競輪に八百長はある?過去に疑われたレースを徹底調査!

競輪に八百長はある?過去に疑われたレースを徹底調査!

競輪ってチーム戦だから八百長とかあったりするのかな??

「競輪に八百長はあるの?」
「八百長をやるとしたらどんな手段があるの?」

競輪に興味をお持ちの方であれば、気になる方もいるのではないでしょうか。

今回は「競輪で八百長はできるか、できないのか」を徹底検証していきます!

この記事で分かること
・競輪の競技規則・ルール
・過去に八百長を疑われたレース

競輪の八百長とは

そもそも八百長とは
勝負事に見せかけて、一方が前もって負ける約束をし、うわべだけの勝負をすること。(引用:ウィキペディア)

競輪に置き換えて説明するとレース前に選手間や外部と連絡のやり取りを行い、事前に負ける約束をして相手に勝たせることを指します。

しかし、競輪には「競輪道」という言葉が存在します。

競輪道とは
競技規則、基本ルールにはない選手間と競輪ファンの間に存在する「暗黙のルール」のことです。

元競輪選手の後閑信一さんは競輪道を「勝負師が戦う上での筋道や一貫性とマナー」と答えています。
(引用:keirin.jp)

暗黙のルール例
・前日のレースコメントと違う並びをしてはいけない
・ライン先頭の選手が風受けになってくれている分、ライン後方の選手は後ろから捲くってくる他の選手を牽制しなければならない
「レースコメント」とは選手がメディアに答えてるコメントです。
下記画像のように公開されており、この情報を元に展開を予想するので、このコメント通りにしようねということです。

選手コメントを確認

選手は実際に八百長はできる?

ここからは競輪の規則、選手たちが置かれている環境の紹介を交えて選手が実際に八百長を行うことができるのか解説します。

レース期間中は外部接触ができない!

レース期間中(開催日+前検日1日)の競輪選手はレース関係者や取材関係の報道陣、親族や一般の方も含めの外部との接触がないよう生活は大きく制限されています!

・ 管理棟への入場制限
管理棟には、許可した者以外は入室させない。

・ 管理棟に出入することの許可を受けた者に対する取締り
許可を受けて管理棟に出入りするすべての者には、車券を購入しないよう指導するとともに、これらの者の選手に関する情報収集を取り締り、外部との連絡を遮断する。
なお、報道関係者の選手に対する取材については、本財団が別に定める「競輪報道関係者の取材要領(例)」に基づき、当該競輪場が定める方法により行うこととする。

・ 売店の利用制限
出場選手の売店は、原則として出場選手及び執務員以外の者には、利用させない。
(引用:競輪の選手管理の要領 7章 第2節)

スマホの持ち込みは禁止!

競輪選手は携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、パソコンなどの通信機器は競輪場の敷地内に持ち込む事は禁止されています!

持ち込んだ場合は管理棟へて提出し帰宅するときまで預けなければいけません。
電話は緊急時のみ管理棟に確認し許可を得ることができれば通話可能ということで、レース中はネット、電話環境は皆無に等しい状態となります。

・携帯電話機等情報通信機器の取扱い
選手が携帯電話機、パソコン等外部と通信可能な情報通信機器を競輪場施設内に持ち込んだ場合は、速やかに提出させ、帰郷時まで保管する。

・電報・電話の取扱い
電報は、必要にして緊急やむを得ないものに限り、直接本人に伝え、若しくは発信を取り次ぎ、重要度の低いもの又は不急のものは競走終了後伝達し、若しくは発信させる。
電話は、必要にして緊急やむを得ないものに限り認めるものとし、その発受には立ち会うこととする。
(引用:競輪の選手管理の要領 7章 第2節)

選手と観客は接触ができない!

レース開催期間中の練習や足見せ、レース中は選手と観客との接触は禁止されています!

