いわき平競輪場で勝つ為の予想マニュアル!特徴と傾向を徹底分析!
競輪場は全国に43か所ありますが、そのなかでもいわき平競輪場は日本国内では3番目に北にある競輪場です。
当記事をご覧になっている方々はおそらく、いわき平競輪場で勝つためにはどうしたらよいのかと悩んでいることでしょう。
競輪で勝つためには、開催される競輪場の情報を事前にリサーチしておく必要があります。
当記事では、いわき平競輪場であなたが的中率を少しでもあげるために役立つ情報をご紹介しますので、ぜひ最後までご覧になってください。
いわき平競輪場の特徴
いわき平競輪場で勝つためには、本開催場の特徴を把握しておく必要があります。
特に確認しておかなければならないのは、コースの特徴と気候の特徴です。
これらはレース展開に大きく影響を与える可能性があるため、勝つためには基本中の基本といっても過言ではありません。
当項目では、いわき平競輪場のバンク(コース)や平均的な気候情報などのデータを紹介していきます。
いわき平競輪場のコースの特徴
いわき平競輪場は2015年の12月にバンクの改修を行っているので、最後に改修してからは2021年現在は6年の月日が経過しています。
選手たちの間では、改修後にコースのデコボコがなくなったという声やコースが軽くなったという意見が多いとされています。
カント(コース)にはこれといったクセはなく、一般的な楕円形のつくりで、見なし直線は62.1mと平均的です。
コースは気候の影響はほとんど受けませんが、冬場だけは気候状況によって不規則な強い風が吹くために先行の選手を苦しめます。
こうした理由はから風の影響を受けやすい直線部分では3番手や4番手の選手であっても十分に勝機があります。
特に注目しておきたいのが4コーナーで、ここが良く伸びるコースといわれています。
イエローライン付近にあるので、確認してみると一目瞭然です。
コースからは穴狙いならライン3番手選手の強襲目を購入すると面白いかもしれません。
これらは直線とコーナーによって異なった調整がされています。
競輪場によってカントの角度は異なりますが、カントの基本的な傾斜角度は以下のとおりです。
・コーナー部分では約25度から35度
カントは落車事故を防ぎ、選手が全力でレースを行うのに必要不可欠な存在です。
また、バンクデータは以下のとおりです。
いわき平競輪場のバンクデータ
周長 | 400メートル |
直線 | 62.7メートル |
センター部路面傾斜 | 34°1′47″ |
直線部路面傾斜 | 2°51′45″ |
ホーム幅員 | 10メートル |
バック幅員 | 10メートル |
センター幅員 | 7.3メートル |
いわき平競輪場の気候の特徴
いわき平競輪場のあるいわき市では、夏は暖かく、冬はかなり寒いといった特徴があります。
気温は年間を通してマイナス1度から27度まで変化しますが、それ以上に気温が上下するといったことは滅多にありません。
気温面からすれば夏は比較的活動しやすいですが、冬は寒いので選手のコンディションにも影響を与えるかもしれない可能性は考慮しておきましょう。
それでは、以下でレースに影響を与える可能性の高い降水量と風について紹介します。
降水量
いわき平競輪場のあるいわき市の降水量は1年を通して大きく変化します。
特に降水の多い季節は5月から10月の5か月で特に7月は雨が多いとされています。
つまり雨量の多い7月のレースは特にレースに影響する可能性がありますので、注意しておく必要があるといえるでしょう。
風
風に関しては冬場に不規則な風が吹くために先行選手が影響を受けやすいといえます。
気温面からみても納得ですが、冬場のレースは先行選手よりも、決まり手として捲りや差しを得意とする選手に軍配があがる可能性も否定できませんので、注目しておきたいところです。
いわき平競輪場での予想法を徹底解説
レース展開を予想し車券を購入すれば、競輪で勝つことができます。
ただし、各競輪場ごとにレース展開や決まり手などに違いがあるため、過去のレース内容などを事前にチェックしておくと展開を読みやすくなります。
当項目では、いわき平競輪場で勝つために実際のレース結果を交えながら考えていきましょう。
いわき平競輪場で勝ちやすい決まり手
いわき平競輪場で勝つためには、1着や2着の選手がどのような決まり手を用いて上位になっているかを知る必要があります。
いわき平競輪場の決まり手に関するデータは以下のとおりです。
いわき平競輪場の決まり手一覧
着 | 1着 | 2着 |
逃げ | 20% | 17% |
