競輪の最高配当はいくら?歴代高配当ランキングや荒れるポイントを徹底解説

競輪の最高配当はいくら?歴代高配当ランキングや荒れるポイントを徹底解説

競輪は公営ギャンブルであり、出走する選手の勝敗によって賭けた競輪ファンに払戻金が支払われます。
なかでも当たりづらいとされている3連単には504通りもの買い目があり、的中難易度の高い買い目が見事的中した場合は高額の払戻金が得られる「万車券」が出ることもしばしあります。

高額配当を出すということは、いわば競輪というギャンブルの限界を知るということに直結するのですが、70年にも渡る競輪の歴史のなかではどれほどの最高配当が出たのでしょうか。

当記事では競輪の最高配当、最高配当が出たレース、歴代高額配当ランキングや荒れるポイントなどを紹介し、徹底解説していきます。

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競輪史上最高額の配当がでたレースとは

競輪史上最高額の配当がでたレースとは

競輪史上最高配当が出たレースと金額
70年にも渡る競輪の歴史のなかで最高額の配当が出たレースは2006年奈良競輪場の第10レースにて出ました。
最高配当額はなんと「4,760,700円(480万円)」です。

当然ながら100円で購入できる買い目1点でこの配当額が出ていますので、とてつもない大穴あるというのは容易に想像できます。

買い目は3連単で「8-4-5」でしたので、一般的に勝ちにくい選手が置かれる可能性の高いヨーロッパのうちの2車が上位に食い込む波乱の展開といえます。
ちなみに3連単以外の当該レースでの配当は以下の表にまとめてあります。

券種 最高配当額
3連単 4,760,700円(480万円)
3連複 595,650円
2車単 778,050円
2車複 294,600円
2枠単 270,470円
2枠複 108,000円
ワイド 104,970円

当項目では、最高配当が出た魅力的な当該レースの内容を確認していきます。

レースの内容と展開

当該レースは2006年9月21日に奈良競輪場で開催されたものです。
今回はデータ検索では頼りになる KEIRIN.JPさんから出走表の画像をお借りしています。

2006年9月21日に奈良競輪場で開催されたレースの出走表

レースとしてはごく普通の一般戦ということで特別変わったことはなく、天候やバンクの状況などこれといって荒れる傾向ではありませんでした。

ライン等から読み取れる上位人気は9号車と2号車に集中しており、発売本数は全体で63,476票でした。
レース展開については落車事故などといったこともなく、単騎2車である4号車と8号車が最終コーナーで奇跡の差しを決めて決着しました。

最高配当額となった4,760,700円(約480万円)を手にすることができたのは総販売本数63,476票のなかのたった1票でしたので、たった一人で配当金を総取りしたということになります。

レースに出走した選手は?

出走表を確認するとレースには9名の選手が出走していますが、選手の強さを表す競走得点だけに着目すると圧倒的に武田哲二選手、次いで5番の武田良太選手が強いです。

しかし、競輪の予想にはラインも大切で当該レースは「92-617-53-4-8」ですので肝心な2名の武田選手は同一ラインを形成していません。

するとどのラインが一番強いかですが、当然競走得点とラインのバランスがピカイチである今村選手と佐藤選手に人気が集中します。

逆に競輪で弱い選手が置かれやすい468のヨーロッパ枠の選手である吉良選手、坂本選手、服部選手のうち吉良選手と服部選手は競走得点ももちろんですし、ラインでも単騎孤立していますので物凄く不利だったといえます。

さらに勝率面や2連対率などを考慮すると出走した中でも吉良選手と服部選手の人気が低いのは納得がいきます。

レースの決まり手は?

結果的に「8-4-5」の順でゴールするわけですが、8号車の服部選手の決まり手は差しであり、4号車の吉良選手の決まり手はマークでした。

実際にレースでワンツーが差しとマークで決まることは珍しく、おそらくレース終盤で服部選手と吉良選手が上手くポジション取りをしたことが読み取れます。

レース映像がないので実際のところはわかりませんが、おそらく5号車の武田良太選手の後ろに8号車の服部選手がつき、その後ろに4号車の吉良選手がマークしてついたのではないでしょうか。
差しの決まり手の選手をマークする展開はとても珍しいです。

レースのオッズはどうだった?

