6号艇は競艇ではもっとも不利な枠!特徴と6号艇を得意としている選手について解説!

6号艇は競艇ではもっとも不利な枠!特徴と6号艇を得意としている選手について解説!

競艇は1号艇から6号艇まで、全部で6艇によって争われる競技ですが、その中で6号艇は最も不利だと言われています。
本記事では6号艇の特徴や何故もっとも不利なのかを解説し、そんな不利な6号艇でも優れた成績を残している選手を紹介します。

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競艇はインコースが圧倒的に有利な競技

競艇はインコースが圧倒的に有利な競技

競艇はその性質上、インコースが非常に有利な競技です。
まず競艇は決められたコースを3周して着順を競う競技であり、コースを周回するのであれば、内側を回った方が走破距離が短くて済むというのは誰でもすぐに理解できる事でしょう。

とはいえ、例えば陸上競技や競馬などであれば個々の能力に差が生じるため、コースの有利不利程度であればひっくり返す事は十分可能です。

ところが競艇は全ての艇、モーターの性能は基本的に同じ条件でレースが行われます。
性能に差がないという事は、一度前に出られるとその後抜き返す事は非常に困難です。

これらの事を考慮すると、競艇のレースで最も着順の入れ替わりが発生しやすいのはスタートから最初のターンを周回するまでのわずかな間です。

ところがスタートから最初のターンマークに最も早く、最短距離で到達できるのは最もインコースの1号艇であり、1号艇が真っ先にターンマークを回って直線で加速すると、ミスをしない限り後続艇が抜き去るチャンスはほぼ無くなります。

インコース、もっと具体的にいえば1号艇が競艇で圧倒的に有利と言われている理由が理解してもらえたでしょうか。

レースが始まる前から厳しい状況でのスタートとなる

レースが始まる前から厳しい状況でのスタートとなる

上記の事を踏まえて6号艇について考えてみる事にしましょう。
まず6号艇は最も外側からスタートする事になります。

つまり最初のターンマークに到達するまでの距離が最も長くなるので、この時点で大きく不利である事が分かるでしょう。
更にインコースの艇は外側の艇が内側に入らないようにブロックしながらターンを周回します。

6号艇は5艇のブロックを避けながら前に出なければならないというわけです。
これだけでも6号艇がいかに厳しい状況でのスタートを強いられるかが分かります。

6号艇の6コース進入率・勝率

6号艇の6コース進入率・勝率

そのまま素直に1番外側のコースから進入していたのではまず勝ち目がないため、6号艇の選手はなんとか少しでも内側のコースからスタートしようとします。

現在は前付けする選手が激減したので基本的には枠なり進入となってはいるものの、6号艇の6コース侵入率は83パーセントで、約2割の確率で5コースや4コースに進入した状態でスタートしている事になります。

ちなみに勝率は全競艇場平均でたった1.8パーセントしかありません。
競艇のレースは毎日複数の競艇場で実施されていますが、それでも6号艇が1着になるレースは1日1レースも出れば良い方で、レース数によっては全く出ない日も多々あります。

新人選手は必ず6コースからの進入となる

新人選手は必ず6コースからの進入となる

ちなみに新人選手はどの艇からスタートしても必ず6コースから進入します。
これは競艇のルールで正式に定められたものではありませんが、半ば暗黙のルールとして全新人選手が遵守しているルールです。

新人選手を6コースから進入させている主な理由
・インコースは艇が密集するので新人選手がパニックになりやすい
・インコースでハンドル操作を誤ると大事故に繋がる
・6コースの方が邪魔される事ないので新人選手にとってはむしろ力を発揮しやすい

上記を見てみると、安全面を確保するための取り決めである事が分かります。

6号艇の決まり手

6号艇の決まり手

競艇にはそのレースの勝敗を決定づける「決まり手」というものがあります。

6号艇の決まり手
・逃げ
・差し
・まくり
・まくり差し
・抜き
・恵まれ

以上6つが主な決まり手ですが、このうち「逃げ」は1号艇限定の決まり手なので、6号艇で逃げという決まり手になる事はありません。

また、抜きと恵まれも滅多に発生しないので、6号艇の決まり手は「まくり差し」「まくり」「差し」の3つという事になります。
それぞれの決まり手について、詳しく見ていく事にしましょう。

