性格が悪い競輪選手はだれ?ネットでの評判を徹底調査!
2023年現在、競輪選手として登録されている人数は実に2,300名以上にもなります。
これは国内の同じプロスポーツ選手の登録者数としてはトップクラスの多さだそうです。
これだけたくさんの選手がいると、選手の性格も様々です。
ひょっとするとみんなから「性格が悪い」と思われている選手も存在するかもしれません。そこで本記事では競輪界で性格が悪いと噂されている選手は居るのか、ネットでの評判を調査してみる事にしました。
「性格が悪い」と名指しされている選手は居なかった
「競輪選手 性格悪い」といったワードで検索をかけてみましたが、ネット上では名指しで性格が悪いと言われている選手は居ませんでした。
全てを確認したわけではないので断言はできませんが、ネット上で「性格悪い」と固有名詞で選手の事を名指しするようなファンは居ないようです。
そもそも私たちファンはレース中やインタビューや動画などでしか競輪選手のことを見る機会はありません。
そういった部分は競輪選手のごく一部に過ぎないので、そこだけで性格が悪いという評価をしても信憑性はほとんどないでしょう。
表も裏も知っている競輪選手が名指して「性格悪い」というなら説得力がありますが、そのような事をしたところで何のメリットもないので、そういった噂が世間に広まる事はほとんどなさそうです。
どういった選手が性格が悪いと判断される?
今のところ現役選手で性格が悪いと批判されている選手は居ないようですが、どういった選手が性格が悪いと判断されやすいのかを考えてみる事にしましょう。
反則スレスレの走りばかりする選手
競輪は公営競技ということもあり、普通のスポーツとは比べ物にならないほどルールが厳しいです。
皆レースが無事に終わるよう、ルールを守りながら戦っているわけですが、そんな中で勝つためならなんでもするといったスタンスで、反則スレスレの走りばかりの選手は多くの選手から性格が悪いと思われてしまうことでしょう。
特に故意に接触したりすると場合によっては命を失ってしまうほど危険であり、そういったラフプレーを積極的におこなう選手は性格が悪いとしか言いようがなく、ファンからも選手からも嫌われる事は間違いありません。
勝負駆けを全然しない選手
勝つためには手段を選ばないという選手は不人気にはなってしまうでしょうが、勝負に賭ける思いは本物である事には間違いありません。
手段はどうあれ一生懸命走っている事には変わりないので、そういったなりふり構わないプレースタイルを高評価するファンも一部存在するでしょう。
ところが中には勝負よりも安定性を重要視してしまう競輪選手も一部存在します。
そういった選手は普通ならトップを目指して勝負を仕掛ける場面であっても決して無理をせず、番手で前の選手をマークし続けるといった走りをする事が多いです。
そういった走りでも2着に入れば競走得点も賞金もそれなりに獲得できるので、現状の成績に満足している選手はとにかく安定性を求め、このような面白みのない走りに徹してしまいます。
車券を賭ける側からすると、「勝負駆けをしてくれるだろう」と期待して車券を購入したのにも関わらず、番手で終始追走しているだけの走りをされるとガッカリしてしまいますし、何より白熱したレースとはほど遠い走りになってしまうため、人気もどんどん低下していくでしょう。
その結果、「あの選手は勝とうとせず番手追走ばかりで向上心がない、性格の悪い選手だ」などと陰口を叩かれる可能性も十分あります。
インタビュー等を拒否する選手
選手インタビューや雑誌の取材などは私たちが競輪選手の事を知る事ができる数少ない機会であるため、言動や所作は非常に注目されます。
受け答えをしなければならないという決まりはないのですが、選手にとってもファンに自分の事を知ってもらうまたと無い機会なので、ほとんどの選手は積極的に応じてくれるでしょう。
ところがどのようなスポーツ業界でもインタビュー嫌いの選手というのは必ず存在し、取材を頑なに拒否して応じようとはしません。
取材嫌いの選手というのはいかに優れた成績を残していたとしてもファンからの印象もあまり良くありません。
「インタビューを拒否するなんて性格悪い選手だな」と悪いイメージが付きまとうのも仕方ないと言えます。
Twitterでファンの赤裸々な意見を募集した選手が居た
現在では多くの競輪選手がTwitterを解説、ファンとの交流を深めていますが、そんな中でとある選手がファンの生の声を聞こうと、競輪選手に対しての意見を募集するツイートを投稿していました。
その選手は山形一気選手です。
(引用元:KEIRIN.JP)
山形選手は2009年に競輪選手としてデビューし、そこからわずか2年でS級選手にまで上り詰めました。
2023年前期はS級2班ですが、次期はS級1班に昇格することが確定しています。
ツイートの内容とは?