当該レースは出走表から読み解くと「92-617-53-4-8」の細切れ戦であったのではないかと予想できます。

競走得点だけに着目すれば1枠が強そうにも見えますが、競走得点等のバランスを意識してみると「92ライン」が強いといえます。
9番車の佐藤選手と2番車の今村選手は共に前走で1着をとっているので、調子もよいということが読み取れます。

実際に「2-9」には人気が集まっており1番人気で、オッズは4.9倍でした。
また、「9-2」にも同様に人気が集まっており、オッズは7.5倍でした。

結果的には2車単で考えれば「8-4」になりましたので70番人気の2221倍が的中し222,100円が配当金となったのです。
3連単で考えれば「8-4-5」ですので498番人気であり、的中させるのがいかに難しかったのかがわかります。

3連単の歴代高配当ランキングTOP10を表で紹介

3連単の歴代高配当ランキングTOP10を表で紹介

70年にも渡る競輪の歴史ではもっともオッズが高く人気の3連単で思いがけない高配当が出ることも珍しくはありません。

以下では実際に競輪史上で高配当を記録したレースの開催場や払戻金などの詳細を一覧表にして紹介しています。

順位 開催地 日時 レース 的中目 人気 配当金
1位 奈良 2006/09/21(木) 10レース 2008/4/5 498 4,760,700円
2位 小田原 2011/01/12(水) 2レース 2006/7/9 494 4,582,050円
3位 富山 2003/09/07(日) 7レース 2008/6/9 501 4,495,120円
4位 立川 2010/10/15(金) 5レース 2008/9/4 478 3,715,420円
5位 小田原 2018/02/23(金) 10レース 2004/8/2 487 3,677,320円
6位 静岡 2018/11/22(木) 6レース 2006/2/3 495 3,611,620円
7位 川崎 2018/03/23(金) 9レース 2008/6/5 498 3,439,350円
8位 川崎 2010/03/08(月) 4レース 2004/3/1 479 3,345,220円
9位 大宮 2008/02/23(土) 6レース 2006/7/4 503 3,292,270円
10位 いわき 2014/02/19(水) 8レース 2004/6/5 490 3,221,920円

高配当が出やすい競輪場(バンク)

高配当が出やすい競輪場(バンク)

競輪のバンクには距離に応じて33バンク、400バンク、500バンクが存在しますが、万車券の出やすさの平均からすれば400バンクが1日当たりの平均値が2.0回以上を記録することが多いため、高配当の出やすいバンクは400バンクと結論付けられます。

ただし、400バンクはバンクそのものの総数が多いのでたとえ平均値が高いのだとしても大きな高額配当が出るとは考えにくく、実際には500バンクがもっとも出やすく、次いで33バンクでも出やすいといえます。

当項目では平均的に出やすいとされる400バンクを省いた33バンクと500バンクのみに着目し、それぞれ出やすい競輪場を3つほど紹介します。

33バンクで高配当が出やすいベスト3

33バンクにおける高配当が出やすいベスト3は前橋、伊東、奈良です。
それぞれについては以下で解説します。

前橋競輪場

前橋競輪場は群馬県前橋市にある競輪場です。
33バンクは原則は333mですが、前橋に関しては1周が335mと微妙に長く、唯一の距離を持つ競輪場として知られています。

また、全天候型のドーム競輪場のため、雨や風の影響を受けずこれといってクセのない走りやすいバンクとして競輪選手から愛されています。
傾斜に関してはややきついですが、どのような戦法でも決まりやすいため、その走りやすさから却って荒れやすいともいわれています。

群馬県は前橋競輪場を初めとして、伊勢崎オート、桐生競輪場もありますのでギャンブルの聖地としても有名です。
当然ながら万車券に出くわす可能性も高いとされていますので、訪れた際は狙ってみるのもよいでしょう。

