競輪で当てるコツを教えます!当たらないのには理由がある?!
なんで当たらないんだろう…
では今回は勝率が上がるちょっとしたコツを教げようかな!
いざ、競輪を始めて見たものの「全然当たらない!」
「たまに当たっても結局勝てない!」
なんて思うことはありませんか?
3連単で予想した場合、着数の組み合わせは504通り。
「だったら全部買おう!」と思ったりしますが、一口100円としても50,400円…
たまたま十万車券が出れば良いですが、そんな事は滅多にありません。
ヤケクソになる前にこのページに行き着いた皆さんはとても幸運です!
なぜならば、競輪で勝つにはやっぱりコツがあります。
へんてこなオカルト系の必勝法ではなく、当たり前のことを再確認するだけで勝率は格段に上がります。
理屈で考えてみると、1日12レースあったとして、1レースに1000円投票したとします。
すると、1,000円 × 12レースで12,000円となります。
12レースの内、120倍以上に1度当選すると、その日は勝ちと言うことになります。
全レース当選したとしても、配当が5倍とか…それくらいであればその日は負けとなります。
至極当たり前の話ですよね?
120倍と聞いてハードル高いと思われる方もいるかも知れませんが、競輪の3連単であれば1日のうち何度も万車券は発生します!
ここから先は、初心者の皆さん向け、競輪の勝率を上げるコツを記載していきます。
必勝法ではありません!あくまでコツです。
最後までしっかり読んで参考にしてみてね!
競輪の予想が当たらない原因
これは、単純に予想に必要な情報が足りないからです。
「選手の強さ」「ラインの強さ」「特色」「その成り立ち」「競輪場の特性」。
この4つの要素を複合して初めて当たる競輪予想となります。
硬いレースを好む人でも、「あの時別線の番手選手が…」とか、「あの時は3番手突き抜けとか…」そうこう考えていくと、買目が増えてせっかく当たっても掛けた金額より配当が少なくなってしまったり、穴狙いの方でも結局自分の予想を信じられず、硬い車券を買ってしまったり…
そうなってしまっては、当たるものも当たりません。
ここから巻き返す手立てがあるとすれば、基本に帰ること!
この一択です。
的中率があがる予想方法
ラインをしっかり活用!
ご存知の通り、ラインは競輪の基本中の基本です。
ラインとは、選手毎の人間関係によって作られるチームのようなものです。
まず、そこをしっかりみてみましょう!
通常、2〜3人で作るライン。その手順を解説していきます。
競輪は、「同県」「同地区」などの選手がお互いに協力しあって、上位入賞を目指します。
個人競技である競輪ですが、実際のレース展開は各ライン毎しのぎを削る団体戦のようになっています。
ラインとは、大体2〜3選手が連結して、それぞれの役割を分担しています。
ラインが分からない方は、まずはこちらの記事をご覧ください。
参考
競輪のラインとは?種類や戦略を分かりやすく解説!
ラインの主な役割
先頭を走る選手
競輪は、時速60キロ程のスピードで走る競技です。
その空気抵抗たるや尋常ではありません。
その為、ラインの先頭を走る自力選手は、強靭な脚力とスタミナが求められます。
この、先頭を走る選手の実力がそのラインの力量を測るつい上で、大きな要因となります。
※決まり手は、「逃げ」や「捲り」が多い選手が自力選手となります。
2番目の選手
(体力を温存することを「脚をためる」などと言ったりします)
主な役割は、後ろから来る別ラインへの牽制となります。
ラインの2番手を走る選手の事を番手選手と言います。
近づいてくる敵に対し、外側に振り勢いを弱めたり、時には身体をぶつけて敵ラインの進出を阻みます。
実際のレースを見ていると、番手選手のブロックにより、敵ラインの勢いが止まる!と言う場面を結構見かけます。
「マーク」や「差し」の決まり手の多い選手がこの番手を任される事が多くなっています。
3番手以降の選手
ラインの3番手を走る選手のことを3番手選手と言います。
3番手選手ともなると、1着でゴールすると言うことはほとんどありません。
3番手選手が、ゴール前で突き抜け1着。
なんてことになりますと、まさに高配当が期待できます。
●ラインの選手にはそれぞれ役割がある
選手の強さとラインの関係性
競輪選手の相対的強さは、「階級と競走得点」により判断出来ます。
競輪選手の階級は「S級」と「A級」に分かれていています。
「S級」と「A級」は同じレースには出走しません。
また「A級3班」はチャレンジレースと言う個別のレースに出走します。
S級S班・1班・2班 | S級レースに参加 |
A級1班・2班 | A級レースに参加 |
A級3班 | チャレンジレースに参加 |
こんな感じで、同じような力の選手が戦うような仕組みになっています。
また、「S級S班」の選手は、日本に9人しかいない競輪トップ選手たちです。
この人たちは、頭に「G」のつく格上のレースに主に参加しています。
ここを踏まえますと、「階級が競輪の結果に結びつくか?」と言うとそこはあまり関係ないと言えます。
そうなると、やはり選手の力量は、単純に競走得点ということになります。
競輪の場合、単純な個人の強さは競走得点で確認できます。
しかし、何度も申しましているように、競輪は団体競技とも言えます。
1人が圧倒的に強くても、構成するラインの総合力が弱ければレースには勝てません。
ラインの総合力の見方
例えばイラストのようなレースがあったとします。
関東ライン | 競走得点「100-100-100」 |
中部ライン | 競走得点「120-80-80」 |
九州ライン | 競走得点「110-100-90」 |
この3つのライン、個人として1番強いのは「中部ライン」の先頭の選手となりますが、ラインとしては「関東ライン」と「九州ライン」が合計得点300点となっていますので、このどちらかと推測されます。
確率的には「ライン選手のバランスが良い方が強い」と言うことです!
