競輪のボックス買いとは?メリット・デメリット・流しやフォーメーションとの違いは?

競輪のボックス買いとは?メリット・デメリット・流しやフォーメーションとの違いは?

買い目をひとつだけ購入する、「1点買い」で競輪の車券を的中させるのは至難の業です。
したがって通常は複数の車券を購入する事になる訳ですが、車券を複数購入する方法としてよく知られているものが3種類あります。

本記事ではそのうちのひとつである「ボックス買い」について詳しく解説していきます。

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ボックス買いとは?

ボックス買いとは?

ボックス買いとは
選んだ車番が必ず当たるように全ての組み合わせを購入する」買い方です。

例えば2車単で1番から4番までをボックス買いするとしましょう。
2車単で1番から4番までが必ず当たるように全通り購入すると、以下のような買い目となります。

ボックス買いの例
・1-2
・1-3
・1-4
・2-1
・2-3
・2-4
・3-1
・3-2
・3-4
・4-1
・4-2
・4-3

このように、全部で12通りの車券を購入する事になります。

ボックス買いのメリット

ボックス買いのメリット

ボックス買いには大きく分けると3つのメリットがあります。
このメリットを最大限に活かせるようなレースならばボックス買いの出番と言えるでしょう。

当てやすい

ボックス買いは後述する残り2つの買い方と比べると当てやすいというメリットがあります。
何しろ選んだ車番がどんな組み合わせであろうと当たるように全部の買い目を買うわけですから、ボックス買いでは車番さえしっかり選べていればどのような着順であろうと的中します。

残り2つの買い方は選んだ買い目の車番が上位争いをしていても、着順が違うと外れるケースもあるので最後までハラハラしながらレースを見守る事になりますが、ボックス買いならばそういった心配も不要です。

買い目の取捨選択をする時間を省ける

車券を購入する際、もっとも時間がかかるのは「買い目の取捨選択」ではないでしょうか。
この取捨選択を誤ると、上位に入る選手は当てられていたのに車券を買っておらず不的中になってしまうという、車券を購入していて一番悔しい結果になってしまいます。

しかしボックス買いならばそういった取捨選択をする時間は一切不要です。

思わぬ穴配当が当たることも

ボックス買いをする際にも何となく「この着順で決まるだろう」という目星をつけて最終的に買い目を決定します。

しかしレース結果は始まってみなければ分かりません。
大本命にしていた選手がふとした事で2着あるいは3着になってしまう可能性ももちろんあります。

しかしボックス買いをしておけばとにかく3着以内に入ってくれれば的中となるので、そのようなアクシデントを恐れる必要はないですし、むしろ本命選手が1着にならずに買い目に入れていた穴狙いの選手が1着に入ってくれれば思わぬ高配当を得ることができます。

ボックス買いのデメリット

ボックス買いのデメリット

ここまでボックス買いのメリットについて紹介してきました。
続いてデメリットについても紹介していきます。

ふたつとも決して無視できないデメリットなので、ボックス買いをする際は常に頭に入れたうえでメリットのほうが上回るかどうかを考えるようにしましょう。

予想する力がつかない

ボックス買い以外の買い方では買い目の取捨選択をすることになります。
この作業は予想力を高めるうえで非常に重要なのですが、ボックス買いをするとこの作業をまったくせずに車券を購入するため予想力を高めることはできません。

車券を当てる力をつけるには予想力を高めることが必須なのですが、ずっとボックス買いをしているといつまで経っても「予想力がついた」と実感することはないでしょう。

車券代が高くなる

ボックス買い最大のデメリットが「車券代が高くなる」という点です。
2車単で4車選んでボックス買いをするだけでも12点となり、1点100円でも1,200円です。

3連単だと「4×3×2」で24点と単純計算で倍の金額になり、あまり車券にお金を使えない人からするとかなりの投資でしょう。
しかし9車立てのレースで車券を買うのであれば、4車だけでボックス買いをするのはかなり危険です。

着実に当てるつもりであればやはり6車ボックスくらいにはしておきたいところですが、6車ボックスだと「6×5×4」で、120点になってしまいます。

1点100円でも車券代は12,000円になってしまい、ここまで車券代が高くなるともし本命決着になってしまったら大幅なマイナス収支になってしまうでしょう。

ボックス買い以外の買い方

ボックス買い以外の買い方

ボックス買いにはメリットもデメリットもあるので、ただ闇雲に全てのレースでボックス買いをしていても恐らくプラス収益にはならないでしょう。

プラス収益を狙いたいのであれば、ボックス買い以外の買い方の特徴についてもしっかりと把握したうえでレースの特徴によって巧みに使い分けるようにすると良い結果をもたらしてくれるでしょう。

流し

「流し」とは軸になる車番を一つ決めて、残りを全て選択するという買い方です。
例えば1番の選手を軸に流しで購入する場合は、以下の9点が買い目になります。

流しの買い目例
・1-2
・1-3
・1-4
・1-5
・1-6
・1-7
・1-8
・1-9

流しはボックス買いに比べると買い目を絞り込むことができますし、軸にする選手がきちんと想定内の着順に入ってくれればかならず的中させることができます。

しかし逆に言えば軸にした選手が想定外の着順になった時点ですべての車券が不的中となってしまうという点が流しのデメリットといえるでしょう。

したがって、流しで車券を購入する場合はかなり正確にレース展開を予想する必要があります。
どちらかといえば本命決着になりやすい堅いレースだと判断した際に用いる買い方です。

