競輪の売り上げは回復傾向!これまでの売り上げ推移を詳しく解説!
競輪の車券を購入している人たちのほとんどは、競輪全体の売り上げなど知ろうとも思わないかもしれません。
しかし、競輪は慈善事業ではありませんし、国が関わっているとはいえ、税金を競輪の運営に投資しているわけではないため、競輪全体の売り上げが低下してしまうと最悪競輪という競技が日本から消え去ってしまう可能性も秘めているのです。
本記事では、競輪の売り上げがどのように推移していて、直近ではどうなっているかを解説していきます。
競輪の売り上げは日本の経済状況に大きく左右されている
競輪の売り上げは長い歴史の中で大きく変動していますが、実は日本の経済状況の影響を大きく受けています。
競輪の車券を購入している人たちの大部分は、競輪を娯楽のひとつとして捉えています。
つまり競輪は余剰資金で車券を購入し、一喜一憂して楽しむ事が目的で、競輪で生活資金を確保しようと考えている人はほとんどいません。
そのため、生活することに精一杯で、娯楽にお金を使う余裕がなくなってしまえば、多くの人が競輪の車券を購入することを控えるようになります。
詳しくは後述しますが、競輪の売り上げが大きく落ち込んだ時期は日本経済自体が大きく落ち込んだ時期とほぼ同じです。
創設当初から2000年代までの大まかな売り上げ推移を解説
直近20年間の売り上げ推移を開設する前に、競輪創設当初から2000年代までの売り上げ推移を大まかに解説しましょう。
競輪がスタートしたのは戦後間もない1948年のことで、初年度の売り上げは2億4,250万円でした。
それが1949年には135億4,000万円に増加、さらに翌年、その次の年は毎年プラス200億円増加というすさまじい勢いで売り上げを伸ばし続けています。
1961年には売り上げ1,000億円を突破、1970年には5,000億円を突破と、約10年で売り上げは5倍に増加しました。
これらの売り上げが急増した時期は、ちょうど高度経済成長期と完全に一致しています。
1970年に売り上げが5,000億円だった売り上げはたった4年でさらに倍増、1974年に初めて売り上げ1兆円を突破、その後1兆2,000億円ほどをピークに少し売り上げが低迷しましたが、1980年代後半に再び売り上げが増加、1991年に現状で最高益である1兆9,553憶4012万円を記録しました。
この売り上げが増加していた時期というのは、日本でちょうどバブル景気と呼ばれる経済が絶好調の時期と重なっていて、多くの人が競輪にお金を回す余裕があった、或いは沢山のお金持ちが大金を投じて競輪を楽しんでいた結果、過去最高益を記録したと認識しておいてよいでしょう。
ところが1991年3月、バブルが崩壊すると日本は急激に経済が冷え込み、不景気の時代に突入します。
1991年に1兆9,550億円という売り上げを記録していた競輪は、2001年にはなんと1兆1,709億円まで売り上げが落ち込んでしまいました。
直近20年間の売り上げについて
2022年から遡って直近20年間の売り上げをまとめたものが以下の表になります。
年度 | 売上額(円) |
2003 | 983,160,944,300 |
2004 | 915,095,966,200 |
2005 | 877,495,779,400 |
2006 | 861,059,481,900 |
2007 | 840,076,666,000 |
2008 | 791,345,811,900 |
2009 | 727,581,930,400 |
2010 | 634,988,196,600 |
2011 | 622,936,932,200 |
2012 | 609,125,255,300 |
2013 | 606,310,277,800 |
2014 | 615,881,029,300 |
2015 | 630,805,270,900 |
2016 | 634,598,214,600 |
2017 | 640,006,209,000 |
2018 | 654,117,125,300 |
2019 | 660,460,555,100 |
2020 | 749,990,196,400 |
2021 | 964,613,447,100 |
2022 | 1,090,779,290,200 |
表を見てもらってもわかる通り、競輪の売り上げは2000年代に入っても回復する兆しをまったく見せずに現象の一途をたどっていきました。
