山陽オートレース場で勝つための予想法!レースの傾向や特徴について徹底解説!
全国にオートレース場が5カ所あり、それぞれのオートレース場で白熱したレースが開催されます。
最近ではネットライブなどでもレースの模様を見ることができますが、実際にレース場で目撃した時のスピード感と迫力に勝るモノはありません。
当記事では、山陽オートレース場の概要や見所、所属しているトップ選手について紹介します。
山陽オートレース場のオーバルコースの特徴
オートレースが白熱する理由のひとつとして、「オーバルコース」があります。
コースは楕円形となっており、コーナーには傾斜がついています。
オーバルコースは、平坦な道ばかりではなく、コーナー部分に傾斜が設けられています。
オートレーサー達は、この傾斜を利用して、カーブでも時速90キロで曲がります。
コーナーでもスピードを付けつつ、インやアウトを奪い合うなど選手ごとに駆け引きが行われるという見どころがあります。
山陽オートレース場で勝つための予想のポイント
車券の的中率をアップさせるためには、オートレースという公営競技の特性をしっかりと理解しておく必要があります。
出走表などには予想するのに必要な情報がたくさん記載されているので、読んで参考にしてください。
当項目では、山陽オートレース場で勝つためのポイントについてお伝えします。
山陽オートレース場の各コース勝率
公営競技では、コースごとの勝率を知ることも予想では重要なポイントのひとつとなってきます。
たとえば、競艇の場合は、1コースの勝率が50%近くあるので予想がなかなかできない時は、1コースを軸に舟券を買うことがあります。
オートレースではコースごとの勝率は一体どうなっているのでしょうか?
山陽オートレース場の2019年度の各コースの勝率をまとめたのが、以下の表になります。
各コース勝率
車番 | 勝率(%) | 2連対率(%) | 3連対率(%) |
1 | 8.9 | 18.9 | 27.7 |
2 | 10.0 | 22.6 | 35.6 |
3 | 10.3 | 21.6 | 32.3 |
4 | 8.2 | 23.4 | 35.2 |
5 | 11.0 | 21.2 | 36.8 |
6 | 12.9 | 28.1 | 41.8 |
7 | 19.9 | 33.7 | 49.2 |
8 | 24.5 | 44.2 | 58.0 |
(2019年度データ)
山陽オートレース場の勝率に注目すると、8コースの勝率がもっとも高いことが分かります。
大体どのオートレース場でも似たような傾向になります。
しかし、最も高い勝率になっている8コースでも25%に達していません。
つまり出やすい買い目は当てにはできないということです。
オートレースで勝つためには、出走表を始めとしたさまざまな情報を参考にして、レース展開を予想し、車券を購入しましょう。
山陽オートレース場の気候
山陽オートレース場がある山口県の気候は、全般的に太平洋気候区に属していることもあり、温暖であることが特徴です。
このような理由からレース開催も晴れの日が多くなります。
しかし、湿度が高い傾向もあるので地面が湿っており、グリップ力に多少影響を及ぼすなど、レース予想にも大きく関わってきます。
雨の日などが得意の選手もいるので、天候が悪い日のレースは荒れる可能性があります。
山陽オートレース場の最高配当
山陽オートレース場で史上最高配当額は、平成23年9月24日に開催されたレースで、その額はなんと2,367,150円でした。
こちらのレース結果は3連単で312番目に人気の買い目が的中しました。
レース結果は4-3-5でした。
全レース場に共通する予想の際にチェックしたいポイント
車券を買うときに、必ずチェックしておくべきなのが「出走表」です。
出走表には出場選手紹介のほかにも、さまざまなデータが掲載されています。
このデータを元にどのようなレース展開になるのか予想して、買い目を絞っていきましょう。
特に調子が良い選手は上位に食い込む事が多いので、買い目の候補にいれておきましょう。
レース当日にチェックすべきは「天候」と「試走」
大まかな予想をしたら、当日の天候と試走もチェックしましょう。
試走をみることで、選手の調子やマシンの調整度合いが大きく反映されます。
試走では、選手が全速力でコースを走行します。
このタイムが早ければ早いほど、マシンも選手も調子がよいことになります。
ただし、ハンデがあるのでゴール時のタイムと、実際のスピードには若干の差が出てくる点には注意が必要です。
注目している選手の試走タイムが良ければ、そのままの予想で車券を買ってもいいですが、試走タイムが悪い時は予想を変更することも検討しましょう。
また、試走では晴れていたのに、レース直前で雨が降ってきたときには要注意です!
