夢の競輪生活!脱サラして競輪で勝ち続けるノウハウを徹底解説
競輪が好きな競輪ファンであれば誰しもが一度は描いたことがある夢。
「脱サラして競輪で生活したい」
好きなことばかりをして稼ぎ続けられるギャンブラーになれれば、毎日が楽しいことばかりと想像を膨らませ胸を高鳴らせる方も多いでしょうが、現実的には難しいというのが世間一般論です。
とはいえ、競輪で勝ち続ける方法というのは少なからず存在します。
当記事では、競輪で勝ち続けるためのマインドとノウハウを徹底解説していきます。
競輪で勝つために必要な最低限の心得
競輪を含め、ギャンブルというのはただやみくもに大金をつぎ込み続ければ勝てるといったものではありません。
ましてや己の運だけに頼り、賭け続けることは非常に危険であるといえます。
当項目では競輪で勝つ、ひいては全てのギャンブルに共通し勝ち続けるために必要な心得を紹介します。
ギャンブルは100%ではない!勉強と経験の積み重ねが常勝を招く
ギャンブルは100%ではないということを理解することが大切です。
当たり前のことをいっているように聞こえるかもしれませんが、実はこれができていない人が非常にたくさんいます。
勝つこともあれば負けることもあるのがギャンブルですが、全てを運に任せた場合に確率が常に50パーセントになるかといわれればそうではないのです。
そのため、より勝率をあげるために知識を身に着ける勉強と経験が大切です。
具体的には過去のレースを振り返ったり、予想法などを取り上げた書物を読むなどするのもよいでしょう。
ただし、一番は自身でレース予想に取り組み経験をすることが大切です。
勝ったとき、負けたときにただ喜んだり、ただ嘆いたりするだけで終わっている方が多く見受けられます。
そうではなく、勝った経験や負けた経験を振り返ることで今後常勝していくための財産になるということを十分に理解した上で競輪予想に取り組みましょう。
結果、常勝につながります。
ギャンブルで勝つ人と負ける人の違いはコントロールという事実
ギャンブルで勝つ人と負ける人の違いは自身をコントロールできるかです。
勝つために必要なのは予想に使う金額の把握、予想に対する根拠と自信、感情のコントロールです。
ギャンブルはお金を賭け、お金を増やすということに基づいていますが、結果お金が増えることに繋がるのは予想した買い目が当たったときのみです。
そのため、予想に対する根拠と自信というのはとても大切です。
オッズがいいから、~号車の選手が好きだから、~号車の選手が勝ちそうだからと予想を適当にしてしまうのは危険なことなのです。
競輪場で配られている出走表やインターネット上や、雑誌などで集められるデータは膨大な量で、いざ勉強しようとすると面倒だと感じてしまう方もいるでしょう。
しかし、データは100パーセントの信用は無いにしても、勝つためには把握しておく必要のあるものです。
データを読み解くことで、根拠と自信を持つことができますし、仮に予想が外れたとしても後悔しない立ち回りが可能です。
また、使っている金額と戻ってくる金額を把握することは大切です。
実はギャンブルをしている人は自身が今どの程度つぎ込んでいるのかを把握していない人が多い傾向にあります。
金額の把握も勝ち続けるためには大切な要素のひとつですので、しっかりとコントロールできるようにしましょう。
一喜一憂は身を滅ぼす!冷静に立ち回ることが勝ちへの布石
ギャンブルで勝ったとき、負けたときは気分が高揚したり落胆したりとします。
一喜一憂できるからこそギャンブルを心底楽しめるというのは確かなのですが、楽しむのと勝ち続けることはまったく別の話です。
はっきりと断言しますが、ギャンブルで勝つためには一喜一憂は必要ありません。
たとえば勝ったとき気分が高揚すると気が大きくなり、次のレースで予定していたより大きくかけすぎてしまったり、勝っているからと予想を適当にしてしまいがちになります。
いっぽう負けているときは負けたお金を取り返そうと逆転を狙って根拠もない予想立てをしてしまうといったことはないでしょうか。
