競輪で負けない予想方法を徹底検証!
今回は競輪で負けない予想方法について検証していこうと思います。
「負けない」と言う点が重要です。
「当てる」や「的中率を上げる」ではなく、「負けない」つまり勝つと言うこととなります。
当てると勝つは同じではないのか?とお思いの方がいらっしゃいますが、当てると勝つは大きく違います。
勝つためには、それなりの戦略が必要です。
では解説していきます。
競輪で勝つとは?
競輪に限らず、ギャンブル全体に言える事ですが、勝つと言うことは「投資額より払戻額が多くなること」を言います。
例えば、軍資金1万円を持って競輪場に行き、帰りは2万円になっていれば勝ちと言うことになります。
当たるとは、「軍資金の額に関わらず、購入した通りの着順になる」と言うことで、必ずしも資金が増えると言うこととは違います。
当たる競輪とは「10レース中10勝を目指すこと」で、負けない競輪とは「10戦のうち1勝9敗でもその1回で100倍を当てれば良い」と言うことになります。
勝つ戦略は人それぞれです。
硬いところを追いかけて当選率で勝負する方法。
穴を追い、一撃逆転を目指す方法。
これは人によって違います。
どちらが正しい戦略なのかというのも、人それぞれです。
皆さんはご自身の性格に合った戦略で勝ちを目指すことが良いと思います。
競輪で負ける人の買い方
競輪で負けてる人を見ていますと、最初は「手堅く」、負けが混んでくると「中穴狙い」、さらに負けると「大穴に投資…」。
このような感じで車券を購入しているように感じます。
実際、競輪場に行きますと、淡々と車券購入をしていると思われていたベテランの常連さんも、熱くなると何故か大穴を狙っている姿をよく見かけます。
気持ちは分かるのですが、それってどうなんでしょうか?
冒頭に、「硬いところを狙うもよし」「穴を追うのもよし」とお伝えしましたが、それは紛れもなく本心なのですが、自分の買う車券のポリシーを変えていくのは賛成できません。
確かに、「今日は荒れる」とか、「今日は硬い」とかそう言う日はあります。
荒れに荒れて万車検連発なんて事もあります。
それを踏まえての戦略としての路線変更であればいいのですが、負けた分を一発で取り戻そうとする精神は、傷を深くするだけだと思います。
競輪で負けないための極意があるとするならば、「自分の投票ルールを作る」「当たらなくても慌てない」この2点に尽きると思います。
車券の買い方
自分ルールをつくる
負けない為には車券の買い方も戦略の一つです。
多くの口数の車券を購入すれば、確かに的中率は上がりますが、当たってもマイナスになってしまう恐れもあります。
そこで、ある程度自分のルールを決めて車券を購入する事をお勧めします。
例えば、「購入口数は20点まで」など、事前にルールを決めておく事により、万が一、熱くなってもブレーキが効くように設定しておくと良いです。
迷ったらボックス買い?
車券の買い方はいろいろあります。
その中でも、的中率の高い買い方が「ボックス買い」といわれるものです。
「どうしても1着が決められない…」と思ったらボックス買いしてみるのも良いかもしれません。
例えば、「①」「②」「③」の選手を、2車単をボックス買いすると下記の6通りになります。
ボックス買いのメリット、デメリット
ボックス買いは、自然と口数も多くなりますので、的中率は上がります。
また、着順も予想しなければならない、2車単や3連単においては、思わぬ買い漏らしを防ぐと言う意味で有効です。
しかし、ボックス買いに頼ってますと、細かな展開予想がいつまで経っても上達しません。
1着を絞れない…と思った時の奥の手と言った感じで活用する事かもいいかもしれません。
流し買い
次は、「流し」と言う買い方です。
例えば、1着と2着を固定して、3着を手広く買いたいといった時に活用することができます。
この場合、9車立てのレースだと、下記の7通りの車券が同時に購入できます。
固定するのは、1着だけでも良いですし、変則的ですが2着のみ固定、3着のみ固定でも購入できます。
展開予想の訓練としても、車券購入の際には、下記のように絞って買うことをお勧めします。
・ 1着は、「1車〜2車」
・ 2着は、「2車〜4車」
・ 3着は、「〜6車」
レースの種類
競輪には色々なレースがあります。
レースによって、選手のモチベーションや展開など違いがあります。
細かなことのようですが、レース毎の特徴を知る事も、負けない競輪の第一歩と言えます。
レースの格
競輪には色々なレースがあります。
レースにはそれぞれ格が有り、格上のレースでは選手の獲得できる賞金が多くなったりします。
レース | 解説 |
GP | 毎年年末に開かれる競輪界最上位のレース。賞金は1億円。 |
G1 | S級上位によるレース |
G2、G3 | G1に次ぐ格上のレース |
F1 | S級、A級選手によるレース |
F2 | A級選手限定レース |
こんな形に区分けされています。