フォーメーション

「フォーメーション」は、それぞれの着順で購入する車番を選ぶ買い方です。
ボックス買いと流しを組み合わせたような買い方ともいえるでしょう。

フォーメーション最大のメリットは「自分が必要だと思った買い目だけを選択できる」という点です。
「ボックス買い」では選んだ車番を全通り、「流し」では軸に選んだ車番から残りを全通り購入することになります。

すると買い方によっては「どう考えても的中しない無駄な車券」が出てくることもあるでしょう。

競輪のレースは何が起こるか分からないため厳密に言うと無駄な買い方というのはひとつもないのですが、明らかに実力が劣っている選手が混じった組み合わせなどはよほどのアクシデントが無い限りは車券代の無駄となります。

しかしフォーメーションは各着順で必要な車番だけを選んで購入するので無駄な買い目を全部省くことができるため、車券代を最小限にすることができます。

さらに買い目を各着順で厳選するので予想力もつきます。
3つの買い方のなかで応用力がもっとも効くので、フォーメーションはあらゆるレースに対応することが出来る買い方といえるでしょう。

一方で買い目を厳選するということは「省いた買い目で決着してしまった」という車券を買っていて一番悔しい結果になってしまう可能性が一番高いというリスクも秘めています。

流しが「軸さえ間違えなければほぼ的中する」という点を比較すれば、フォーメーションは流しよりもより予想が正確でなければ的中させづらい車券だといえるでしょう。

ボックス買いは荒れやすいレースで活用しよう

ボックス買いは荒れやすいレースで活用しよう

「流し」と「フォーメーション」は予想精度が問われるため、比較的本命決着で決まりやすいレースや、突出して強い選手が少数いるレースなどに用いるのが良いでしょう。

ではボックス買いに適したレ―スとはどういったレースなのかというと、ズバリ「荒れやすいレース」です。
荒れやすいレースは予想が難しいですが、的中させれば3連単の場合万車券が当たり前という配当になります。

流石に9車全通り購入してプラス収支というわけにはいきませんが、6車ボックスくらいであれば的中させればプラス収支を期待できるでしょう。

荒れやすいレースとは?

荒れやすいレースとは?

ボックス買いが荒れたレースで狙うのがおすすめであることは分かりましたが、肝心の荒れるレースを探し出すことが出来なければこの知識も活用できません。
本項目では初心者でも分かる、「荒れるレースになりやすい要素」を3つ紹介します。

9車立て

競輪のレースは7車立てと9車立てに大きく分けられますが、荒れやすいのは圧倒的に「9車立て」です。
9車立てが荒れやすい理由は大きく二つあります。

ひとつは「買い目点数が7車立てよりも9車立てのほうが圧倒的に多い」という点です。
3連単の買い目点数で比べると7車立ては210点なのに対して9車立ては504通りにもなります。

開園が倍以上もあるわけですから予想をする人の選択肢が多くなるため、人気となった予想以外の結果になる可能性は7車立てよりも高くなるのは理解できるでしょう。

もうひとつ、1レースに出走する人数が多いと、一人の選手が走るスペースというのはどうしても小さくなります。

特に最終周では選手が殺到して激しいポジション争いが行われますが、争う人数が多ければ多いほど自分が確保したいポジション取りがしづらくなります。

実力上位の選手でも9車立てだと上手く好ポジションを確保することができず、敗退するというケースは数えきれないほどあるのです。

細切れ戦

二つ目は「細切れ戦」と呼ばれるレースです。
競輪では終盤手前までは「ライン」と呼ばれる隊列を数名で組んで争うことになります。
細切れ戦とは、このラインが具体的には4つ以上あるレースの事を指します。

「競輪の事を全く知らないのでラインなんて予想できない」という人もいるかもしれませんが、現在では多くの出走表に「ライン予想」というものが記載されており、実際のレースもその予想通りのラインで進んでいくので、「ライン予想」さえ見れば細切れ戦かどうかはすぐに判断することができます。

ラインは長ければ長いほど後ろのラインの選手たちが追い抜きにくくなるのは何となくわかると思います。

したがって、ラインが長ければ堅い決着になりやすいので、逆にラインが短い又は単騎選手が複数名いる「細切れ戦」はどの選手が最終的に好位につけるかが読みづらいので荒れやすいというわけです。

天候が荒れているときのレース

3つ目は「天候が荒れているときのレース」です。
競輪場はそのほとんどが屋外にあるので、天候の影響を多大に受けます。

雨が降れば路面が濡れて滑りやすくなって思い切った勝負をすると転倒するリスクが高くなりますし、風が強い日もコーナーを曲がった際に横風に煽られると転倒したり、転倒しないまでも曲がった際に横に流されて大きく膨らんでしまう可能性があります。

晴れている日ならば選手の本来の実力に見合った予想をすれば良いですが、雨が降る日は特に若い選手が思い切った走りをして激走することがあり、そういったレースでは高配当になる事が多いです。

「9車立て」「細切れ戦」「天候が荒れた日のレース」という要素は複数が該当することももちろんあり、複数該当するようなレースはより荒れる可能性が高くなります。

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まとめ

ボックス買いは購入すると決めた買い目がどのような組み合わせになっても当たるように購入する買い方です。

ボックス買いには的中率が高い、思わぬ高配当を得られるというメリットがある代わりに予想力が上昇しないといったデメリットがあるうえに車券代も高額になってしまいがちです。

したがって、ボックス買いはハイリターンが見込める「荒れるレース」で用いるのが効果的といわれています。

例えば「9車立て」「細切れ戦」「天候が荒れている日のレース」というのが代表的な荒れやすいといわれているレースなので、ボックス会をする予定ならばこういったレースを探すようにしましょう。