そんな山形選手は2021年11月10日、こんなツイートを投稿しました。
好きな競輪選手ベスト10
イケメン部門選手ベスト5
嫌いな選手ベスト5
買いたくない選手ベスト5
とりあえずこれで
理由もちゃんと聞きます
競輪好きのファンのかた答えてください— 山形一気 (@kazukiyamagata) September 10, 2021
競輪選手でこのようなツイートをしているのは今のところ見たことがないので、かなり思い切った内容であるといえます。
このツイートには多くの競輪ファンが反応し、さまざまなリプが投稿されました。
どんな意見が寄せられていた?
意見の中にはあまりにも私的な意見でまったく参考にならないものもありますが、納得いく意見も踏まえつつ、嫌い・または車券を買いたくない選手としては以下の名前が挙がっていました。
松川高大選手 | ラインの仕事をしないから |
池田憲昭 | 得意先方が「切り替え」だから、地元重賞で勝ったのに声援一切なし |
原田研太郎 | ラインを無視したまくりや連携外しをする、予想では逃げの脚質になっているのに逃げで勝ったことがない |
鈴木竜士、橋本佳耶 | 競輪以外での言動に難あり |
浅井康太 | 後ろから突っ込んでケガさせる、失格多い、下手なのに横の動きをする |
脇本雄太 | オッズが安い |
竹内智彦 | 4番手は回らないと居ておいて別レースで4番手を回っていたりするから |
内藤秀久 | 走りが嫌い |
稲川翔 | 良いとこ取り感強すぎる |
山口拳也 | ヒモを決めづらいし当たっても配当が安い |
原田研太郎 | 走りに波がありすぎて買いづらい |
どうでしょうか、同じような意見や考えを抱いていた選手はいたでしょうか。
そのほか掲示板で「嫌い」と名指しされていた現役選手
先ほどのTwitter内で寄せられた意見以外にネット上の掲示板で、「嫌い」と名前が上がっていた競輪選手が何名かいるので、簡単な経歴となぜ嫌われているのかを紹介していきます。
室井竜二
(引用元:KEIRIN.JP)
室井選手は1990年4月にデビューし、わずか2日後に初勝利を挙げました。
その後、1991年に初優勝を達成し、1995年からはS級選手として活躍しています。
現在は2023年にS級2班に所属していて、トップクラスの選手の1人と言えるでしょう。
室井選手については、彼がコメントを拒否することが多いという意見があります。
ファンからは気分屋であると言われ、調子が悪い時にはコメントを拒否することが多いようです。
競輪選手には、ファンやメディアに対して真摯に対応することが求められます。そのため、コメントを拒否することができない選手は好かれない傾向にある事は先に解説した通りです。
この点については、彼が嫌われてしまうのはやむを得ないと感じます。
新田祐大
(引用元:KEIRIN.JP)
新田選手は2011年、2014年、そして2016年から現在の2023年まで、競輪界のトップクラスであるS級S班選手として活躍しています。
また、彼は2022年に「寬仁親王牌」で優勝し、史上4人目のグランドスラムを達成しました。
競輪におけるグランドスラムとは、すべてのG1レースを制した事を意味します。
G1レースをひとつ勝つだけでもとても難しいことであるにも関わらず、それを全レース成し遂げてしまう新田選手は間違いなく現競輪界を牽引する選手の1人でしょう。
しかし彼には、「勝利者インタビューが長すぎて嫌い」という意見が多く寄せられています。
自分の思いを簡潔に伝えることは難しいものですが、多くの人がこの点に不満を持っているのであれば、改善すべき部分かもしれません。
伏見俊昭
(引用元:KEIRIN.JP)
伏見選手は2000年代前半に特に活躍していた選手です。