大体3日〜4日間で行われる勝ち抜き戦が多い構成となっています。
(※選出された選手のみ参加できるレースもあります。)
レーススケジュール
3日間で行われる勝ち抜き戦の一般的なスケジュールは…
初日 | 予選 着順上位が準決勝へ、メインレースは初日特選 |
2日目 | 負け戦 最後3レースは準決勝 |
最終日 | 負け戦 メインレースは決勝戦 |
こんな形で行われます。
途中、失格や落車が有れば選手を補充したりします。
一般的に、2日目の負け戦は、単騎選手が出てきたり、ラインが小間切れとなったり予想する上で難しいレースが多くなります。
荒れるレース
一般的に荒れやすいレースとしては、下記と言われています。
②ラインが小間切れ戦(4分戦以上)
③初日特選レース
雨の日のレース
競輪場のほとんどが屋外にあります。
そのため、雨や風の影響を受けやすく、それが結果に反映され、荒れたレースとなります。
雨の日は、ダッシュを得意とする選手の自転車の走り出しでスリップしたり、巻き上がる水しぶきて視界が悪くなったり、当然転倒のリスクも高まるため、ここ一番でシビアに攻めきれなかったり。など影響があります。
そのため、晴れた日より展開予想が難しく、荒れたレースが多くなります。
ラインが小間切れ戦
各ラインが2車づつの4分戦以上のレースは展開予想が難しくなります。
本命ラインの予想はできても、別ラインがどう絡んでくるのか、小間切れ戦は難解レースが多くなります。
特に、3連単で購入をする場合、小間切れ戦では、必ず別線との絡みも予想する必要があり、展開によっては、ノーマークのラインが上位入線を果たす!なんて事も頻繁に起こります。
初日特選
初日特選とは、そのシリーズのシード選手を集めて行われるレースで、全員が次の上位レース(準決勝や二次予選)への参加権利を持っています。
勝ち上がりが決まっているレースのため、普段とは違う展開になったり、荒れることが多いと言われています。
※番外編として、荒れるレースとしては、毎年7月に行われるレースは荒れやすい感じがします。これは、昇級や降級により、選手の入れ替わりが行われたり、新人が初めてチャレンジレースに参加したりと動きがあるからなのかレース自体が荒れる気がします。
参考 競輪で荒れるレースの特徴!見極める方法や予想方法を解説!ミッドナイト競輪
毎日、21時〜23時頃まで行われる深夜のレースで、主に、「A級1・2班戦」「チャレンジレース」「ガールズ競輪」が行われています。
レースは全て7車立てで、1日に7レース行われることが多いです。
また、走行距離も9車立てのレースより短く設定されていますので、よりスピード感のあるレースが楽しめます。
通常の競輪は9車立てですので、7車立てのレースは当たりやすいと言えます。
しかし、その分当選した時の払戻金も9車立てのレースよりも概ね低配当となります。
ミッドナイト競輪は、毎日どこかの競輪場で開催されていて、深夜の時間帯ですので仕事終わりのサラリーマンなど、日中競輪を楽しめない人たちの間で密かな人気となっています。
「負けない競輪」で、なぜミッドナイト競輪を取り上げたのかと言いますと、このミッドナイト競輪は独特の特徴がありますので、その辺りをきちんと把握しておく事により、より勝ちに近付けるのではないかと思い取り上げました。
②人気の集中するレースが多い
③レース間隔が短い
それぞれ説明していきます。
7車立て、距離1500m〜1650m位
9車立てのレースに比べ概ね一周分距離が短くなっています。
そのためなのか、先行選手の、押し切りと言うレース展開が起こりやすくなっています。
当然、競輪場の特性もあり、一概には言えませんが、距離が短い分、自力選手に優位に働く部分もあるようです。
人気の集中するレースが多い
実際に投票しますと、ミッドナイト競輪は本線への人気が集中しやすい傾向にあるようです。
本線へ人気が集中すると、ひとたび、別線の選手が上位に入賞すると思わぬ高配当が得られたりします。
この理由は、諸説あるようですが、深夜の時間帯という事で、競輪初心者が多く参加しているため、予想紙の予想に丸のりしているからだと言われています。
ちゃんと展開を予想できる中級者以上の方は、展開を見極め、予想紙と違う予想により高配当を狙えるチャンスとも言えます。
レース間隔が短い
これは、概ね2時間半で7レースを消化するため、レース間隔が非常に短いです。
20分毎に開催されますので、予想する時間が足りない?なんてことにもなりかねません。
出走表など事前に確認しておいた方がいいかもしれません。
さいごに
今回は、競輪に負けないをテーマに記事を書きました。
下にまとめておきますので、次のレースから勝ちに拘った競輪のヒントとなれば嬉しく思います!
(購入口数、購入基準を決めておく)
・ボックス、流しなど使い分け勝率を上げる
・レース毎、展開や特徴を理解して予想に反映させる
・ミッドナイト競輪を中心に参加するも一つの手