伊東温泉競輪場で勝つ為の予想マニュアル!特徴と傾向を徹底分析!
全国に43か所ある競輪場のなかで伊東温泉競輪場はその名のとおり温泉の近くにあります。
伊東温泉というと馴染みが深いという方は少ないですが、伊豆半島といわれるとほとんどの人は御存じかと思います。
伊豆半島にはほかにもたくさんの温泉があり、例をあげると熱海や修善寺や下田などが有名です。
熱海に比べれば確かに知名度は低いですが、伊東温泉は首都圏からのアクセスが非常に便利です。
つまり、伊東温泉競輪場は首都圏からのアクセスが便利で、且つ温泉にまで入れてしまうという旅行気分でいける競輪場なのです。
とはいえ、せっかく伊東温泉競輪場を訪れるなら記事を読んでいるあなたにはぜひとも勝っていただきたいので、当記事では伊東温泉競輪場で勝つための情報を提供します。
伊東温泉競輪場の特徴
伊東温泉競輪場は静岡県の伊豆にある競輪場で、パッと見山の斜面を切り開いた様な形をしています。
競輪場内に入ると強烈な坂道があり、はじめて訪れるとびっくりますが、競輪場自体はとてもアットホームな雰囲気で居心地はよいです。
競輪場付近は温泉はもちろんのこと、競輪学校やサイクルスポーツセンターがあります。
競輪学校はその名のとおり競輪選手になるための学校ですが、サイクルスポーツセンターは馴染みが深くはありません。
簡単にいってしまえば、子どもが自転車で遊ぶためのレジャー施設といったところです。
こうした部分から伊東温泉競輪場は競輪を単に楽しむだけでなく、家族でレジャーに出かけるのにも適しているといえます。
しかし、せっかく伊東温泉競輪場を訪れたのならばやはり勝って帰りたいところです。
そこで当項目では、伊東温泉競輪場で勝つために必要なコース(バンク)の特徴と競輪場のある土地の気候についてデータを交えながら解説していきます。
伊東温泉競輪場のコースの特徴
伊東温泉競輪場のコースは、周長が333メートルあり、一般的な33バンクとして知られています。
ただし33バンクのなかでは、特に長い直線を誇る競輪場という認識が競輪ファンのなかでは共有されています。
また、小田原競輪場ほどではありませんがカントがキツいとされているため、バックストレッチから仕掛けた捲りが決まりやすいともいわれています。
つまり、伊東温泉競輪場のコースは直線が長くカントがキツいため、バックストレッチからの捲りを得意とする選手を軸に考えるのが無難といえるでしょう。
これらは直線とコーナーによって異なった調整がされており、直線部分では約2度から4度、コーナー部分では約25度から35度といった数値が平均値として見受けられます。
バンクデータは以下のとおりです。
伊東温泉競輪場のバンクデータ
周長 | 333メートル |
直線 | 46.6メートル |
センター部路面傾斜 | 34゜41´9″ |
直線部路面傾斜 | 3゜26´1 |
ホーム幅員 | 11メートル |
バック幅員 | 9.3メートル |
センター幅員 | 7.8メートル |
伊東温泉競輪場のバンクは見なし直線が長く、短走路とはいえ、400バンクに近い作りといえます。
カントがキツいため、直線における逆転劇が多発します。
その理由は角度がついているため、外側の選手は直線からコーナーに入る際に登りとなり、逆に直線に入る際は下りになるわけですので外側の選手が直線で勢いよくスピードに乗れるためです。
つまり、伊東温泉競輪場のバンクはキツいカントと長い直線という特徴からゴール前で外側の選手の強襲が多発するといえるのです。
伊東温泉競輪場の気候の特徴
伊東競輪場のある伊東市は伊豆半島の東部に位置し、年間を通して温暖な気候に恵まれている地域です。
真夏の平均気温は26度ほどであり、真冬は約7度、平均では16度程度とかなり気温は安定しています。
一年を通して大きく気候が変化することがないため、レースへの影響をさほど心配する必要はないといえるでしょう。
しかし、まったく雨が降らないわけではありませんし、風が吹かないわけではありませんので、当項目ではレースに影響しそうな降水量と風についてデータを確認していきます。
降水量
伊東温泉競輪場のある伊東市の年間降水量は1973mmということで、全国平均と比べると比較的少ない傾向にあります。
梅雨の季節から夏にかけて集中して降りますが、月内の降水量の大小の差は少ないので、一日に雨量がとんでもないということはまずないといえます。
つまり、梅雨から夏にかけてはレースへの影響も多少は考えなくてはならないが、雨はほとんど降らないのでさほど気にしなくてよいということになります。
ただし、雨が降ると走路は濡れて走りづらくなるのは必然ですし、視界も選手にとってはよいといえませんので万が一雨が降っている日にレース場を訪れてしまったらこのあたりも考慮して予想しなければならならないことを念頭におきましょう。