まくり差し

6号艇で最も多く見られる決まり手の一つは「まくり差し」です。
まくり差しは、4コースより外側の艇がスタートダッシュに成功するかどうかが重要な要素となります。

インコースに位置する3艇がスムーズにスタートし、ターンで壁を形成すると、外側の艇は更に大きくターンしなければならないため、上位に入ることが極めて困難になってしまうでしょう。

つまり、インコースが出遅れるかどうかも、まくり差しが成功するかどうかを大きく左右することになります。
まくり差しの典型的な展開は、まず4号艇が先行し、まくりを成功させます。

この際、4号艇はインコースの艇を波によって上位争いから脱落させることが多いです。
その後、6号艇は4号艇の内側を通って前に進出し、順位を上げるといった流れになります。

まくり

「まくり」はまくり差しに次いで多い決まり手です。
ただし、大外の6号艇がまくりを成功させて上位に入るのは非常に難しいことであり、特定の条件をクリアする必要があります。

まくりを決めるためには、以下の2つの条件をクリアしなければなりません。
まず、インコースに位置する3艇のスタートが遅れることが条件の一つです。

先述したように、インコースの艇がスムーズにスタートを決めると、その時点で6号艇の勝利の可能性はほぼなくなります。
したがって、まくりを成功させるためにはインコースの艇が出遅れることが不可欠です。

さらに、4号艇と5号艇が6号艇よりも遅れてスタートする必要があります。この条件が重なることで、6号艇にまくりのチャンスが生まれます。
しかし、このようなふたつの条件が同時に揃うレースは非常に稀であり、6号艇がまくりを決めて上位に入るようなレースはほとんど存在しません。

差し

「差し」が決まる条件というのは、6号艇が内側に進出して前の艇を次々と抜いていくという展開のみです。

しかし、この展開で差しを成功させるには、非常に高いモーター性能が必要です。
モーター性能を向上させるためには、レース前に適切な整備を行う必要があります。

さらに、そのモーター性能を最大限に引き出すためには、優れた操縦技術も欠かせません。したがって、6号艇からの差しを成功させる選手というのは、操縦技術と整備能力に長けていて、SGレースで常に名前を見かけるような最上位クラスの選手に限定されるでしょう。

6号艇が活躍しやすい競艇場

6号艇が活躍しやすい競艇場

6号艇が比較的活躍しやすい競艇場、以下の3つです。

6号艇が比較的活躍しやすい競艇場
・平和島競艇場
・戸田競艇場
・江戸川競艇場

1着率、連対率、3連対率全てで上位となっています。
とはいえ最も1着率が高い江戸川競艇場でさえたった3.2パーセントしかありません。

基本的に6号艇は1着になる事を想定して買うべき番号ではないと言えるでしょう。
ちなみに上記3つの競艇場は1号艇の1着率ワースト3の競艇場でもあります。

6号艇を得意としている選手は?

6号艇を得意としている選手は?

6号艇は圧倒的に不利である事は否めない事実です。
しかしながらそんな6号艇であっても一定以上の成績を挙げなければ上位選手として活躍し続けることは不可能です。

本項目では直近1年間で6号艇の3連対率が高い選手を5名紹介します。
級別はA1級に限定しているので、ここで紹介した選手は他の艇番であっても好走してくれる事でしょう。

青木玄太

青木玄太(引用元:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト)

青木選手は滋賀支部に所属しており、2007年5月にデビュー、2ヶ月後の7月に初勝利しています。
2010年にG3レースで初優勝すると、2017年にはG2レース「モーターボート誕生祭」でG2初優勝も達成しました。
直近1年間では30回6コースに進入して3連対率が63.3パーセントと驚異的な数値を記録しています。

笠原亮

笠原亮(引用元:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト)

笠原選手は静岡支部に所属しており、1999年5月14日にデビュー、それからわずか2日後には初勝利を達成しました。
2005年にはボートレースクラシックに優勝、更には周年記念も初制覇して同一年でG1とSGを初優勝するという大活躍を見せます。

2015年にはチャレンジカップも制するなど、トップクラスの活躍を見せますが2020年8月16日のレース中に他艇と接触、競艇選手としての復帰は絶望的と言われるほどの重傷を負います。