このようなケースを想定すると短期的に勝つことはできても、長期的に勝ち続けるのは難しいといえます。
感情を可能な限り動かさず、冷静に情報と経験から自身なりのロジックをもとにしっかりとした予想立てをできるようになるのが勝ちへの布石となります。
勝敗は瞬間的なものではない!リスクを回避する戦術とは
勝敗は瞬間的なものではありません。
確かにそのレースだけにフォーカスすれば瞬間的なものだと考えても相違ないとは思います。
ただ、たった今勝敗が決したレースはその先長いギャンブル人生のなかで勝つためのヒントとなり得る可能性があることを念頭においておくことはとても大切なのです。
人間は可能な限りはリスクを負いたくはないという生き物ですが、ギャンブルにおいてはハイリスク・ローリターンが基本であるということはまぎれもない事実です。
つまり、ギャンブルに取り組んでいる時点で基本的には大きなリスクを背負っているということになります。
では、リスクを回避するために大切なことはなんなのかそれはリスクを回避するための戦術をたてることです。
競輪を含め、ギャンブルは全体的に考えれば大きなリスクを伴うものですので、リスクを回避する手立ては限られています。
回避というと語弊がありますが、たとえば「ワイド」など比較的当たりやすい買い方なども考慮しつつ買い目に含めるなどして、本命の買い目が外れた際に軍資金を減らさないように対策するなどするのも戦略のひとつだといえるでしょう。
競輪で儲ける為に意識したいポイント
競輪は公営ギャンブルであり、胴元が存在しているため儲けるのは難しいといえます。
しかしながら、何も考えずに競輪に取り組むのと考えて取り組むのでは儲かる確率に雲泥の差があります。
当項目では、競輪で儲けるために意識したいポイントをおさらいし、常勝へのキッカケとしていただければ幸いです。
勝てるレースと勝てないレースの見分け方
競輪には勝てるレースと勝てないレースの見分け方が存在します。
まず、勝てるレースとは何をもって勝てるレースというのかですが、主には以下のようなレースを勝てると定義します。
・オッズの歪みなどによって本来当たりそうな買い目がオッズが高くなっているレース
・大穴がくるという根拠の高い荒れる予定のレース
・予想立てが完璧で本命が勝つ可能性が比較的高確率のレース
ざっとあげればこれ等がありますが、どのレースを選択したとしても100パーセントではないことは把握しておかなければなりません。
いっぽう勝てないレースとは何かですが、主には以下のレースを指します。
・調子が分からない選手がいる
・競走得点の高い選手ばかりがいる
つまり、勝てるレースとはデータなどの情報が明らかであるために予想難易度が低いレースであり、勝てないレースとは予想難易度が高いレースだといえるでしょう。
競輪で勝ち続けるためには予想難易度が低いレースに賭け、予想難易度が高いレースはスルーするのがもっともベストな選択だといえます。
ただし、天候やマーク、ラインの乱れなどデータ通りにいかない可能性のあるイレギュラーな荒れるレースを狙うというのもひとつの手です。
荒れるレースではオッズそのものが高額になる可能性もあり、見抜くことができればローリスクハイリターンを十分に狙えます。
ただし、出くわす可能性というのは非常に低いので、堅実な競輪生活を目指すのであれば予想難易度が低いレースを選択するとよいでしょう。
投資金額を増やしてよいポイントを知る
競輪で儲けるためには投資金額を増やしてよいポイントを知ることは重要です。
多くの方は一攫千金にこそ夢があるとし、根拠も無いのにやみくもに投資金額を増やして大きな負債を抱えてしまうという典型的な負けパターンに陥ってしまいます。
断言しますが、すべてのレースに大きな投資をしてよいかといわれればそれは大きな間違いです。
投資金額を増やしてよいポイントは簡単にいってしまえば、予想の精度が高いレース且つ配当金もそれなりにつくレースを指します。
