に2着は1着以外の5艇から選ぶことになるので、選び方は5通り。
最後に3着は1着・2着以外の4艇から選ぶことになるので、選び方は4通りになります。
こちらの数字から、3連単の全通りの点数は「6通り×5通り×4通り=120通り」となるわけです。
3連単はの平均配当はいくら?
3連単の平均配当は「約7,300円」です。
注意していただきたいのが、全てのレースで7,000円前後の払戻金が出るという訳ではないことです。
安い払戻金と高い払戻金が交互に出て、平均にしたときに「約7,300円」になります。
ちなみに単勝の平均配当は「約500円」、2連単の平均払戻金は「約1,900円」となっています。
こう見ると、3連単の平均払戻金は、ほかの舟券と比べてもかなり高いことがわかります。
3連単の最高配当はいくら
3連単で過去に出た最高配当は「682,760円」です。
100円の舟券が約68万円になったということなので、的中させた方はかなり嬉しかったはずです。
この記録は人気を集めていた1号艇が転覆し、全く人気の無かった4号艇が1着を取ったことで、この配当が出ました。
何が起こるか分らないのも、競艇の面白いところのひとつということです。
なぜ3連単が稼げるのか?
競艇の3連単が稼げる理由は、予想の実力を活かすことができるからです。
たとえば、単勝は1着だけ当てればいいので、運が良ければ誰でも当てることが出来ます。
しかし、3連単は1着・2着・3着の着順も当てないといけないので、予想の実力を持っていないと当てることは難しいといえます。
ここからは、さらに具体的な理由について、2連単と比べながら解説していきます。
3連単は2連単よりも稼ぎやすい
競艇の3連単は2連単より稼ぎやすいです。
なぜなら3連単は2連単よりも、さらに予想の実力が必要となってくるからです。
3連単を的中させる確率は約0.83%であり、運で当てるのはほぼ不可能です。
3連単を的中させるということは、実力勝負=過去データや天候等で予想を細かくした方ほど稼げるということになります。
競艇の3連単で稼ぐコツ
競艇の3連単で勝つためのコツは、買い目点数を4~10点にすることです。
買い目点数は4点未満だと少なすぎるし、11点以上では多すぎます。
当項目では、その理由を詳しく解説していきます。
3連単の買い目点数は4点から10点がおすすめ
3連単の買い目点数は、4点~10点がおすすめです。
この買い目点数ならそこそこ当てることができるし、トリガミにもなりにくいです。
ですが、「買い目点数が少なすぎて、全然当たらない」という初心者の方もいるかもしれません。
競艇初心者にとっては、10点以下の買い目点数で3連単を当てることは難しいといえます。
しかし、ここで買い目点数を増やしてしまうと、いつまでたっても競艇で稼ぐことはできません。
競艇で稼ぐためには「少ない買い目点数でも当たるように予想の勉強をする」ことが大切になってきます。
買い目点数が少ないとダメな理由
3連単は1点買いが最も稼ぎやすいといえます。
なぜなら、どんなレースでも当たる買い目はひとつしかないからです。
しかし、3連単を1点買いしたときの的中させる確率は「約0.83%」しかないので、1点買いをした場合、1日12レース勝負しても全く当たらないこともあります。
いくら稼ぎやすいといっても、全く当てれなければつまらないと感じる方も多いのではないでしょうか。
やはり3連単の買い目は4点以上にしておくのがおすすめです。
買い目点数が多いとダメな理由
当たらないからといって買い目点数を増やし過ぎるのはオススメできません。
たとえば3連単を1点当たり1,000円で24点買いして、オッズ10倍が的中したとしましょう。
このとき、舟券代の合計は、「10000円×24000円=ー14,000円」となります。
せっかく的中したのに舟券代がかかりすぎて、トータル収支はマイナスになってしまいます。
だからこそトリガミにならないように舟券を買うには、買い目点数を10点までに絞りましょう。
買い目点数を絞っておけば、鉄板の買い目を的中させてもプラス収支になりやすく、中穴~大穴の買い目であたると大きなプラスになります。
逆に買い目点数を絞れない場合は、そのレースは予想できていないということなので、舟券を購入は見送りましょう。
すべてのレースで勝負するのではなく、自信のあるレースだけで勝負するというのも、競艇で稼ぐためには必要なことです。
競艇の3連単ボックスとは?
競艇のボックスとは、選んだ複数の艇で1着・2着・3着の着順の組み合わせをすべて買う舟券の買い方です。
例えばボックスで1号艇・2号艇・3号艇を選ぶ「3連単123ボックス」の買い目は以下のようになります。
3連単「1-3-2」
3連単「2-3-1」
3連単「2-1-3」
3連単「3-1-2」
3連単「3-2-1」
この買い方は「1号艇・2号艇・3号艇が1着・2着・3着になりそうだけど、順番まではわからない」というときに便利な買い方です。
3連単ボックスの買い目点数
3連単のボックスを買うときに「何艇選んだら何点買いになるのか?」をまとめていきます。
選んだ艇の数 | 買い目点数 |
3艇ボックス | 6点買い |
4艇ボックス | 24点買い |
5艇ボックス | 60点買い |
6艇ボックス | 120点買い |
3連単のボックス買いは、4艇ボックス以上になると一気に買い目点数が増えます。
たとえば、3連単ボックスは24点買いなので、トリガミになってしまう可能性が非常に高いです。
何度も言いますが、3連単で勝つためには買い目点数を4点~10点にすることが大切です。
3連単ボックスを買うなら、3艇ボックスだけにしておくのがおすすめです。
競艇の3連単フォーメーションとは?