2001年には「オールスター競輪」で優勝し、「KEIRINグランプリ」にも出場しています。
さらに、同年のKEIRINグランプリで優勝し、賞金王の座に輝きました。
2007年には再びKEIRINグランプリで優勝し、日本選手権競輪や日本選抜競輪などのG1レースでも多くの勝利を挙げています。
また、競輪競技選手としても素晴らしい成績を残しており、2004年のアテネオリンピックでは銀メダルを獲得する快挙を達成しました。
2011年には自宅が東日本大震災の被害を受ける苦境に立たされましたが、それにも関わらず全日本選抜で優勝するというエピソードもあります。
彼はS級S班に2012年まで在籍しましたが、その後S級1班に降級しました。
しかし、未だにS級1班に所属し続け、その力は衰えていません。
2019年10月には500勝を達成しました。
伏見選手に対しては、「レース内容と競走得点が見合わない」という理由で批判が寄せられています。
競輪の競走得点は着順で決まるため、レース内容は考慮されません。
レース内容については明確な情報はありませんが、経験豊富なベテラン選手として、ライン争い時の巧妙な動きによってあまり労力を使わず上位に入っているのでしょう。
山崎芳仁
(引用元:KEIRIN.JP)
山崎選手は驚くべき経歴を持っていて、彼はなんと競輪学校に5回も受験し、最終的に合格しました。
不合格になったのは技能試験ではなく学科試験の成績が悪かったためであり、後に「学科試験がなければ一発合格だった」と述べています。
競輪選手としてデビュー後、わずか1年でS級に昇格しました。
そして2006年、高松宮記念杯で初めて決勝戦に進出し、驚くことにそのままの勢いで優勝しています。
それ以降も多くのG1レースで優勝し、2023年現在で9回のG1制覇を成し遂げました。
現在43歳でありながら未だにS級1班選手として活躍し続けています。
しかし、山崎選手には「大ギア山崎。いいかげんに学習しろ。どれだけ8番手が好きなんだ」といった厳しい意見もあります。
これは彼が通常よりも大きなギアを使用し、後方から一気にトップスピードで進出するというレーススタイルを批判しているものです。
競輪は縦横のつながりが大事なので同業者から性格悪いと思われている選手は存在するかも…
競輪で勝つためには個人戦の前にライン争いに勝たなければなりません。
ラインとは数名の選手でひとつのチームを作る事を指します。
競輪ではレース終盤までこのライン同士がポジション争いをし、勝った選手に優勝のチャンスが与えられます。
したがって他の公営競技以上に他の選手といかに良好な関係を築くかが重要となります。
時には仲の良い選手を勝たせるためにあえて番手に回ったりする事もあり、そういった絆も競輪の魅力のひとつです。
逆に言えば絆や義理人情を蔑ろにするようなレースをする選手は「性格が悪い」と思われて嫌われる傾向にあるという事です。
公にしていないだけで多くの選手から性格が悪いと思われている選手がひょっとすると居るのかもしれません。
まとめ
今回最初に性格悪いと名前が上がっている競輪選手が居ないか探してみましたが、そういった選手は見受けられませんでした。
とはいえ、性格悪いとはいかないまでも、好きではないと評価されている競輪選手は何名か存在します。
好きではない理由として、レーススタイルやインタビューに答えない態度などを挙げる人が多かったです。
完全に合致するとは言いづらいですが、性格が悪いという評価も若干されているのではないでしょうか。
同じ競輪選手からはもちろんそのような声は上がってはいませんが、ラインを組んだり練習を一緒にしたりと、繋がりが強い分、本音では「あの選手は性格悪いな…」と思っていたりするのかもしれません。