予想がまったくつかないレースに大金を賭けるのは危険なのはいうまでもないですし、仮に予想精度が高くてもリターンがそこまで多くないレースに賭けるのも大きなリスクが伴います。
当たり前のことをいっているだけだと感じるかもしれませんが、その当たり前すらできていないからこそ競輪予想で負けてしまうのです。
目の前にあるレースが予想やリターンの面で完璧で、自身が大金を賭けたとしても後悔のないレースと自信を持って言えるレースこそ投資金額を増やしてよいレースといえるでしょう。
バンクの性質を知ることが的中率をあげる
バンクの性質を知ることは的中率をあげるためには重要です。
全国には43の競輪場がありますが、それぞれバンクは似て非なる存在だといえます。
バンクによって勝ちやすい脚質があるためにその競輪場のバンクの特性を知っていると選手の脚質の有利不利が一目瞭然です。
たとえば333mを中心とする33バンクですが、日本の競輪場のなかでも走行距離がもっとも短いという特徴をもっているために「逃げ」の脚質の選手は勝ちやすいとされています。
また、「まくり」が決まりやすいのも333バンクが上位とされています。
自力型、両型といった脚質の選手に多く見受けられる脚質で、これが33バンクで決まりやすいかといわれればそうではなく、そのバンクが風による影響を受けやすいかがポイントとなります。
例えば、33バンクのなかで捲り率でトップにランクインしている前橋競輪場や奈良競輪場はバンクの特徴から逃げが勝ちやすいですが、カントが急になっているという理由から捲り率も高いとされています。
静岡競輪場や松戸競輪場、佐世保競輪場、小倉競輪場は400バンクですが、風の影響を受けやすいために先行選手に不利となるので捲りが勝ちやすいという特徴があります。
いっぽうで「差し」が決まりやすいバンクは一覧にすると500mバンクが主とされています。
その理由は単純に500mバンクは距離がほかのバンクと比べると長く、カントも比較的ゆるく作られているためにレースにこれといって大きな影響がないため、差しが勝つ確率がほかと比べて高いといったものです。
つまり、差しに500mバンクが有利というよりは「差し」がほかに比べて影響を受けにくいというのが大筋の理由です。
ただし、500mバンクは年々減少しており、短いバンクに改修されるケースが多いため、近い将来競輪における「差し」は決まりにくい決まり手になってしまう可能性は否定できません。
選手の得手不得手を知ろう
選手の得手不得手を知ることは重要です。
選手にはそれぞれ「先行」「番手」「追い込み」といった戦い方があり、それぞれ得手不得手があります。
また、コースも原則はインコースが有利なのですがレースの展開によってはインよりもアウトを得意とする選手もいます。
もちろん、競輪をはじめ競艇や競馬にもインコースはできるだけ実力上位者や年配者に譲らなければならないという暗黙のルールは存在しますが、単純にインコースが苦手だからという理由で譲っている選手もいるということは抑えておきたいポイントです。
ただし、出走開始時にコースを譲る競艇と出走後に譲る競輪とは異なるのでこの点は注意しておきたいところです。
出走する選手が何を得意としているかなどを事前に把握しておくことでレース予想に大きく活かすことができます。
賭け方別にみる確率と狙い撃つべきオッズの歪み
競輪には賭け式と呼ばれる賭け方が7通りあり、それぞれ的中率が異なります。
以下に表にまとめましたので、一度ご確認ください。
賭け式 | 概要 | 1点あたりの的中率 |
3連単 | 車番で上位3車を着順通りに予想 | 1/504 |
3連複 | 車番で上位3車を着順に関わらず予想 | 1/84 |
2車単 | 車番で上位2車を着順通りに予想 | 1/72 |
2車複 | 車番で上位2車を着順に関わらず予想 | 1/36 |
2枠単 | 枠番で上位2車を着順通りに予想 | 1/33 |
2枠複 | 枠番で上位2車を着順に関わらず予想 | 1月18日 |
