競輪の脚質の種類と決まり手について分かりやすく解説!

競輪の脚質の種類と決まり手について分かりやすく解説!

出走表に「脚質」ってのがあるけど脚質ってなんだろ〜?

「脚質ってなんだろう?」
「競輪の出走表に書かれている『直近4ヶ月成績』に書かれている『逃・捲・差・マ』ってなんだろう」
「解説の人が言っている『決まり手』ってなんだろう?」

競輪に興味を持ち始めた方であれば聞き慣れない言葉なのではないでしょうか。

今回は「脚質」「決まり手」について競輪初心者にも分かるように解説していきます!

この記事で分かること
・脚質の違いによる予想の仕方
・決まり手の種類
・脚質と決まり手の解説と見方

脚質とは

脚質とは選手の特性、得意とするレース戦法のことです。

脚質のタイプには下記のように選手によって脚質は様々です。

脚質のタイプ
・ダッシュ力はあるけど持続時間が短いから狙った瞬間にトップスピードを出して勝利を勝ち取るタイプ
・長い距離を走ってもスピードを落とさず、レースをリードしたまま勝利を勝ち取るスタミナに定評があるタイプ
脚質でラインの並び順も変わるのでしっかりチェックしましょう!

ラインとは

複数の選手と連携を組んでレースを走ること。
1レースの中で複数の選手同士がグループを組み、レースを有利に進めるための戦略です。

詳しくは下記の記事で解説していますので合わせてご覧ください。
参考 競輪のラインとは?種類や戦略を分かりやすく解説!

脚質は大きく分けると4種類ある

競輪選手の脚質には4種類あります。
各脚質の特徴からラインの位置や役割などレースを予想する際の見方も解説します。

「逃げ」の選手

「逃げ」の選手は、ラインの先頭を任され、レースの展開を作る役割を担います。
解説、実況では『先行選手』と呼ばれます。

スピードとスタミナもあるが空気抵抗を受ける風除けとしての役割もあるため、体力の消耗が激しくレース終盤での伸びが期待できません。
勝つためには序盤での位置取りと飛び出すタイミングが鍵となります。

逃げに定評のある選手

新田祐大にったゆうだい選手
(参照 : keirin.jp)

新田 祐大選手(福島 90期)

脇本-雄太わきもと-ゆうた選手(参照 : keirin.jp)

脇本 雄太選手(福井 94期)

奥井迪おくいふみ選手(参照 : keirin.jp)

奥井 迪選手(福井 94期)

「捲り」の選手

「捲り」の選手とは、ラスト1周になり前方を走る別のラインを外から追い抜き先頭を奪うレース運びを得意とする選手です。

前方のラインからの牽制やブロックをすり抜ける瞬発的なダッシュ力と判断力が求められます!
タイミングを逃すとバンク内の外側に弾かれてしまい上位争いに絡めなくなるリスクも・・・

「捲り」に定評のある選手例

群司-浩平ぐんじ-こうへい選手(参照 : keirin.jp)

郡司 浩平選手(神奈川 99期)

松浦-悠士まつうら-ゆうじ選手(参照 : keirin.jp)

松浦 悠二選手(広島 98期)

児玉碧衣こだまあおい選手(参照 : keirin.jp)

児玉 碧衣選手(福岡 108期)

「追込」の選手

「追込」の選手は、ラインの先行をしている選手の後ろについて、後方から仕掛けてくる選手を抑える役割も担っている。

最後のホームストレッチラインにて仕掛ける戦法を得意とする選手です!

「追込」に定評のある選手例

佐藤-慎太郎さとう-しんたろう選手(参照 : keirin.jp)

佐藤 慎太郎(福島 78期)

村上博幸むらかみ-ひろゆき選手(参照 : keirin.jp)

村上 博幸選手(京都 86期)

石井寛子いしいひろこ選手(参照 : keirin.jp)

石井 寛子選手(東京 104期)

「両方」の選手

「両方」の選手は、「逃げ」も「追込」も両方こなせる万能タイプ。

ラインを組んだ時に他選手との組み合わせ次第で柔軟に対応できる選手です!