実は競輪だけではなく、競馬も競艇も同じように売り上げは低迷していったのですが、3つの競技のなかでも競輪の落ち込み具合は飛び抜けています。
2007年から2010年までの落ち込み具合は特に酷く、毎年500億〜900億円という大幅な減少を繰り返していました。
最もどん底だったのは2013年で、この年の売り上げは最盛期のわずか3分の1まで低迷し、競輪そのものの存続さえ危ぶまれるほどでした。
しかし2014年以降徐々に売り上げを回復させ、2022年には2002年以来初めて1兆円まで売り上げを回復させています。
競輪の売り上げが2010年代大きく落ち込んだ理由
競輪のこれまでの売り上げ推移について解説してきましたが、ここからは2010年代に売り上げが大きく落ち込んだ理由と、2020年以降に売り上げが大幅に回復した理由について解説していきます。
まずは2010年代に売り上げが大きく落ち込んでしまった理由について検証していくことにしましょう。
競輪がこの時期に売り上げが大きく低迷した理由についてはネット上でファンがさまざまな理由を挙げていますが、特に大きな要因と思われるもの3つを取り上げて紹介します。
新たなファンの開拓をしなかった
競輪の売り上げが大きく落ち込んだ理由に、新しいファンの開拓をしなかったことを挙げる競輪ファンはとても多いです。
そして、それはこの時期に関わらず、現在まで続いているといってよいでしょう。
新しいファンの開拓とはズバリ、「女性ファンの開拓」です。
どんな商品やサービスにおいても、今や女性からの支持を集めることはとても重要な目標のひとつになっています。
まず、若い女性競輪ファンを獲得すれば、友だちや彼氏を競輪場に連れてきてくれるという相乗効果が期待できます。
また、お子さんが居る女性の心を掴むことができれば、家族連れで競輪場を訪れてくれるでしょう。
家族連れに車券の売り上げはあまり期待できないかもしれませんが、飲食をしてくれれば競輪場の売り上げアップには確実に繋がります。
女性ファンを獲得することでいち早く売り上げ低下を食い止めて回復させることが出来たのは競馬でしょう。
近年では競艇もコマーシャル戦略や競輪場のリニューアルなどで女性でも訪れやすい雰囲気やイメージを生み出すことに成功しています。
いっぽう、競輪場は正直とても女性同士や家族連れで訪れて楽しめるような雰囲気の施設にはなっていません。
老朽化も激しく、建物の古めかしい雰囲気がますます女性の足を遠ざけていることは容易に想像できるでしょう。
実は広島競輪場が現在全面リニューアル工事中で、2025年にはBMXやスケートボードなども楽しめる施設や公園などを設けた総合アミューズメント施設としてオープンすることが決定しています。
この取り組みが成功すれば、競輪のイメージも少しずつ変わっていくのではないでしょうか。
地方の自営業者の減少
競輪の売り上げが大きく低迷したもうひとつの要因は、地方の自営業者が少なくなったからだという意見も出ています。
競輪は平日も盛んにレースがおこなわれていますが、これは地元の自営業者に楽しんでもらおうという意図があるからで、特に観光地に位置する競輪場ではレースを平日にのみ実施しているところが多いです。
しかし現在は地方の過疎化などは進み、商店街は「シャッター通り」と揶揄されるほどにお店の閉店が相次ぎ、平日の競輪では入場者数が激減、売り上げも当然その分大きく低迷してしまいました。
地方の観光地のひとつとしての運営を一切せず、地元の人の娯楽施設として存続させておけばある程度儲かるだろうという甘い考えで運営を続けていたツケが売り上げ激減という形で結果に表れたといえます。
続く景気の減退
上記ふたつは明らかに運営側の怠慢が原因ですが、最後のひとつは運営側にもどうしようもない要因です。
日本は「失われた30年」と言われる超長期的な不景気に見舞われました。
2023年現在も景気が回復したと感じる人はほとんど居ないのではないでしょうか。
景気が低迷していて、収入が増えないのであれば、娯楽である競輪にお金を使おうという人はごく少数になります。
特に2010年代は海外も景気が低迷していて、記録的な円高になっていたうえに2011年には東日本大震災による影響もあり、景気そのものもどん底の状態でした。
競輪はじめ、公営競技の売り上げがバブル以降でもっとも低かった時期もこの時期とちょうど重なります。
2020年以降急速に売り上げが回復した要因は?
