競輪ダービー(日本選手権競輪)の賞金を徹底紹介!優勝するまでの道のりを読み解く!
競輪ダービーでもらえる賞金額や競輪ダービーはどのように勝ち上がれば決勝にたどりつけるのかを、わかりやすくまとめました。
本記事を読むことで、競輪ダービーの賞金額が2分でわかります。
競輪ダービーを理解して、レースが開催されるゴールデンウィークをぜひ競輪で楽しんでください。
競輪のダービーとは日本選手権のこと
競輪のダービーとは日本選手権競輪のことです。
競輪界の実力No.1を決める最高峰の大会が日本選手権競輪になります。
優勝賞金においても、年間を通じて2番目に大きく、優勝者には内閣総理大臣杯が授与されます。
競輪ダービーの賞金を徹底紹介!
2021年京王閣競輪場(5月4日~5月9日)
優勝戦順位 | 賞金額 | 選手 |
1 | 6,206万 | 松浦悠士 |
2 | 3,048万 | 郡司浩平 |
3 | 2,085万 | 佐藤慎太郎 |
4 | 1,487万 | 浅井康太 |
5 | 1,176万 | 武藤龍生 |
6 | 951万 | 平原康多 |
7 | 792万 | 清水裕友 |
8 | 685万 | 真杉匠 |
9 | 642万 | 松岡健介 |
競輪ダービーの優勝賞金が、6,206万円(2021年度)です。
2着が3,048万円で、3着が2,085万円となっています。
このように、競輪ダービーの優勝戦は上位入着により、大きな賞金を獲得できます。
ダービー競輪は、決勝で最下位になったとしても9位の賞金が642万円あります。
年末の競輪グランプリに向けて、賞金を大きく積み上げるためには、最終日の優勝戦まで勝ち進むことは大切です。
ダービー競輪優勝の松浦悠士選手が稼いだ賞金総額
(引用元:https://www.youtube.com/watch?v=g__QJ60jv3s)
開催日 | 番組 | 順位&獲得賞金 |
第2日目 | 特別選抜予選 | 2位:45万6,000円 |
第4日目 | ゴールデンレーサー賞 | 2位:156万2,000円 |
第5日目 | 準決勝 | 3位:54万4,000円 |
第6日目 | 優勝戦 | 1位:6,206万円 |
2021年度のダービー競輪を制覇した松浦悠士選手の勝ち上がりと、合計でどのくらいの賞金になったかを見てみましょう!
松浦悠士選手は、開催第2日目の11R特別選抜予選で2着に入りゴールデンレーサー賞に進みました。
ゴールデンレーサー賞でも2着になり、156万をゲットしています。
さらに、準決勝も勝ち上がり、ダービー競輪を初制覇しました。
松浦悠士選手が、日当を含めた4日間で稼いだ総額は、なんと6,500万になります。
ちなみに、一次予選で最下位だった選手(1走で終わりの選手)が獲得できる賞金総額は、参加者にもらえる名誉賞金23万円と9着賞金19万3,000円、日当などで、およそ45万円です。
つまり、ダービー競輪で発走すれば、最低45万円は稼ぐことが可能と言えます。
競輪のダービーで優勝するまでの道のりを読み解く!
開催第1日目と、開催第2日目に特別選抜予選が合計3レースと一次予選が15レース組まれます。
特別選抜予選は、1~3位までに入ればゴーデンレーサー賞に進み、無事にゴールという条件で準決勝に進出します。
一方で、一次予選は、1~3位までに入れば二次予選に進みます。
開催第3日目と開催第4日目には、二次予選が行われ、開催第4日目のさいごにゴーデンレーサー賞が行われます。
二次予選は7レース行われ1~2位の14名とレース平均点の高い3位の選手が4名選ばれます。
開催第5日目は、準決勝が3レース行われ1~3位が決勝に進めます。
開催第6日目の最終レースが決勝となります。
一次予選から勝ち上がるためには、3レースで上位に入る必要があり、トップ選手が参加する162名の中から勝ち上がるのは至難の業です。
一方で、特選組は、ゴールデンレーサー賞に向かえば準決勝が確定となりますが、トップ選手ばかりの特選レースで1~3着に入るのは簡単ではないと言えます。
競輪のダービーに出場する条件とは
②:過去3回優勝した選手(開催時S級1班が条件)
③:獲得賞金が上位者であること(選考選手は162名、補欠は8名選出)
これらが日本選手権の主な出場条件で(オリンピック代表選手やJCFトラック種目強化指定選手も出場可)、出場のための選考期間は、前年2月~その年の1月と決まっています。(最低出走回数は48レースです)
競輪のダービーの勝ち上がりまでの賞金額は?
特別選抜レース(開催第1日目、第2日目)
順位 | 賞金額 |
1 | 55万2,000円 |
2 | 45万6,000円 |
3 | 38万7,000円 |
4 | 35万1,000円 |
5 | 32万円 |
6 | 29万1,000円 |
7 | 26万3,000円 |
8 | 25万2,000円 |
9 | 24万3,000円 |
1位~3位はゴールデンレーサー賞へ進みます。また、4位~9位は二次予選へ進みます。
一次予選(開催第1日目、第2日目)
順位 | 賞金額 |
1 | 35万7,000円 |
2 | 30万8,000円 |
3 | 26万7,000円 |
1位~3位は二次予選へ進みます。
ニ次予選(開催第3日目、第4日目)
順位 | 賞金額 |
1 | 47万6,000円 |
2 | 39万3,000円 |
3 | 33万1,000円 |
1位~2位と3位の4名が準決勝へ進みます。
ゴールデンレーサー賞(開催第4日目)
順位 | 賞金額 |
1 | 192万9,000円 |
2 | 156万2,000円 |
3 | 127万2,000円 |
4 | 109万2,000円 |
5 | 93万2,000円 |
6 | 78万4,000円 |
7 | 68万9,000円 |
8 | 61万4,000円 |
9 | 54万1,000円 |
全員が準決勝へ進みます。
準決勝(開催第5日目)
順位 | 賞金額 |
1 | 70万9,000円 |
2 | 61万1,000円 |
3 | 54万4,000円 |
1位~3位までが決勝へ進みます。
G1日本選手権の過去10年の優勝者
過去10年間の優勝者
開催年度 | 競輪場 | 優勝者 |
2021年 | 京王閣競輪場 | 松浦悠士 |
2020年 | 開催なし | – |
2019年 | 松戸競輪場 | 脇本雄太 |
2018年 | 平塚競輪場 | 三谷竜生 |
2017年 | 京王閣競輪場 | 三谷竜生 |
2016年5月 | 静岡競輪場 | 中川誠一郎 |
2016年3月 | 名古屋競輪場 | 村上義弘 |
2015年 | 京王閣競輪場 | 新田祐大 |
2014年 | 名古屋競輪場 | 村上義弘 |
2013年 | 立川競輪場 | 村上義弘 |
2012年 | 熊本競輪 | 成田和也 |
まとめ
競輪ダービーこと日本選手権は、優勝賞金が6,206万円(2021年度)です。
決勝の2着が3,048万円で、3着が2,085万円となっています。
上位入着が決まれば、競輪グランプリへの道が開けてくる大会です。
日本選手権の決勝は、たとえ最下位になったとしても9位の賞金が642万円あるため、誰もが勝ち進みたい舞台であり、優勝すれば競輪最高峰の大会に名前を刻むことができます。