捲り | 33% | 16% |
差し | 43% | 30% |
マーク | 39% |
データから読み取ると、差しや捲りが逃げに比べて高い印象が伺えます。
これは前述でも理由を紹介していますが、最終直線が長いことや風の影響を先行選手が受けやすいということから後方の選手にチャンスがあるということです。
つまり、先行選手が押し切ることが難しいため、穴狙いでも十分に戦える可能性は高いです。
直線が62.7メートルの400バンクということで、そのほかの競輪場と比べるとかなり長い印象が見受けられます。
たとえば、500バンクの高知競輪場は直線が50メートル程度ですので、比較すると10メートルも差があります。
当然、大きなバンクほど比例して直線が長くなりますので、400バンクで60メートルというのがなかなかお目にかかれない大きさといえます。
よって最終直線が長い特徴をもったいわき平競輪場では、差しや捲りといった決まり手が決まりやすくなるのは必然といえるでしょう。
いわき平競輪場の予想ポイント
いわき平競輪場で予想する際のポイントをまとめると以下になります。
・捲りラインはチャンス
・400バンクであることを忘れない
実際にいわき平競輪場で予想をしてみると、結果的に逃げや先行の選手が逃げ切るといったシーンはほとんど見たことがありません。
直線でどのような展開になるのか、捲りラインの選手では誰がきそうかなどは考慮しながら予想するとよいかもしれません。
ただ、400バンクは一般的な距離ですので、実際にはクセがなければそこまで荒れず、実力どおりのレース結果になるというのが一般的です。
このような理由から、差しや捲りが勝つと安易に予想をするべきではなく、選手の力量やラインの強さを見極めることが的中への近道といえるでしょう。
いわき平競輪場の過去レースチェック
今回は2020年7月10日のGⅡレースのデータから読み取ります。
当日は全12レース中、決まり手が以下のようになりました。
「捲り」3回
「差し」9回
驚くべきは、決まり手の偏りです。
差しの決まり手が決まりやすいのは実際にはどの競輪場でも起こりうることです。
ただ、逃げの決まり手が1着になったのはまさかの0回ですので、ほかの競輪場ではまずなかなかお目にかかれない状況といえます。
この日は逃げの決まり手は2着に1回あるだけでしたので、どの程度不利なのかはデータをみればあきらかです。
特にS級のレースでは、カマシ先行でいったん出きってしまうと後方からの捲りが届かないという状況は見受けられます。
選手もいわき平競輪場には、逃げの決まり手が少ないことを熟知していますので、同ラインのなかでも末脚を残すために途中でペースダウンをわざとすることがあります。
当然ながら緩い空気になりますので、勝つことに慣れたS級の猛者たちは、すかさず捲ります。
つまりS級レースでは、ほとんどの確率で差しや捲りが決まりやすくなるため、先行選手を購入しない方向で考えることがベストな選択といえるのです。
ただし、A級やチャレンジレースは例外ともいえます。
それなりには先行逃げ切りの場面を見ることもあるので、S級ではないレースのときは安易に捲りや差しが有利だからと購入しないことが大切です。
個性ある競輪場といえますので、地元レーサーなどの走り慣れた選手を軸に考えてみるのもよいかもしれません。
いわき平競輪のアクセス
いわき平競輪場へのアクセスは、JRいわき駅からだと競輪場までの無料送迎バスが運行されていて便利です。
所要時間は5分程度ですので、ストレスなくあっという間につきます。
駅から歩いても15分程度ですので、散歩がてらに歩くのもありかもしれません。
自動車でのアクセスの場合いわき中央インターチェンジで降りると便利です。
施設内外に無料駐車場891台分が有りますので、そこをご利用いただけます。
住所 | 福島県いわき市平谷川瀬字西作1番地 |
電話番号 | 0246(23)3751 |
アクセス |
JR常磐線いわき駅から徒歩15分 / 車10分 (駅前から無料バスをご利用できます) |
ホームページ | https://tairakeirin.com |
まとめ
当記事ではいわき平競輪場で予想する上でのコツについて紹介しました。
競輪場の特徴や気候などを考慮し、少しでも的中率をあげられるようにデータ収集をこまめにしましょう。
いわき平競輪場はゴール前の攻防戦が見ごたえがありますので、最後までレースがわからないエキサイティングな展開が楽しめます。
あなたも機会があれば、ぜひ、いわき平競輪場を訪れて勝ってください。