売り上げ推移を見てもらえばわかるかと思いますが、2014年以降少しずつ回復していった売り上げは2019年から2020年に一気に2,000億円以上売り上げを回復、翌年も同程度売り上げを回復し、2021年から2022年にかけては回復度合いは鈍化したものの、久しぶりに1兆円まで売り上げを伸ばしています。
急速に売り上げを回復した最大の要因はコロナ禍による外出自粛です。
外出が出来なくなったことによって娯楽が無くなった人にとって、競輪をはじめとした公営競技は数少ない自宅でも楽しめる娯楽のひとつとなりました。
競輪は既にライブ中継を完備していたことも売り上げの大幅回復に大きく貢献したことでしょうし、モーニング、ナイター、ミッドナイトと1日中レースを楽しめるというのも多くのユーザーを獲得した要因のひとつです。
また、実はパチンコユーザーが競輪をはじめとした公営競技に流れ込んだのも売り上げが大きく回復した要因になっています。
実際に2022年以降公営競技が売り上げを回復している一方で、パチンコ業界は2021年以降も新型コロナによる売り上げ減少を回復させることができていません。
直近20年間の入場者数の推移を検証
次に先ほどと同じく、2022年からさかのぼって直近20年間の入場者数の推移を表にまとめました。
年度 | 入場者数(人) |
2003 | 12,123,118 |
2004 | 10,732,358 |
2005 | 9,798,865 |
2006 | 8,620,784 |
2007 | 8,143,744 |
2008 | 6,946,112 |
2009 | 6,478,755 |
2010 | 5,352,023 |
2011 | 4,898,502 |
2012 | 4,686,951 |
2013 | 4,232,840 |
2014 | 3,636,080 |
2015 | 3,303,425 |
2016 | 2,949,673 |
2017 | 2,710,818 |
2018 | 2,505,291 |
2019 | 2,192,241 |
2020 | 1,254,001 |
2021 | 1,356,001 |
2022 | 1,701,129 |
競輪の売り上げ自体はかなりの勢いで回復を見せていますが、競輪の入場者数に関しては2021年から2022年を除いてずっと減少傾向にあります。
実は競輪の入場者数は昭和49年の約4,600万人がピークで、それ以降ずっと減少傾向にあります。
直近20年間を見ても2003年は約1,210万人だったのが、もっとも低い2020年には約125万人と、約10分の1にまで減少してしまいました。
ピーク時の約4,600万人と比較すると、実に約37分の1になっていることになります。
2022年に170万人に回復していますが、これはコロナ禍によって観客が入れなかった分が回復したに過ぎないので、競輪場の入場者数が回復しているとは言えません。
入場者数がずっと減少している要因について
入場者数は他の公営競技でも減少傾向にあるのですが、競輪の減り具合はほかの公営競技と比べても突出しています。
競輪の入場者数がここまで減少してしまった要因について考察してみましょう。
ネット投票が主流になった
競輪の入場者数が減少している最も大きな要因は、ほかの公営競技と同様にネット投票が解禁され、ネットでの投票がすっかり浸透したからです。
ネット投票がスタートするまでは、競輪の車券を購入するには実際に競輪場を訪れるか、全国にある場外車券売り場にて車券を購入するしかありませんでした。
しかしネット投票が解禁となり、いつでもどこでも車券を購入できるようになると、競輪場に足を運ぶ必要がなくなったため、必然的に入場者数が減少していったというわけです。
競輪場にわざわざ通うだけの価値がない
競輪場に多くの人が訪れなくなった最大の理由はネット投票がスタートしたからだと説明しました。