「両方」に定評のある選手例

清水裕友しみず-ひろと選手(参照 : keirin.jp)

清水 裕友(山口 105期)

近藤隆司こんどうりゅうじ選手(参照 : keirin.jp)

近藤 隆司(千葉 90期)

高木真備たかびまきび選手(参照 : keirin.jp)

高木 真備選手(東京 106期)

決まり手には4種類ある

決まり手とは
レースで1着か2着になった際に戦略です。
逃げ
最終周を先頭で通過してそのまま1着か2着になった決まり手。
脚質は『逃』、『両』の選手に多いです。
捲り
最終周を先頭で通過した選手を最終周の第4コーナーまでに抜き去り1着か2着になった決まり手。
脚質は『逃』、『両』の選手に多いです。
差し
最終周の第4コーナー通過後に、最後のホームストレッチラインにて一気に他選手を抜き去り1着か2着になった決まり手。
脚質は『追』『両』の選手に多いです。
マーク
ラインの2番手以降の選手が、自分のラインの先頭を務めた選手を抜けず2着でゴールした場合の決まり手。
脚質は『逃』、『両』の選手に多いです。

レースを予想する上で決まり手は重要

レースを予想する上で決まり手は重要
出走表に記載されている決まり手からレース展開を予想することができます。

「最後尾のラインにつく先頭選手は『逃げ』と『捲り』に強く、レース終盤に先頭まで踊り出そうだ。」

「同じラインの2番手選手は『差し』の数字が多いから後方選手をブロックしてラインで1、2着独占できそう」
のようにレース結果のイメージができるでしょう。

他の選手の決まり手と見比べることで、的中しやすくもなるので、レースを予想する際に決まり手はとても重要となります!

競輪場によって決まり手の傾向がある

実は競輪場によってバンクの特性があります。

バンクの特性
・バンクの長さの違い
・カントとR(曲率半径のこと)の角度の違い
競輪場によって決まり手の傾向が大きく変わります!解説していくね!

バンクの長さは全部で4種類ある

バンク競争路のバックストレッチラインとホームストレッチライン

333mバンク

ファンの間では「サンサンバンク」と呼ばれています。
「松戸」「前橋」「伊東温泉」「小田原」「防府」「富山」「奈良」の7ヶ所。
(※前橋のみ335m)

距離が短いからこそ、「逃げ」の選手は後方との距離を引き離せれば勝ちやすい。
第4コーナー後のホームストレッチの距離も短いため「差し」が決まりにくい特徴があります。

400mバンク

「定番、スタンダード」と言われる400mは、国内で一番多く30以上の競輪場に採用されています。

決まり手が出走表の結果の通りで反映されやすく初心者の方にも予想しやすい競輪場です!

500mバンク

最長の長さを誇るバンクです。
国内では数も少なく宇都宮・大宮・高知・熊本の4箇所のみ。

逃げ、先行」の選手は他の競輪場に比べて、より一層スタミナを消費するため勝ちにくい傾向にあります!
逆に距離が長いからこそタイミングを見計らって仕掛ける「差し」「捲り」が勝ちやすいバンクと言えます!

250mバンク

国内には日本競輪選手養成所のJKA250と伊豆ベロドロームとの2箇所のみ。
自転車競技(トラック)の規格として用いられており、伊豆ベロドロームは東京オリンピックの会場としても使用される予定です。

まとめ

今回の記事では「脚質」と「決まり手」について解説しました!

今回のポイント
・脚質によって得意な戦法がある
・選手のラインの位置取りを予想する際に決まり手が重要
・競輪場によって脚質、決まり手の向き/不向きがある

初めは3〜5名ほどの選手に注目して出場レースの予想をすると情報整理も覚えやすくなります。
興味が湧いたら、ぜひ競輪場にも足を運んでみてください。

競輪がもっと面白くなりますよ!