ワイド | 車番で上位3車のうち2車を予想 | 1/12(3/36) |
競輪で儲けるためにはオッズの歪みを理解する必要がありますが、上記の表の賭け式やこの記事でここまで紹介している競輪における最低限の知識を知っていることを前提としなければ「オッズの歪み」は理解できません。
ここで、1-4-全流しの合成オッズを計算した際にオッズが5.3倍となっていた場合には8倍の1-4の2連単を購入する方がお得だといえます。
なぜこのような事態になるかといえば、オッズというものは投票された金額によって変動するものであるからというのが理由です。
上記の場合は3連単に買い目が集中し、2連単はそこまで買われなかったというのがオッズに表れています。
歪みを正しく理解すれば、理解していない人よりも的中した場合の払戻金を多めに受け取ることができるため、勝つためには非常に有利です。
高配当ばかりを狙ってはいけない理由
結論からいってしまえば高配当ばかりを狙ってはいけません。
その理由は、高配当は的中確率の面からみても当たりにくい傾向にあるからです。
確かに的中させることと儲けることはまったく別の話というのは紛れもない事実です。
しかし、競輪で勝ち続けるためには的中率を高くしなければ長い目で見た場合にトータルで負けてしまうということだけは念頭におきましょう。
一攫千金を夢見る競輪ファンにとっては万車券を獲るというのはロマンのひとつであり、このために競輪に賭け続けているということも理解できなくはないですが、競輪生活をしたいのであれば非常に危険であるというのはいうまでもないでしょう。
たとえ、高配当であっても予想に根拠や自信があれば賭けても構いませんが、高配当だからという理由だけで賭けるのはやめたほうが堅実です。
的中率をあげるために意識したい2つのポイント
競輪で生活をするという目標を達成するためには的中率をあげるというのがもっとも近道であるといえます。
的中率をあげるためには予想精度をあげなければならないのですが、得ることのできる情報を精査するだけでなく、戦略面でも最低限意識しておかなければならないポイントもあります。
当項目では、競輪予想で的中率をあげるために意識したい2つのポイントについて解説します。
購入点数を増やす
ひとつ目のポイントは購入点数そのものを増やすことです。
買い目を広げるということは当然ながら当たりやすくなるというメリットがあるので、的中率をあげるという意味でいえば確実に的中率をあげられる方法であるというのはいうまでもありません。
ただし、購入点数を増やすということはそれだけ投資金額が増えてしまうので的中率はあがったとしても勝てるかどうかを問われると少々怪しいと言わざるを得ません。
重要なのはやみくもに購入点数を増やすのではなく、比較的絞ったなかでの購入点数を増やすという点です。
このあたりのさじ加減というのは難しいのですが、競輪予想をして賭けていると着順が微妙にずれたから的中せず悔しい想いをしたという経験がある方も多いのではないでしょうか。
このような際にも少しばかり買い目を広げて的中率をあげると「負けない」立ち回りが可能となります。
的中難易度の低い賭け方を知る
競輪予想において的中難易度の低い賭け方を知ることは的中率の底上げに繋がります。
当たりやすさを前提とした場合、もっとも当たりやすいのは「ワイド」という賭け式になります。
その的中確率は驚異の12分の1で的中難易度としてはもっとも低いとされています。
競艇や競馬には単勝という出走数と同様の確率で的中可能な最低難易度の賭け式がありますが、競輪にはこれが存在していません。
その理由は、単純に売上が悪かったために廃止されてしまったというものです。
そのため、的中難易度の低いワイドは競輪初心者にとってもっとも当てやすい賭け式なのですが、平均配当が「800円」とかなり安いことでも知られています。
つまり、ローリスクローリターンですので競輪を学ぶ上では最初に通る道であるとはいえますが、生活していけるほど大きく勝てないというのがデメリットといえるでしょう。