しかしそれは競馬においても競艇においても同じことです。
ところが競馬や競艇は確かに入場者数は減ってはいるものの、競輪ほどの著しい減少にはなっていません。
2023年はコロナ禍の入場制限がほぼ完全に緩和されたということもあって、中央競馬のG1レースになると身動きを取るのも困難になるほど多くの観客が詰めかけているそうです。
一方で競輪場はどうなっているかというと、ネット上に現地で実際に観戦している人たちの書き込みが記載されているのですが、G1レースだったとしても余裕で入場でき、座席も選びたい放題だそうです。
G1レースでさえこの有様なので、一般戦ではほとんどお客さんが入っていないのではないでしょうか。
競馬場と競輪場でなぜこれほどまでの大きな差が生じたのかというと、競輪場にはレースを観戦すること以外でわざわざ競輪場に足を運ぶだけの付加価値がないからです。
競馬場を訪れたことがある人ならば実感していると思いますが、競馬場ではレースを観戦するだけではなく、場内ではさまざまなイベントを実施していますし、現在では女性しか中に入れないような場所を設けるなど、競馬ファン以外特に女性に競馬場を訪れてもらうような取り組みを次々と実施し、成果を上げているというのは先ほども説明した通りです。
競輪場でもイベントを実施してはいるものの、女性が訪れたいと思えるようなイベントはほとんど実施できていません。
今のままでは入場者数を回復させることは困難でしょう。
特に若い人にとっては敷居が高すぎる
そもそも競輪場を訪れること自体が若い人には敷居が高すぎるというのも、競輪場の入場者数がほとんど回復しない大きな理由のひとつになっていることは間違いないでしょう。
競輪場に行ってみようという気持ちになった際に、実際の場内はどのような雰囲気なのかをネット上の画像やYouTubeなどで確認する人が大半でしょう。
ところがそこで見られるのはボロボロの老朽化した施設や薄暗い場内、そしていかにも競輪場に入り浸っているような高齢者の姿ばかりです。
これらを見て若い人が競輪場に行こうとはまずならないでしょう。
競馬だけではなく、近年は競艇も子供むけの遊戯スペースを設けるなど積極的に大幅リニューアルを施して一定の成果を出しています。
競輪も何かしらの対策を施さなければ、競輪場は廃れていく一方です。
入場者数を増やすためには何をすれば良い?
このままでは優観客開催でありながらほぼ無観客状態のような状況でレースが実施されるような未来になってしまうことは目に見えています。
競輪場の入場者数を回復させるためには何をすれば良いか、考察してみることにしました。
施設の大幅リニューアル
競輪場にお客さんが入場してもらうために最優先でやらなければならないのは、やはり施設の大幅リニューアルでしょう。
中央競馬が開催されている競馬場はどこも施設が非常に綺麗で、オシャレなスポットなどもあり、女性でも一度行ってみようかなという気持ちにさせてくれます。
競艇場の前述通り積極的に大胆なリニューアルを実施する競艇場が増えており、入場者数回復の大きな要因となっています。
競輪場に人を呼び込むためには、まず「暗い」「怖い」「入りづらい」といったマイナスイメージを払拭する必要があるでしょう。
運動不足改善の一環として自転車が流行っているのは競輪にとっては大きな追い風になっているのは間違いないので、自転車ブームを上手く取り入れられるようなリニューアルを施すのが成功の秘訣ではないでしょうか、
競輪のイメージアップ
以下は埼玉県が競輪についてのイメージを調査した結果です。
「引用:包括委託事業者が競輪場のイメージについて調査をしたところ、悪い 印象と答えた割合は、大宮は60.2%、西武園は47.2%との結果 であった。
多くの人が、競輪場に良い印象を持っていないことが分かる。