(※競輪には出場せず場内イベントのみ参加する選手は除く。)

・ 観客との接触の遮断及び場内の情報収集
選手と観客との接触を遮断するとともに、選手並びに観客の言動及び投票状況に注意し、関係委員と密接な連絡をとってこれらに関する場内の情報収集に努める。
なお、これらに関する情報を入手し、又は異常を感知したときは、その内容を調査し、適切な措置を講ずる。
(引用:競輪の選手管理の要領 7章 第2節)
注意
観客側も投票状況や結果に係るような言動は接触につながる可能性があるため注意が必要となります。

競輪開催中、場内には警備員や関係委員が常時巡回しています。
接触とみなされる行為があれば選手側に違反の疑いがかけられる可能性もあるので「競輪道」に乗っ取りマナーを守って競輪を楽しみましょう。

宿舎では面会・外出が制限されている

競輪出場選手は開催初日の前日から八百長防止のため「宿舎」に宿泊しなければいけません。
この規約は新人選手をはじめ、GⅠクラスのトップ選手でも同様です。

宿舎内でも携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、パソコンなどの通信機器は預けることとなっており、開催期間中において選手は隔離状態となります。
身内や関係者の面会であっても係員が正当な理由と判断しない限り面会することはできません。

・ 宿舎における面会及び外出の制限
宿舎における面会及び外出その他外部との連絡は、正当な理由があって、宿舎における選手管理を行う係員が特別に許諾した場合を除いて認めない。
(引用:競輪の選手管理の要領 7章 第2節

過去の八百長が疑われたレース

過去に八百長を疑われたレースは、悲しくも存在しています。
実例をご紹介します。

2018年大久保花梨選手の携帯持ち込み事件

2018年3月11日久留米競輪で行われたガールズケイリン(初日)にて八百長を疑われる事件がありました。

大久保花梨選手(福岡112期、当時20歳)は競輪学校を首席で卒業していることもあり、選手投票も人気上位となっていましたが、レース展開は序盤にリードを見せるも終盤に急な失速をとなり3着という悪いレース内容に批判の声が殺到しました。

八百長疑惑にまで発展する事件はレース後に発生します。
大久保選手の車内にて違反行為であるスマートフォンの持ち込みと管理棟への預け忘れが発覚。
競輪場の敷地内に持ち込んだとして管理秩序違反により失格、即日契約解除処分となりました。

八百長ではなかった!
持ち込んだスマートフォンは通信会社とは解約済みで音楽鑑賞目的で利用していたとのことですが、違反は違反です。
当日の悪いレース内容と八百長防止のためのルールである通信端末の持ち込みにより八百長が疑われる大事件にまで発展しました。

現在はイメージも払拭し、2020年6月時点では得点も55.61点と好成績を納めながら選手活動と続けています。

八百長を疑われましたが通信会社は解約済みだった為、外部とは連絡をとっておらず八百長疑いは晴れて安心しましたね!

八百長をするリスクの方が高い!

競輪選手は競技規約だけでなく、宿舎や管理棟、競輪場内において公益財団法人JKA(競輪事業組合:競輪のレースと選手管理を行う団体)により厳しく管理されています。

実際に競技規約違反を犯した選手は失格、契約解除という厳しい処分がくだされています。
一度悪い評判が立つと車券の投票率や競輪事業そのものの売上に影響を及ぼし、観客の車券に貢献できないという事態にも繋がりかねません。

実際に八百長を行ったとなれば、選手の処分内容は計り知れません。

選手にとって八百長する方がよっぽどリスクが高い為、やろうと思えばできるかもしれませんがリスク背負ってやることはないでしょうね!

まとめ

今回の記事では八百長は行えるのか、行えないのかについて解説しました。

今回のポイント
・競技規約とJKAにより厳しく管理されている
・競輪選手と競輪ファンには「競輪道」という暗黙のルールが存在している
・開催期間中の競輪選手は隔離状態となり外部との接触は制限されている

しかし、対人コミュニケーションは可能ではあるため100%八百長はできないとも断言できません。
それでも、今日において過去に疑惑はあっても実例はありません。

競輪というスポーツは法的に賭けを行うことが許された競技であるがゆえに八百長を疑われやすいですが、公益事業である競輪を志す選手たちは人としてルールとマナーを大切にする誠実な方々と言えるのではないでしょうか。

競輪ファンの皆様も「競輪道」に乗っ取りルールとマナーを守って楽しみましょう。

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