風
伊東温泉競輪場のある伊東市では冬の季節には強い風が吹くことがあります。
しかし、伊東温泉競輪場では風の影響は無視して構いません。
その理由は伊東温泉競輪場が高台の崖を切り崩して作られた構造だということにあります。
つまり風が入り込みづらく影響を受けにくいバンクといえますので、あまり考える必要はないでしょう。
伊東温泉競輪場での予想法を徹底解説
競輪の予想においてセオリーは大切ですが、それだけでは特定の競輪場で勝つことは不可能です。
競輪場ごとにありがちなレース展開や決まり手は存在しており、データ収集は伊東温泉競輪場で勝つためには必要だといえるでしょう。
そこで当項目では、伊東温泉競輪場で勝つために実際のレース結果などを交えて考察します。
伊東温泉競輪場で勝ちやすい決まり手
伊東温泉競輪場で勝つためには、伊東温泉競輪場において選手がどのような決まり手を用いて上位に食い込んでいるかを知る必要があります。
伊東温泉競輪場の決まり手に関するデータは以下のとおりです。
着 | 1着 | 2着 |
逃げ | 23% | 20% |
捲り | 28% | 20% |
差し | 49% | 23% |
マーク | 42% |
データから読み取ると 、「逃げ」の決まり手が多くなっています。
一般的に33バンクは400バンクに比べると「逃げ」の決まり手が多くなる傾向にありますので不思議なことではありません。
注目すべきは「捲り」の決まり手がほかの33バンクに比べて多いところです。
理由は明白で、伊東温泉競輪場はやはり直線が長いという影響が出ているものかと思われます。
伊東温泉競輪場の予想ポイント
伊東温泉競輪場でレースの着順を予想する際に意識したいポイントはここまでをおさらいすると以下のとおりです。
・キツいカントと長い直線
・捲りが決まりやすい
これらを考慮すると自然と予想建てがしやすくなるかと思います。
特に外側の選手がスピード選手である場合は要注目となるので見落とさないようにしておきたいところです。
伊東温泉競輪場の過去レースチェック
今回は2020年2月5日の伊東温泉競輪場のレース結果を取り上げます。
1日の決まり手は以下のとおりです。
レース | 1着 | 2着 |
1レース | 差し | 捲り |
2レース | 捲り | 差し |
3レース | 捲り | マーク |
4レース | 逃げ | マーク |
5レース | 捲り | 差し |
6レース | 差し | 捲り |
7レース | 捲り | 差し |
8レース | 差し | 捲り |
9レース | 捲り | 捲り |
10レース | 逃げ | マーク |
11レース | 差し | マーク |
1日を通して見てみると、決まり手としては「捲り」が多いといえます。
33バンクでは本来は捲りが多くなることはありませんし、捲りからの差しが頻発している点も見逃せません。
実際に1年を通してみれば捲りが特に多いレース場ですので、捲りを得意とする選手には常に着目しておいたほうがよさそうです。
ただ、本来は捲りは逃げと比較すると走行距離が短いので番手選手に差されるということはまずありません。
結論として、数字以上に直線の長さがレースの順位に影響しているといえるのではないでしょうか。
また、通常の33バンクは逃げのほうが圧倒的に有利といわれているので、33バンクでありながら捲りが多発する様子は本当に異常だといえます。
仕掛けどころに関しても1センター付近から仕掛け、バックから3コーナーあたりで出切る形できまっています。
最後の直線で番手選手と一騎打ちになるパターンが多いので、そのあたりも考慮しておきましょう。
伊東温泉競輪のアクセス
JR東日本、伊東駅から車で10分程度の位置にありますので、電車でお越しの場合はタクシーかバスで競輪場まで行くことをおススメします。
ちなみに開催日には沼津や三島からも無料のシャトルバスが出ることもあります。
もちろん自動車で訪れることも可能ですが、崖に囲まれたバンクですので訪れる際には十分に注意してください。
住所 | 静岡県伊東市岡1280 |
電話番号 | 0557-37-3040 |
アクセス | 伊豆急「南伊東駅」から徒歩10分 |
ホームページ | https://www.itokeirin.com |
まとめ
当記事では伊東温泉競輪場で勝つために、その特徴と予想方法について解説させていただきました。
33バンクでありながら捲りが決まりやすい競輪場であるということを念頭において、捲りラインを意識した予想建てを心がけましょう。
伊東温泉競輪場ではレースの最後まで結果が読めないエキサイティングなレース展開が予想されますので、競輪ファンにとっての見ごたえに期待です。