「中部ライン」と「九州ライン」は、先頭選手が強いので、後続が強烈なダッシュについていけず、ちぎれてしまうなんてことも起こりえます。
そう言った意味で、バランスの良い「関東ライン」が相対的に強いと言えます。
軽視は禁物です!
ラインの絆の深さが重要
ラインのバランスの他注意しなければならない事としては、「ラインの絆の深さ」です。
「絆」と言うと変な感じですが、チームプレーと言っても、競技自体は個人戦です。貰える賞金もラインで全体でもらえる訳でなく、個人の順位によって支払われます。
自分のラインを、最終コーナーまで先頭で引っ張ってきた先頭選手も、その後力尽き、最下位に落ちてしまえば貰える賞金は最下位順位分のみです。
自分の番手が1着になったとしても、貰えるお金は増えません。
「自分の順位を犠牲にしてまでラインでの勝利に貢献する」そういう思考になるのには、それ相応の「絆」が必要となります。
ライン構成によるチームワークを見極める
ラインのチームワークがどのような場合に強くなるのか解説していくね!
同県ライン・練習仲間・師匠と弟子
同県ライン、練習仲間、師匠と弟子などは、「ラインの絆が強い」です。
先頭選手の番手が先輩や師匠だった場合、先頭選手は先輩師匠のために、自分の事はさておき猛ダッシュで仕掛けるかもしれません。
同地区ライン
競輪は、一般の区割りと違う地区構成を持っています。
例えば、千葉・神奈川・静岡は南関東地区として同じ地区となります。
「ラインの絆は普通」くらいでしょう。
近隣地区同士
ここは利害関係で結びついていますので、「ラインの絆は弱い」としました。
例えば、先頭選手が早めに前段に対して仕掛けた場合、同県の先輩や後輩ならば可能な限りサポートしてもらえます。
しかし他県の選手であれば、状況が悪くなれば、先頭選手を見捨ててしまう懸念があります。
そうならないために、先頭選手は自分の巻き返せるギリギリまで仕掛けを遅らせる可能性があります。
同期同士
「ラインの絆は弱い」ですが、場合によっては強いことがあります。
【変わった例】栃木茨城ライン
栃木・茨城この2県の結束は硬いと言われています。
実況でも、「トチイバライン」などと呼んでいます。
地元選手と混合した他地区選手のライン
地元に花を持たせるためなのか、番手に地元選手がついた先行選手は張り切ります。
「ラインの絆はやや強い」と言えるでしょう。
利害関係だけで構成されたラインは、展開が不利と判断すると簡単に裏切ったりします…
その辺りも予想の参考としてみる必要があります!
バンクの特徴を把握する
全国に40箇所以上ある競輪場それぞれ「距離や形」が違っていて、「選手との相性がある」と言う事をご存知でしたか?
どんなに強い選手でも、「相性の悪い競輪場ではなかなか勝てない…」なんて事もあり得ます。
また競輪場ごとに、出やすい決まり手があったりします。
ここもしっかり押さえて、的中率アップをはかりましょう!