今後、競輪事業を続けていくためには、県民に競輪事業の目的等を御 理解いただくとともに、競輪事業のイメージアップを図る必要がある。 」
引用元:埼玉県 | 県営競輪事業の現状と課題(案)
このように、競輪について良いイメージを持っていないという意見が圧倒的に多いという結果が出ているのを見ても分かる通り、競輪場の入場者数が減少の一途を辿っているのは競輪のイメージそのものがあまり良くないのが大きな要因です。
競輪というと、どうしても八百長という単語が頭をよぎる人が多く、ラインという競輪独自のシステムそのものも、事前に選手同士で作戦を練り合うこともできます。
これでは八百長が簡単にできるのでは?と一般の人に思われてしまうのも無理はないでしょう。
リニューアルと同時にイメージアップも図らなければ、競輪場に訪れようという気持ちにはなかなかならないのではないでしょうか。
2023年の後半になると、競輪の投票アプリである「ウィンチケット」のコマーシャルを見る機会がとても多くなりました。
ウィンチケットではイメージキャラクターとしてオダギリジョーと窪塚洋介を起用しています。
2名ともとても演技力があり、独自の魅力を持っている俳優さんであることは間違いないのですが、競輪のイメージアップに貢献できるかと言えば、個人的には正直微妙なところではという感想を持ってしまいます。
本気でイメージアップをしたいのであれば、若い人たちに人気がある若手俳優を起用すべきでしょう。
通いたいと思えるような施設作り
競輪場をリニューアルすることは重要だと先に解説しましたが、施設をただ綺麗にしただけではお客さんを呼び込むことは不可能です。
リニューアルの際には、新規の競輪ファンが競輪場に通いたいと思えるような施設にしなければなりません。
例えば、奈良競輪場は平城宮跡の近くに施設があります。
平城宮跡は施設が非常に広く、すべてを1日で回ろうと思うと徒歩ではとても無理なので、レンタサイクルを使って敢行を楽しむ人が多いそうです。
今のところ、奈良競輪場の改修工事の話は出ていませんが、もしリニューアル工事を施すのであれば、レンタサイクルができるような設備や、サイクリングをした人が休憩できるようなおしゃれなカフェなどを設ければ、競輪以外の新規顧客を取り込めるでしょう。
休憩のついでに競輪場に立ち寄る人も一定数出てくるでしょうし、そこで競輪の魅力を知り、新しい競輪ファンを獲得できるチャンスも十分あります。
まとめ
競輪の売り上げは発足後急激に上昇しています。
それはちょうど日本が高度経済成長によって大きく発展した時期にピッタリ重なっているため、競輪の売り上げ推移を見ることで日本の経済状況を知ることもできます。
競輪の売り上げ推移に戻すと、それ以降はバブル景気によってさらに売り上げを伸ばし、1990年代後半には2兆円にあと一歩というところまで到達しましたが、その後バブル崩壊によって売り上げは低下、そこから競輪は長い低迷期を迎えます。
2000年代、2010年代とずっと減少し続け、2013年にはピーク時の3分の1まで売り上げが落ち込みました。
しかしそこからは少しずつ回復していき、2020年から2021年にかけてはネットの巣ごもり需要で売り上げを大幅に回復、2022年には2002年以来20年ぶりに売り上げ1兆円を達成しました。
以上のように売り上げはかなり回復してきているのですが、その一方で入場者数は減少の一途をたどっており、全盛期の数パーセント程度になってしまっています。
競輪場を訪れている人は大部分が70歳以上の高齢者で、このままだとますます入場者数は減少していく一方でしょう。
入場者数を回復させるためには若い人、特に女性の観客を増やさなければなりません。
・競輪のイメージアップ
・リニューアルの際には通いたいと思えるような魅力的な施設を設ける
以上の対策を早急に施さなければ、競輪場の入場者数の減少を食い止めることは難しいでしょう。