競輪選手の最高速度は?速さの秘密を徹底解説!

競輪選手の最高速度は?速さの秘密を徹底解説!

「競輪選手の最高走行速度は何kmなんだろう」
「速さの秘密はなんだろう」

迫力あるスピード感は競輪の魅力ですよね。
一般人には到底出すことの出来ないスピードを、競輪選手はなぜ出せるのでしょうか。

今回は、競輪選手にまつわるスピードの秘密に迫ります!

競輪選手が出せる最高速度は?

ズバリ時速70km!
自転車競技の「スプリント」でも最高速度は時速70kmと言われています。

一般道を走る車の法定速度が60kmですから、公道を走る車よりも早いスピードでバンク内を駆け抜けている訳です。
もちろん、レース中は常に最高速度で走っている訳ではありません。
レース中盤までは、誘導員が先頭を走り、速度をコントロールしてくれています。

競輪選手の速さの秘密6つ

競輪選手がなぜ、こんなにも速く走ることができるのか。
その秘密を6つにまとめてご紹介します。

競輪選手の太もも!凄まじい筋力!

競輪において太ももと=車のエンジンとも言えます。
太さがある分、馬力があるのでスピードを出しやすいです。
男性競輪選手の太ももの太さは最低でも60cm。
太い選手だと70cm以上にもなります。

参考 競輪選手の太もも・足の太さは強さに繋がる?徹底調査!

オーダーメイドの自転車(レーサー)

競輪選手が乗る自転車は「レーサー」と呼ばれています。

レーサーの特徴
・フレームの重さはママチャリの半分以下
・選手の体格や手足の長さに合わせた完全オーダーメイド
・変速機がない「ピストバイク」と呼ばれるタイプ
・ギアが固定なので選手の脚力がそのままスピードに現れる

自分のカラダに合った自転車(レーサー)だからこそ、最高のパフォーマンスが発揮されている訳ですね。

固定ギア

競輪の自転車には変速機が無く、「固定ギア」と呼ばれる単一の重さのギアを採用しています。
理由は競輪選手の脚の力を最大限スピードに乗せるためです。
「固定ギア」はペダルの回転と連動しており、ママチャリであれば走っている最中にペダルから脚を離してもペダルは回転しませんが「レーサー」の場合は自転車が走っている限りペダルも回転します。

ブレーキがない

実は競輪選手の自転車にはブレーキが付属されていません。
その理由は

ブレーキがない理由
・脚の力から発生した走向スピードを落とさないため
・ブレーキ自体が重りになるため
・ブレーキを付属した場合、前を走る選手が急に減速をすると、後続の選手は対応が間に合わず衝突や落車をしてしまう可能性が高いため

安全を確保するため、あえてブレーキが無い仕様にしているようです。

走行テクニック「もがき」

選手たちは少しでも上位に入着するため、息を止めて全力で走ります。
この走りを「もがき」と言います。

全力疾走し最高スピードに到達している場面は、レースの最終周のラスト半周に入る前か、過ぎたあたりから行う走向テクニックです。
運動生理学的には「無酸素運動」と呼ばれ、持続時間は約30秒ほどです。
糖分をエネルギー源としており、選手たちは自身の持つ筋力を最大限引き出してペダルを漕ぎ、上位入着を目指します。

バンクの傾斜

レースが行われるバンク内には「カント」と呼ばれる傾斜があります。
バンク内の直線部分は2〜4度とわずかな傾斜ですが、第1〜4コーナーのカーブでは25〜35度の急な傾斜になっています。

約70kmもの高速で走る競輪は、この「カント」が無かったら選手たちはコーナーを曲がりきることができず、外側に大きく膨らんでしまうか、正面の壁に激突してしまいます。
急激な高い角度の「カント」があるからこそ、選手たちは自身のスピードを維持したままコーナーを曲がり切ることができるのです。

競艇、競馬との比較

競輪と並ぶ公営競技の競艇と競馬の最高時速もご紹介します。

競艇の最高時速は、なんと「80km」。
競馬は、「70km」と言われています。
つまり、競輪の最高速度時のスピードは競馬に匹敵しているということですね。
人が馬と並ぶほどのスピードで走っているシーンを想像すると、競輪は凄まじい速度であることが想像できるのではないでしょうか。

競艇、競馬よりも選手と観客の距離が近い競輪は、一番「臨場感」「スピード感」を感じられるスポーツと言えますね!

まとめ

今回は競輪選手がレースで走っている際の、最高速度と速さの秘密について解説致しました。

ポイント
・最高速度は時速70km!
・太ももの筋力とオーダーメイドのレーサーが速く走れるようにしている
・安全のためブレーキは付属されていない
・「カント」があるからコーナーでもスピードを落とさず走れる
・「もがき」が行われるレースの最終周が最高速度に到達するポイント

スピード感が溢れるレース中のコーナー付近や、レース終盤に注目しながら競輪を観戦してみましょう!