ただし、ワイドであっても以下2点を抑えれば堅く勝つことはできるので、覚えておくとよいでしょう。
・1,000円以上は購入しない
競輪の出走表から読み取れる予想判断材料の信頼度を徹底解説
競輪場を訪れた際にもらえるレースデータのひとつが「出走表」です。
出走表には出走する選手の直近の成績や出身地、階級など多くのデータが詰まっています。
しかし、初心者であればあるほど出走表の見方や重要性についてこれといって理解していないというのが現実です。
公開されている情報の多くは予想精度をあげるために役立つものであるというのはいうまでもありませんが、実際にどの程度レースに影響するのでしょうか。
当項目では、出走表から読み取れるデータとその信頼度について独自の見解を交えながら解説させていただきます。
記者予想
記者予想の信頼度は比較的高いといえます。
その理由は記者予想のほとんどは堅実な買い目を提供していることがほとんどですので、そもそも的中率でいえば高いというのは当たり前のことだからです。
記者予想は出走表に記載されていることもありますが、競輪新聞や競輪の予想サイトで無料提供されているなどしているのが一般的です。
そのため、競輪予想にある程度本気で取り組むのであれば、情報収集として重要であるといえますが、過度な期待はしないほうが無難です。
競輪予想で本気で勝ちたいのなら記者予想は予想判断のための材料のひとつと割り切り、自身なりの正しい予想立てをしましょう。
選手の出身(ライン)
競輪には出身別として「ライン」という特殊な概念があり、ほかの公営競技にはない魅力があります。
ラインがわからないという初心者の方もいるかと思いますので補足しておきましょう。
競輪は時速約70キロを上回るスピードで走る選手もいるため、空気抵抗を受けやすく、それに伴いスピード低下や体力の消耗がどうしても起こってしまいます。
そのため、個人戦でありながらチーム戦の側面を併せ持つ公営競技であるというのも競輪最大の魅力です。
複数の選手と組んでお互いにレースを優位に進めるために基本的には出身選手同士でラインを組むのでレース展開を予想する上では予想の判断材料となります。
予想する側としてはラインとそのラインに属する選手の競走得点を確認しておくことでレース展開を大方把握することが可能となりますので、確認しておきましょう。
年齢や先輩後輩などの上下関係
年齢や先輩後輩などの上下関係は予想の判断材料として重要です。
公営競技のなかでも競艇では出走開始時にインコースを年配者や先輩に譲るという暗黙のルールがありますが、競輪はコースが固定されているため、影響は受けにくいといえます。
しかしながら、露骨な指示は存在しないものの先輩と後輩の間では暗黙の決まりというものがあり、後ろを走る先輩のために無理駆けはしないというのが後輩の使命です。
もちろん、後輩は同郷の先輩と同じラインでレースを走ることもあり、この際にも表立って明らかなルールはないものの後輩は先輩に配慮して走らなければならないといえます。
したがって、事前に情報をチェックしておくようにしましょう。
階級
競輪選手にはS級S班からA級3班まで6段階の階級があります。
また、女子選手に限定されるL級も含めると実に7段階の階級が存在します。
上位級にあがればあがるほど、高レベルのクラスのレースに出走することが可能になるため、選手たちは日々鍛錬を続けています。
階級が上の選手はスピードや技術面で優れているのはもちろんですが、上位レースに出走すればそれだけ賞金も跳ね上がるため必死なのです。
つまり、同一のレースで異なる階級の選手が出走する場合はより上位の選手が勝つ可能性のほうが高いということは念頭におきましょう。
並び予想
並び予想も予想を判断する材料としては有効です。
補足しておくと並び予想とは、各選手がどのように並んで走るのかを予想したもので、車番と車番との間にスペースがある箇所を指し、ラインがどこで分かれているかを表しています。