伊東競輪場

伊東競輪は正式名称を伊東温泉競輪場といい、その名のとおり伊東温泉からそう遠くない距離に位置している競輪場です。

その特徴はというとカーブの終わりからゴールラインまでのみなし直線が長く、コーナーカーブの傾斜角であるカントがきついといわれています。
そのため、バンクの性質からすれば追い込みの脚質の選手が有利であるといった特徴があります。

こちらも直線が長くクセがないという理由からどのような戦法の選手でも勝ちやすいため、荒れやすいといわれています。

奈良競輪場

競輪史上最大の高額配当を出している奈良競輪場は、もちろん万車券を出せる可能性が十分に高い競輪場といえます。

奈良競輪場は先に紹介している前橋競輪場と伊東温泉競輪場とは異なり、直線が短くカントがキツく、脚質に関しては基本的に逃げが有利且つ決まり手は逃げか捲りといわれています。

したがって逃げの選手を購入する競輪ファンが多く、人気がそこに集中しやすいといわれており、むしろ逃げ以外を購入することが自殺行為という認識の方が非常に多いともいわれています。

しかしながら圧倒的に有利だという理由だけで「逃げ」を買い目として選ぶとオッズが低く回収率の面で期待できないともされています。

しかし、万車券を狙う身としては圧倒的有利という概念が存在していること自体がチャンスであり、万が一人気の集中と逆の買い目を購入すれば高額の配当金が得られるため、奈良競輪場はでかい一発が狙える競輪場ともいえるのです。

500バンクで高配当が出やすいベスト3

500バンクにおける高配当が出やすいベスト3は大宮、高知、千葉です。
それぞれについては以下で解説します。

大宮競輪場

大宮競輪場は埼玉県にある競輪場で万車券が出やすいといわれています。
バンクの最大の特徴としてはみなし直線距離が全競輪場を比較してももっとも長いといったものがあります。

大宮競輪場が荒れやすい理由としては、風や雨の影響を受けやすいという点があげられます。
雨は比較的夏に多く、気温や湿度も夏が高いという理由から夏場のレースでは選手のスタミナも十分に考慮する必要があるため、予想の難易度がほかの競輪場に比べ多少高いとも言えます。

また、風に関しても吹く方向が荒れやすいため、かなり影響を受けるといっても過言ではありません。
しかし、大宮競輪場で高額配当が出やすいのは何といっても「スジ違い車券」の出やすさにあるともいえます。

競輪では本来はラインを形成している選手が上位となるスジ車券が一般的ですが、大宮競輪場に至ってはこの常識が通用しません。
理由として考えられるのはみなし直線の長さが大きく影響し、最終スパートの仕掛けどころで迷ってしまいやすいということがあげられます。

そのため、追い込み選手が勝ちやすいといった特徴もあるので予想難易度が若干高く、高配当が出やすいといえるのです。

高知競輪場

高知競輪場はその名の通り高知県にある競輪場であり、高額配当が出やすいといわれています。
その理由を特徴から読み解くとおそらく風の影響を受けやすく午前と午後で吹く向きも変わるため、予想が難しいといえます。

にも関わらず確率的にはスジ通りの車券になることが比較的多いため、ガチガチの本命を購入する競輪ファンが多く存在しているのも高知競輪場で開催されるレースの特徴といえます。

わずかな確率やアクシデントに期待して万車券を狙うのは非常に危険な行為だと言わざるを得ませんが、実際万車券が出た過去レースも何度もあるので、あえてのねらい目ともいえるでしょう。

千葉競輪場

千葉競輪場はその名の通り千葉県にある競輪場であり、500バンクのなかではそれなりに万車券がでるバンクとして認知されています。

バンクとしての特徴は特にありませんが500バンクのなかでは直線が短く先行選手へのハンデが少ないのでどの戦法でも有利不利のないバンクといえます。

万車券が出やすい理由は特にみあたりませんが、やはり2013年11月26日の11レースでの108万配当のレースが強烈な印象を残しているため、今でも多くの競輪ファンからは千葉は万車券が出やすいというイメージを持たれているのかもしれません。