競艇のフォーメーションとは、1着(あるいは2着・3着)に軸となる艇を決めて、そのほかの着順を手広く買う舟券の買い方です。
たとえば「1着は1号艇を軸、2着は2号艇と3号艇を軸、3着は全通りで流す」と考えたときは、3連単「1-2‐全」というフォーメーションになります。
このときの具体的な買い目は、下記の8点になります。
3連単「1-2-4」
3連単「1-2-5」
3連単「1-2-6」
3連単「1-3-2」
3連単「1-3-4」
3連単「1-3-5」
3連単「1-3-6」
この買い方は「1着は1号艇が取りそうだけど、2着は2号艇か3号艇のどっちかが着そう、3着はわからない」というときに便利です。
3連単フォーメーションの買い目点数
フォーメーションの買い目点数は、「何艇選んだら、何艇買いになるのか?」を表にまとめるのが難しいです。
なぜなら、艇晩の選び方で買い目点数が不規則に変わってくるから買い目点数がわからない状態で舟券を買うのも危険なので、買い目点数の計算のコツを伝えておきましょう。
フォーメーションの買い目点数を計算するコツは、フォーメーションをばらして考えることです。
たとえば、3連単「1‐23‐全」のフォーメーションは、3連単「1‐23‐123456」のフォーメーションになります。
なお、艇番が重複する組み合わせは現実的には起こりません。
3連単ボックスとフォーメーションの買い分け
最後に3連単ボックスとフォーメーションの買い分けを紹介します。
競艇の3連単のおすすめの買い方は、下記の4パターンです。
「1艇-1艇-全」「1艇-全-1艇」フォーメーション
「1艇-2艇-全」フォーメーション
「3艇」ボックス
大体、フォーメーション買いが10レース~11レース、ボックス買いが1レース~2レースというイメージで買います。
本命選手が2名いる場合
本命選手がふたりいる場合、「2艇‐全‐2艇」のフォーメーションがおすすめです。
これは、2名の本命選手を軸に1着と3着の軸にして、2着を全通りで流す買い方です。
たとえば「1号艇と2号艇が同じ位強そう」と思ったときは、3連単「12‐全‐12」のフォーメーションとなります。
具体的な買い目は、下記の8点になります。
3連単「1-4-2」
3連単「1-5-2」
3連単「1-6-2」
3連単「2-3-1」
3連単「2-4-1」
3連単「2-5-1」
3連単「2-6-1」
本命選手が2名いるときは、ターンするときに競り合うことが多いです。
出走表を見たときに「この選手かこの選手が1着を取りそう」と思ったときは、3連単「2艇‐全‐2艇」を試しましょう。
本命選手が1名、有力選手が1名いる場合
本命選手と有力選手が1名ずついるときは、「1艇‐1艇‐全」か「1艇‐全‐1艇」のフォーメーション買いをしましょう。
これは、本命選手を1着で有力選手を2着にした3着全通りと、本命選手を1着で有力選手を3着にした2着全通りを組み合わせた買い方です。
この時の具体的な買い方は、下記の8点になります。
3連単「1-2-4」
3連単「1-2-6」
3連単「1-3-2」
3連単「1-4-2」
3連単「1-5-2」
3連単「1-6-2」
この買い方は、本命選手と有力選手に人気選手を選んでも、2着や3着の選手次第では高配当が付くこともあります。
出走表を見たときに「この選手が1着!あとはあの選手も3着いないに入ってきそう」と思ったときは、3連単「1艇‐1艇‐全」と「1艇‐全‐1艇」を試しましょう。
本命選手が1名、有力選手が2名いる場合
本命選手が1名で有力選手が2人いるときは、「1艇‐2艇‐全」のフォーメーションがおすすめです。
これは、本命の選手を1着の軸に、2名の有力選手を2着の軸にして、3着を全通りで流す買い方です。
この時の具体的な買い目は、下記の8点になります。
3連単「1-2-4」
3連単「1-2-5」
3連単「1-2-6」
3連単「1-3-2」
3連単「1-3-4」
3連単「1-3-5」
3連単「1-3-6」
この買い方は、本命選手と有力選手に人気選手を選んでも、3着の選手次第では高配当がつくことがあります。
出走表を見たときに「この選手が1着、あの選手とあの選手が2着に着そう」と思ったら、3連単「1艇‐2艇‐全」を試しましょう。
本命選手が3名いる場合
本命選手が3名いるときは「3艇」ボックスがおすすめです。
これは、3名の本命選手が1着~3着をとってくれれば着順に関わらず当たる買い方です。
このときの具体的な買い方は、下記の6点になります。
3連単「1-3-2」
3連単「2-1-3」
3連単「2-3-1」
3連単「3-1-2」
3連単「3-2-1」
出走表を見たときに、「この3選手のだれが1着をとるかわからないが、ほかの選手は絶対に3着以内に入ってこないだろう」と予想したときは、3連単3艇ボックスを試してみましょう。
一番理想な買い方とは?
ここまで4つのパターンに分けて、実践的な3連単の買い方を解説しました。
結論として、1番理想的な買い方は「3連単4~6点買い」です。
その理由は、競艇予想のプロが最も稼ぎやすいと考えているのが、3連単4点~6点買いということです。
買い目点数を絞ることで「外した買い目がきてしまったということもおきます。
そのため、初心者のうちは4つのパターンの通りに6点~8点買いをして、予想に慣れてきたら4点~6点買いに挑戦することをおすすめします。
まとめ
当記事では、競艇で3連単で稼ぐコツを紹介していきました。
競艇の3連単についてもう一度まとめると、下記の5つがポイントとなってきます。
・3連単は実力勝負だから稼ぎやすい
・買い目点数は4点~10点がおすすめ
・3連単を買うときは「ボックス買い」か「フォーメーション買い」
・4つの買い方を使い分けて稼ごう
競艇で稼ぐためには、3連単を極めることが一番の近道です。