競輪選手の走るコースをバンクといいます。
距離は、「333m」「400m」「500m」と3種類あります。
1周の距離が長いほど、直線の距離も長くなるイメージです。
333mのバンクの特徴
333mのバンクでは、直線距離が短いため、「逃げ」の選手の押切りが目立ちます。
「捲り」選手の仕掛けが遅れるとそのまま逃げきられてしまいます。
また、「マーク」選手も、早めに仕掛けなければ先行選手を捉えることが難しくなります。
400mバンクの特徴
400mバンクは、日本で一番数の多い一般的なバンクと言えます。
それぞれ競輪場ごと癖はあり、そのあたりを押さえていけばいいと思います。
コースの特徴などは競輪場のホームページでも確認できます。
500mバンクの特徴
500mバンクは、1周の距離が長い分、最終直線も長い傾向にあります。
先行選手がペース配分を見誤りますと、最後直線で捉えられるなんてこともしばしば起こります。
ここでは、後半型の「捲り追込み」が決まりやすいといわれています。
「逃げ」がきまりやすい競輪場
【1位】防府競輪場 333m
【2位】松競輪場 333m / 奈良競輪場 333m
【4位】前橋競輪場 333m / 富山競輪場 333m
333mでのレースは自力選手中心に予想を立てる必要がありそうです。
こう言った具合に、競輪場ごとに戦略を立てるとより的中率がアップします!
競輪で購入できる車券の種類と当選確率!
競輪は他の公営競技と同じように、いろんなパターンで投票できます。
基本的には上位選手を予想して、当たると払戻金があると言う感じです。
下に投票の種類を記載します!
3連単 | 1着2着3着を順番通り車番で投票する 1/504の確率で当選。平均払戻は3万円 |
3連複 | 1着2着3着を順位に関係なく車番で投票する 1/84の確率で当選。 平均払戻は5000円 |
2車単 | 1着2着を順番通りに車番で投票する 1/72の確率で当選。 平均払戻は5000円 |
2車複 | 1着2着を順位に関係なく車番で投票する 1/36の確率で当選。 平均払戻は2000円 |
2枠単 | 1着2着を順番通りに枠番で投票する 1/33の確率で当選。 平均払戻は2000円 |
2枠複 | 1着2着を順位に関係なく枠番で投票する 1/18の確率で当選。 平均払戻は1000円 |
ワイド | 1着2着3着の内、2車を順位に関係なく投票する 3/36の確率で当選。 平均払戻は200〜800円くらい |
投票パターンはこんな感じです。
当然ですが、選択肢の多く当たりにくい「3連単」の払戻金が多くなる傾向にあります。
初心者にはどの買い方がおすすめ?
当然、的中が難し車券のほうが払戻金が高い傾向にあります。
「3連単 > 3連複 > 2車単 > 2車複」
といった感じでしょうか。
3連単に関しては平均払戻金が30,000円以上となっています。
しかし、ガチガチの本命のレースでは「3連単といえども払戻金が数百円」なんてものもありますので注意が必要です。
単純に、初心者向けの投票の仕方といえば、一番当たりやすい「ワイド」をお勧めしますが、これは単純に当たりやすいからという理由だけです。
ワイドとは、1着2着3着のうち2車を当てると言う投票の仕方なので、たまたま当たるなんて事も良くあります。
ですから、配当金も低くなるのですが、「今後、競輪を続けていく!」とお思いの方は、別の投票方法で、腕を磨くと言う事が良いと思いす!
この記事をお読みいただいてます皆さんは初心者と言えども、ラインや展開、各バンクの特性などご理解いただけたと思いますので、断然「3連単」もしくは「2車単」の購入をお勧めします。
予想した展開通りにレースが運んだ時、車券が当たる以上の快感が得られると思います。
そうはいっても、いきなり不慣れな状況で「3連単」はハードルが高いと感じてしまう方向けにお勧めの車券購入方法をお伝えいたします。
おすすめの車券購入方法
3連単に限らずなのですが、まず1着が誰になりそうなのかを考えます。
展開やライン、競争得点などを吟味して多くとも2車に絞ります。
1着のあたりがつけば、2着はラインなど比較的予測しやすいといえます。
3連単の予想するコツは、まず1着2着をしっかり予想することが大切です。
多くとも・・・
1着 2車
2着 4車
3着 5車~6車
全18組~24組となります。
ここに示した投票の、口数はあくまで目安です。
難解レースなど口数は多くなりがちですが、その分得られる配当も多くなる傾向にあります。
ご自身で1レースごとの投票上限を設けてもいいでしょうし、臨機応変に判断することをお勧めします。
6.まとめ
ここまでお伝えしました、競輪で当てるコツをまとめます。
・個人の実力(競走得点)とラインのバランスを見る!
・ラインの出来方を確認する!
・競輪場ごとの特性を押さえておく!
・初心者にお勧めの買い方は「ワイド」
・展開を読む練習のためにも1着2着は予想しておく!
こんな形で予想してみてください!