オートレースでは、試走時に使用したタイヤをレース本番でもそのまま使用しなけければいけないというルールがあります。
晴天用のタイヤで濡れている路面を走ると本来の走りがまったくできなくなるので、時には車券を買わないという選択も必要となってくるでしょう。
山陽オートレース場所属のトップ選手5選
山陽オートレース場に所属しているトップランクの選手について解説していきます。
それぞれ選手のプロフィールやタイトル、所属する級、乗っているマシン 平均STや連対率や得意な戦い方等詳しく解説していきます。
岡部 聡選手
(出典:オートレースオフィシャル)
岡部聡選手は不得意なことが何もないといっていいほど万能型なレーサーで、抜群の安定性を誇ります。
特に雨走路での勝負強さは日本一ともいわれています。
2002年10月にSGオートレースグランプリの制覇をきっかけに、SG街道へ爆進しました。
岡部選手が制覇したSGは全て雨だったこともあり、一部メディアでは「雨乞いをしているのではないか?」と書かれるほどで、「雨の鬼」という異名が定着していきました。
全国でもトップクラスの雨巧者である岡部選手ですが、晴タイヤを装着した状態で走る雨走路は苦手にしているそうです。
これは、岡部選手の師匠でもある片平選手が晴タイヤで走る雨走路を得意としているのと全く逆になります。
浜野 淳選手
(出典:オートレースオフィシャル)
浜野淳選手は、優勝決定戦に常連の選手で今年も4レースの優勝決定戦に出場しています。
また優秀選手賞も獲得経験があり、2年連続優秀新鋭選手賞にも選ばれるなど確実な実力を持っている選手です。
年齢は45歳ですがまだまだ実力は衰えておらず、現在も上位に入るなど経験豊富なレース運びが魅力です。
特に山陽オートレース場と伊勢崎オートレース場に強く、毎年決勝に上がっています。
岩崎 亮一選手
(出典:オートレースオフィシャル)
岩崎選手は、通算27試合優勝している実力のあるベテラン選手です。
2014年に「スピード王決定戦・ムーンライトチャンピオンカップ」など3回の優勝を経験してから、最近一気に調子を戻しています。
1着回数も600回を超えており、安定した走りで無難なレース運びが特徴の選手です。
丹村 飛龍選手
(出典:オートレースオフィシャル)
丹村飛龍選手は、山陽オートレース所属選手のなかで最も若く勢いのある選手です。
今年も「飯塚市営第11回第3節優勝戦」を制覇しており、過去にも「G1開設記念グランプリレース」や「G2小林啓二杯山陽王座防衛戦」でも優勝しています。
特に晴れの日のレースに強く、上位フィニッシュも頻繁にたたき出すほどの実力をもっている選手でもあります。
前田 淳選手
(出典:オートレースオフィシャル)
前田淳選手は2001年に優秀新人賞を取っている選手です。
その後「キューボラ杯」や「小林啓二杯」「スターライトチャンピオンカップ争奪戦」で優勝しています。
特に、晴れの日や湿度の高い日のレースに強く、タイヤのグリップ力を活かしたコーナリングやストレート勝負が魅力的な選手です。
オートレース場の概要
山陽オートレース場は山口県にあるオートレース場です。
各地のオートレース場は独自の歴史を持っており、そうした歴史を学ぶことでより愛着が沸くことでしょう。
またオートレース場は、レース観戦以外にもさまざまな施設があり、飲食できるところも充実しています。
レースの合間にご当地グルメを楽しむことができるという点も、オートレース場を訪れた際の楽しみのひとつです。
当項目では山陽オートレース場のコースの特徴を以下で紹介しています。
山陽オートレース場の歴史
山陽オートレース場はもともと柳井オートレース場という名前でしたが、台風の被害による売り上げ不振などで開催が困難となり閉鎖しました。
そのレース場が山陽町に移転したことをきっかけに、現在の山陽オートレース場になりました。
現在販売されている3連勝単式や3連勝複式、ワイドなどの車券の販売をはじめてしたオートレース場です。
日本トーターを採用しているので、主催者の黒字が保証されています。
山陽オートレース場のアクセス
住所 | 山口県山陽小野田市埴生赤松700 |
電話番号 | 0836-76-1115 |
アクセス | 電車を利用の方は「JR山陽本線埴生駅より徒歩2分」 自動車を利用の方は「山陽自動車道「埴生インター」より約5分 中国自動車道「小月インター」より約20分(駐車場:3600台)」 |
ホームページ | https://sanyoauto.jp |
まとめ
山陽オートレース場は、名前も有名でさまざまなレースが開催されています。
レース場までのアクセスも徒歩圏内に駅があったり、空港も2カ所あるので県外からのアクセスも簡単です。
山陽レース場でのレースは、山陽オートレースに所属している選手が優勝することが多く、地元開催に強いです。
特に岡部聡選手の雨走路は魅力的なので、是非注目して見てください。