つまり、並び予想をすることによってラインの強さを図ることができるためにレース展開を予想するのに大きく役立つというわけです。
したがってレース展開を予想する際には並び予想は重要であるというのが結論です。
選手コメント
選手コメントを読み解くことは的中に役立ちます。
たとえば、「~さんマーク」というコメントがあった場合は指定の選手の番手につくという決意の表れであるためにライン上でワンツーを決めてくれそうと容易に予想できます。
いっぽうで「~さんを目標」というコメントには要注意です。
この場合は控えめなのはもちろんのこと、勝つつもりがない可能性も考慮しなければなりません。
選手コメントは予想の判断材料として高い信頼度があるわけではありませんが、強気なコメントをしている選手が勝ちやすく、弱気なコメントをしている選手は負けやすいというのはある程度は事実なので無視はできません。
選手の精神状態を知ることも予想の判断材料のひとつですので、競輪ファンが選手のメンタル面を読み解くことができる唯一の材料が選手コメントだということは十分に理解しておく必要があるといえるでしょう。
当日の天候
当日の天候はレース予想をする上で重要です。
競輪は自転車を利用し順位を競い合う競技ですので、雨や風といった天候に左右されやすい傾向にあるというのはいうまでもありません。
天候が快晴などレースに大きく影響しない場合は通常の予想立てをしていくスタンスで一向に問題はないですが、雨や風などの際はレースそのものが荒れる可能性も十分にありますので考慮する必要があります。
選手の脚質
選手の脚質はレースの勝敗を予想する上で大切です。
競輪場によって脚質が有利なのか不利なのかもありますし、選手自身が対抗の選手の脚質やその選手そのものを苦手としているケースもあります。
脚質とは具体的には大きく分けて3種類があり、それぞれ「逃」「追」「両」となっています。
これ等の脚質別の特徴や競輪場のカントとの相性などを知っておくことでレース展開の予想を容易にする手立てになることは間違えないといえるでしょう。
競輪場(バンク)の特徴
競輪場のバンクの特徴を知っておくことはレース予想を有利に進められます。
バンクには決まり手や脚質などに応じて有利不利が存在し、それぞれ数字に具体的に表れているために予想の際は無視できない情報であるといえます。
また、特徴を知る以外にも出走する選手がどの競輪場の出身なのかもチェックしておくとよいでしょう。
その理由は、競輪場をホームとする地元選手はバンクのクセや特徴を十分に理解していることが多く、最大限のパフォーマンスを出しやすいといえるからです。
仮に予想外のアクシデントが起きたとしても冷静かつ柔軟に選手が対応できるという点も地元選手が有利な点といえるでしょう。
競走得点
競走得点はレース予想をする上で重要な情報のひとつです。
その理由は競走得点は「選手の実力」を評価した数値であるからにほかなりません。
競輪は1度のレース開催が3日間以上のトーナメント方式になっているために仮に予選レースで負けてしまっても、勝ち上がっても結局は翌日以降も何らかのレースには出場します。
選手が出走するレースF2からGPの計6種類となっており、着順ごとにそれぞれ競走得点が定められています。
そのため、グレードの高いレースを勝ち上がれば勝ち上がるほど競走得点は高くなる傾向にあるので競走得点が高い選手というのは勝ち慣れている実力のある強い選手であるといえるのです。
レース予想の際に競走得点だけに注視するのは危険ですが、レース展開を予想するのに重要なポイントとなるのは間違いありませんので、出走表でしっかりと確認しておくようにしましょう。
まとめ
競輪は公営ギャンブルですので、基本的には胴元がおり、全体でみれば勝つことは難しいといえます。
しかし、しっかりとした知識と勝つためのマインドを併せ持つことで競輪で生活をしていける可能性は高まるともいえます。
当記事で学んだ内容を活かし、今後の競輪生活に活かしていただければ幸いです。