出やすいというと少し語弊がありますが、出たときに高配当を得やすい可能性は高いバンクであるということは間違えないので、訪れた際は高配当を狙ってみるのもよいでしょう。

高配当がでる荒れるレースを見破るポイント

高配当がでる荒れるレースを見破るポイント

高配当はそもそも人気のない買い目ですので、的中率という観点でみれば当たりにくい買い目であるというのはいうまでもないことです。

競輪予想で勝つためには基本は的中率と回収率、さらには期待値を重視しなければなりませんので高配当が出るレースを見破らなければセオリー通りの予想をしていてはそうそう出くわすことはないでしょう。

とはいえ、競輪ファンにとって万車券を中心とする高配当である荒れるレースを的中させることにはロマンがあります。
当項目では高配当が出る荒れるレースを見破るポイントをいくつかあげますので、ポイントを根拠としチャレンジしていただければと思います。

悪天候はレースが乱れる高額配当の好機

高配当が出る荒れるレースの条件その①は悪天候にあります。
競輪は9車立てで行われる自転車を使ったレース競技ですので、雨や風といった天候の影響を受けやすいというのは見るからにして明らかです。

もちろん多少の雨や風なら選手も事前に想定しているので、荒れることは滅多にありませんが、レースを中断するべきかを迷う程度の悪天候であればそれは高額配当を狙う身としてはチャンスです。

したがって悪天候のときはレース展開を予想する際にセオリー通り購入するのを一旦やめ、高額配当狙いも考慮してみるとよいでしょう。

4分戦は予想が難解!オッズの歪みも発生しやすい

競輪では9車立てのレースの場合およそ7割が3分戦であり、4分戦は残りの2分戦を除けば2割弱しかありません。
4分戦というのが聞き慣れないという方もいるかと思うので補足するとレースで形成されているラインが4つに分かれてしまうのが4分戦で例としては「123-45-67-89」といったものになります。

4分戦は3分戦と比較すると展開が読みづらくラインで決着することもほぼないので、競輪ファンからすると買い目を選択する際に迷ってしまいがちといえます。

そのため、買い目がぐちゃぐちゃになり、本来なら当たりやすいはずの買い目のオッズが高くなったりなどオッズの歪みが発生しやすいともいえます。

4分戦かどうかは出走表のライン予想を確認すれば知ることができるので、オッズの歪みを4分戦で狙い撃ち的中させるのも面白いといえるでしょう。

落車事故が起こりやすい条件

レースが荒れる理由としては落車事故などの思いがけない事故が原因ということも非常に多いといえます。

まず、バンクの長さ毎に関してはやや33バンクが落車事故が起こっている頻度が多いのですが、大きな違いはありません。
33バンクでの落車事故が多い理由としてはカーブが短く急になっていることがあるので、その際に上手く曲がり切れず事故につながってしまうケースがあるのではないかと想像がつきます。

また、落車事故の起こりやすいさとして多くの方が想像する雨や風といった環境的要因での落車事故ですが、過去のレース結果なども踏まえて確認すると順位等には影響はあるものの大きな差がないということがデータからは読み取れます。

では、実際にどのようなケースで落車事故が多く起きているかを確認したところ落車事故は「よりグレードが高いレース」で起きているということがわかりました。

したがって強い選手や上手い選手が集まれば選手もそれだけヒートアップしスピードを出すので、事故につながりやすくなっているという結論に至りました。

落車事故を狙って高額配当を得ることはおすすめしませんが、強い選手ばかりが出走するグレードの高いレースが開催される場合はあえて大穴を狙ってみるのもよいでしょう。

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まとめ

当記事では競輪における最高配当と出やすい条件等について確認しました。

競輪予想で勝ち続けるためには的中率と回収率に重点をおき、セオリー通りの予想をしつつ中穴目などを狙うのが基本ですが、100万車券などの結果をみてしまうとどうしても自分も当ててみたいという夢をもってしまうのも十分に理解できます。

記事内で勉強した当たりやすい条件やこれまでの的中したレース結果をもとに運よく100万車券を取れる日がくるのを期待して待ちましょう。