しかしリハビリの担当者が競艇好きであり、「絶対に選手として復帰させる」という強い意志で長期的にリバビリをサポート、その結果1年2ヶ月後奇跡的に選手としてレースに復帰しました。

更にそのレースで初勝利を挙げただけではなく、なんと優勝戦まで進出、更には優勝するという活躍を見せたのです。
直近1年間では26回6コースから進入、3連対率は61.5パーセントとなっているだけではなく1着率も11パーセント以上と6コースから勝ち切る実力も持っています。

藤原菜希

藤原菜希(引用元:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト)

藤原選手は大阪府出身ですが、現在は東京支部に所属しています。
学生時代は空手で輝かしい成績を残しました。
しかも、ただ燕国大会出場クラスという程度の成績ではありません。

藤原選手は女子からてかいでは当時知らない人はいないといっても過言ではないほどで、全国大会を何度も制覇したほか、2008年にはなんと世界女王にも輝いています。
恐らくそのまま空手を続けていたらオリンピック選手としての藤原選手を見ていたかもしれません。

しかし、藤原選手自身は高校入学時点で空手を辞めたかったそうです。
しかし高校は推薦で入学したため空手を続けざるを得ませんでした。

そして大学もまた空手の推薦入学であり、辞めたいと思いながらも空手を続けていたそうです。
それで世界レベルの成績を残すわけですから、空手の才能は超一級品だったのでしょう。

競艇選手のことは大学在学中に友人から 話を聞いて知り、挑戦してみたいという気持ちが強くなったため大学卒業後に競艇学校を受験、見事に合格して競艇選手への道を進むことになりました。
ちなみに師匠はあの「アウト屋」阿波勝哉選手です。

6コースからでも舟券に絡む事ができるのは、師匠である阿波選手から色々とテクニックを伝授されているのではと推測されます。

藤原菜希選手の1年間出場停止の真相は?経歴や師匠についても解説藤原菜希選手の1年間出場停止の真相は?経歴や師匠についても解説

梶野学志

梶野学志(引用元:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト)

梶野選手は東京支部に所属しており、2001年11月に競艇選手としてデビューします。
その年は1勝もできないかと思われましたが、大晦日のレースで初勝利を挙げることができました。

その後も着実に実績を積み上げ、2003年には初優出、翌2004年には浜野谷憲吾選手をはじめ、A1級トップクラスの選手たちを抑えて初優勝を達成、2009年12月には完全優勝も成し遂げました。

羽野直也

羽野直也(引用元:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト)

羽野選手は福岡支部所属であり、トップレーサーである瓜生正義選手とは高校が同じでした。
2014年にデビューすると、6コース進入という不利な状況にも関わらず、3着に入る活躍を見せます。

ところがそこからはなかなか思うような走りをする事ができず、苦難の日々を過ごすことになります。
その努力が報われるのはデビューから1年が経過してからでした。

2015年5月,デビューから135走目にして念願の初勝利を達成すると、そこからはコツを掴んだのかどんどん成績を伸ばしていき、2016年には初優勝を達成、翌年にはG1レースに初勝利するだけではなく、初優勝も経験します。
まだ28歳ということもあり、これからの活躍が期待される選手の1人です。

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まとめ

6号艇は最も外側を走ることになる艇です。
競艇はインコースになればなるほど有利であり、6号艇はレースが始まる前から非常に不利な条件でレースに挑むことになります。

6コースの1着率は全競艇場平均でたった1.8パーセントしかなく、6号艇が勝つことを前提にして舟券を購入することは無謀でしかありません。
インコースの艇のスタートが遅かった場合でなおかつ展開が6号艇に向いたときに初めて舟券に絡むことができます。

決まり手で最も多いのがまくり差しであり、大外から全ての艇を抜きさるまくりがまくり差しに次いで多くなっています。
差しが決まる事もありますが、まくりやまくり差しと比べると決まる確率は非常に低いです。

しかしSGレースに常に出場できるような選手たちは、圧倒的に不利な6号艇であったとしても一定以上の成績を挙げられる技術力を持っています。

実力トップクラスの選手で尚且つモーター性能も他の艇と比べて高いという条件を満たしている時は6号艇を買い目に含めてみてはどうでしょうか。